スズキの車種一覧について
自動車メーカー「スズキ(SUZUKI)」は軽自動車、コンパクトカー、SUV、ミニバン(OEM車)など様々なジャンルで車を販売しています。
各モデルの新車価格や値引き額、性能などについてご紹介させていただきますので、あなたの車選びの参考にしてみてください。
軽自動車
ワゴンR
2017年2月フルモデルチェンジ
「価格」
1,078,920~1,779,840円
「値引き額」
4~16万円
「燃費」
23.4~33.4km/ℓ
「性能と評価」
背の高い(車内が広い)軽ハイトワゴンの元祖的存在で、現行型は6代目になります。
軽自動車初となる「マイルドハイブリッド」を採用しているので燃費性能が高いです。
(ボディが軽いので燃費だけでなく動力性能にも優れています)
インテリアでは水平基調のボディにすることで前方の見晴らしが良くなっているのと、セーフティパッケージ装着車には軽初となる「ヘッドアップディスプレイ」を採用することで視認性を高めています。
安全装備が充実していて、価格も割安で使い勝手の良いモデルとなっています。
スペーシア
2018年12月仕様追加
「価格」
1,333,800~1,908,360円
「値引き額」
6~15万円
「燃費」
24.0~31.0km/ℓ
「性能と評価」
「スペーシア」という名前が付いている通り「車内スペースが広い車」です。
(全高が1700mmを超える背の高いスーパーハイトワゴンです)
特に後席は広いだけでなくシートの座り心地が良く快適になっています。
後席のシートは左右独立型でスライド機能やリクライニング機能が搭載されています。
(シートアレンジが多彩なので実用性が高いです)
安全性能も高く車両と歩行者の両方を検知してくれる自動ブレーキを装備しています。
それと「S-エネチャージ」というモーターアシスト機能を採用しているので、車内が広いスーパーハイトワゴンの中では燃費性能に優れています。
あとは、荷室の開口部の床が低いので荷物の積み降ろしがしやすいです。
アルト
2018年12月一部改良
「価格」
847,800~1,655,640円
「値引き額」
3~15万円
「燃費」
24.6~37.0km/ℓ
「性能と評価」
低燃費、低価格の代表的なモデルです。
燃費の良さは軽自動車ナンバーワンで、ハイブリッドと比べてもトップクラスの性能となっています。
(車両重量を「650kg」という軽自動車の中で最も軽量化することで、高い燃費性能と動力性能を実現しています)
価格も装飾などの華やかさを排除することで、「使いやすくて安い車」にしています。
(自動ブレーキを装備しても約100万円と安いです)
年々、軽自動車の価格は上昇傾向にある中で「安くて良い車」を追求して造っているモデルです。
ハスラー
2018年11月一部改良
「価格」
1,100,520~1,705,320円
「値引き額」
5~16万円
「燃費」
24.2~32.0km/ℓ
「性能と評価」
ハスラーは「ワゴンR」をベースに、軽自動車とSUVを融合させたクロスオーバーモデルです。
最低地上高を高く設定して、荷室に防水素材を使用するなどアウトドアとして使いやすいモデルにしてあります。
4WD車には、下り坂をブレーキ操作なしで一定の速度を保ちながら下ることができる「ヒルディセントコントロール」や、雪道や悪路での発進をサポートしてくれる「グリップコントロール」を装備しています。
燃費を向上させる「S-エネチャージ」や、先進の安全装備「デュアルカメラブレーキサポート」も搭載しています。
SUVテイストな外観のデザインや高い悪路走破性が人気となっているモデルです。
ラパン
2015年6月フルモデルチェンジ
「価格」
1,077,840~1,492,560円
「値引き額」
5~15万円
「燃費」
27.4~35.6km/ℓ
「性能と評価」
オシャレで可愛い女性向けデザインのモデルです。
特に内装は質感が高く、女性が嬉しくなる快適な装備が色々と付いています。
(髪や肌に優しい「ナノイー」のエアコンや、紫外線を99%カットしてくれるガラス、シートヒーターなどが装備されています)
あとは、ボディが軽いのでノーマルエンジンでも動力性能が高いです。
(燃費性能にも優れています)
ジムニー
2018年7月フルモデルチェンジ
「価格」
1,458,000~1,841,400円
「値引き額」
7~12万円
「燃費」
13.2~16.2km/ℓ
「性能と評価」
本格的なオフロード走行ができる唯一の軽自動車です。
ボディが小さく軽いので、砂地や林道、ヒルクライム(登り坂のレース)などで圧倒的な走破性を発揮してくれます。
悪路走破性に特化したモデルなので、オンロード(舗装された道路)での走りや、居住性などの性能はよくないです。
(居住性だけでなく燃費も悪いし、安全装備も付いていないです)
悪路での走行を目的として造られているモデルなので、オンロードしか走らないユーザーだと本来の性能を発揮できないです。
あとは、カスタマイズが好きなユーザーにも人気のあるモデルです。
コンパクトカー
ソリオ
2018年7月一部改良
「価格」
1,459,080~2,231,280円
「値引き額」
10~22万円
「燃費」
23.8~32.0km/ℓ
「性能と評価」
全長と全幅が短く、全高が高く設定されているコンパクトカーです。
コンパクトカーの中でも全長と全幅が短い方なので、市街地や狭い道路でも運転しやすいです。
そして、全高が1700mmを超える高さがあるので室内が広くなっています。
(コンパクトカーの中で最も空間効率に優れているモデルです)
ノーマルエンジンとハイブリッドがラインナップされていて、コンパクトカーの中では燃費が良い方です。
スイフト
2017年7月ニューモデル(ハイブリッド)
「価格」
1,343,520~1,949,400円
「値引き額」
11~23万円
「燃費」
20.0~32.0km/ℓ
「性能と評価」
スイフトはスポーティな走りができるコンパクトカーです。
ボディが軽く、マイルドハイブリッド機能の採用によって燃費性能を高めています。
(ハイブリッド車もありますが、マイルドハイブリッドと比べると価格差を取り戻す為には20万km/h以上走行しなければいけない計算になります)
運転のしやすいボディサイズで取り回し性にも優れています。
あとは、安全面では歩行者を検知する自動ブレーキを装備しているので安全性は高いです。
ただ、後席や荷室が狭いのでファミリーカーには、あまり向いていないです。
ミドルサイズハッチバック
バレーノ
2018年5月一部改良
「価格」
1,544,400~1,728,000円
「値引き額」
11~21万円
「燃費」
20.0~24.6km/ℓ
「性能と評価」
インドの工場で生産されているミドルサイズハッチバックです。
(インドや欧州市場での販売をメインに造られているモデルです)
ワイドボディですが全長は4mと短く運転しやすいサイズになっています。
(インドでは4m以下の全長にすると税金が安くなるので短くしてあります)
ボディサイズの割には車内が広く、走行性能も良いですが国内市場向けに造られていないので、人気になりにくいモデルとなっています。
SUV
イグニス
2016年1月ニューモデル
「価格」
1,382,400~1,875,960円
「値引き額」
10~19万円
「燃費」
25.4~28.8km/ℓ
「性能と評価」
イグニスはコンパクトカーとSUVのクロスオーバーモデルです。
コンパクトカーの最小モデルと同等のサイズで、最低地上高を180mmと高くすることで悪路も走れるようにしてあります。
そして、ボディが軽いので動力性能に優れていてスポーティな走りを楽しむこともできます。
あとは、マイルドハイブリッドを採用しているのでSUVの中では高い燃費性能になっています。
それと歩行者を検知できる先進の安全装備が付いてます。
運転しやすいサイズで、加速が良く、割安なのに安全装備が充実していて、燃費性能も良いので居住性や実用性以外は高い性能を持つモデルです。
エスクード
2017年7月ターボを追加
「価格」
2,658,960円
「値引き額」
14~26万円
「燃費」
16.8km/ℓ
「性能と評価」
エスクードはハンガリーの工場で生産されているコンパクトサイズのSUVです。
前輪駆動がベースで、オンロード(舗装道路)とオフロード(悪路)の両方の走破性を高めているモデルです。
SUVとしては価格が割安になっています。
居住性では、前席は快適に乗車できますが、ホイールベースが短めに設定されているので後席は少し足下が狭くなっています。
ジムニーシエラ
2018年7月フルモデルチェンジ
「価格」
1,760,400~2,019,600円
「値引き額」
8~17万円
「燃費」
13.6~15.0km/ℓ
「性能と評価」
軽自動車のジムニーに1500ccのエンジンを載せたモデルです。
(ジムニーは658ccです)
ジムニー同様に高い悪路走破性を持った本格クロカンモデルです。
(ジムニーより安定した走行ができます)
ただ、基本的にボディはジムニーと変わらないので後席や荷室が狭く、居住性や実用性は低いです。
とても趣味性の強いモデルでカスタマイズや悪路走行を目的としたユーザーの為のモデルです。
SX4クロス
2017年6月一部改良
「価格」
2,062,800~2,278,800円
「値引き額」
8~22万円
「燃費」
15.2~16.2km/ℓ
「性能と評価」
SX4クロスは、ハンガリーの工場で造られているオンロード用のコンパクトSUVです。
(エスクードと同じプラットフォームを使用しています)
外観のデザインはオフロード用のようにゴツくカッコ良いです。
そして、ホイールベースが長めに設定してあるのでコンパクトサイズですが後席の足下が広くなっています。
ただ、残念なのは安全装備に自動ブレーキやサイド&カーテンエアバッグの設定が無いことです。
価格は比較的安いですが、装備内容で他のSUVと比べると見劣りしてしまうのと排気量が少ない割に燃費が良くないです。
現時点では、外観のデザイン以外では選ぶ理由が見つからないです。
ミニバン
ランディ
2016年12月フルモデルチェンジ
「価格」
2,505,600~3,254,040円
「燃費」
15.0~16.6km/ℓ
「性能と評価」
ランディは、スズキ唯一のミニバンで日産セレナのOEM車です。
(OEMというのは、ほとんど同じ車をメーカーを変えて販売することです)
セレナと同じミドルクラスのミニバンです。
(セレナのOEM供給車なので、構造的にはほとんど同じ車です)
車両と歩行者を検知する自動ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」を全車に標準装備してあるので安全性は高いです。
さいごに
スズキの車の多くは、「オフロード性能を追求してる」とか「安さを追求している」といったように、何かに特化しているオンリーワンのモデルが多いです。
(遊び心もあります)
だからこそ、根強い人気(ファン)を持つモデルが多いです。
そして、多くのモデルが高い安全装備を搭載しています。
これからも高い安全性を持ち、オリジナリティのあるオンリーワンモデルを造っていってほしいです。