トヨタSUVランキングについて
トヨタ車SUVモデルの販売数を元にランキング形式でご紹介させていただきます。
評価や値段(車両価格)、値引き額、燃費性能、安全性能などについてご説明させていただきますので、あなたの車選びの参考にしてみてください。
第5位「FJクルーザー」
2010年12月発売(2014年7月一部改良)
2018年1月に生産終了
個性的なデザインと本格的なオフロード走行が魅力の「FJクルーザー」
価格と値引き額
価格:3,240,000~3,466,286円
値引き額:14~33万円
2018年の1月に生産終了が決まっています。
生産終了時期が近くなると注文が増えて値引きされにくくなる可能性が高いので、購入予定があるなら早めの方が良いです。
燃費性能
8.0km/ℓ(JC08モード)
緊急自動ブレーキ
付いていないです。
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4635×1905×1840mm
「総排気量」
3955cc
「エンジン」
V6DOHC
「ホイールベース」
2690mm
「最低地上高」
230mm
「車両重量」
1940kg
「最小回転半径」
6.2m
評価(プロフィール)
昭和の時代に人気があった「ランクル40(FJ40系)」のデザインをモチーフに造られたモデルです。
もともと、国内販売の為に造られたわけではなく、北米向けに造られたモデルでした。
(2006年に北米で販売されて、2010年に国内販売が開始されています)
どこか懐かしいようなレトロ感と、ポップな雰囲気を併せ持つ個性的なデザインとなっています。
ボディカラーは、「ホワイト」以外はすべてツートンカラーです。
シャシー(足回り関連)は、ランドクルーザープラドと同じで高い悪路走破性を持っています。
それと、4WDは「パートタイム式」なので、舗装された道路は2WDで走行して、雪道や悪路では4WDに切り替える仕組みになっています。
(舗装道路での走破性にも優れています)
内装は悪路を走ることに配慮されていて、スイッチ関係は手袋をしても運転しやすい造りになっています。
ドアは観音開きタイプで、リヤドアは開口部が90°開きます。
それと荷室は防水素材が使われているので汚れても掃除がしやすいです。
あとは、バックドアにガラスハッチが付いていて狭い場所での荷物の出し入れに便利です。
デメリットは、ボディが大きくて視界があまり良くないので運転しづらいです。
あとは、安全装備に緊急自動ブレーキが付いていないのと、ボディが大きい割には後席が狭く感じます。
ラインナップ一覧
「グレードと価格」
FJクルーザー:3,240,000円
FJクルーザー(カラーパッケージ):3,342,857円
FJクルーザー(オフロードパッケージ):3,466,286円
FJクルーザー(ブラックカラーパッケージ):3,456,000円
FJクルーザー(ファイナルエディション):3,492,720円
第4位「ランドクルーザー」
2007年9月発売(2017年7月一部改良)
圧倒的なオフロード性能を持つ本格クロカンモデルの「ランドクルーザー」
価格と値引き額
価格:4,728,240~6,836,400円
値引き額:16~33万円
国産車ではライバルがいない状態です。
なので、国産車ではなく、BMWのXシリーズやアウディのQシリーズなど海外プレミアムSUVとの競合となります。
あとは、ジープのチェロキーなどLサイズSUVモデルとの値引き交渉もできます。
燃費性能
6.7~6.9km/ℓ(JC08モード)
緊急自動ブレーキ
「Toyota Safety Sense P」を搭載
対車両は10km/hから作動
歩行者対応で10~80km/h(速度差30km/h以上)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4950×1980×1880mm
「総排気量」
4608cc
「エンジン」
V8DOHC
「ホイールベース」
2850mm
「最低地上高」
225mm
「車両重量」
2490kg
「最小回転半径」
5.9m
評価(プロフィール)
ランドクルーザーは海外向けに造られているモデルで、世界各国の悪路で圧倒的な走破性を発揮している車です。
(国内より海外市場での人気が高いです)
オフロード用の機能として・・・
岩場、ぬかるみ、砂地、深い雪、瓦礫(がれき)など、あらゆる路面状況に対して最適な駆動力にしてくれる「マルチテレインセレクト」を搭載しています。
(マルチテレインセレクトは5つのモードに分かれていて路面状況に適したモードをスイッチで選ぶと自動で走破性を高めてくれます)
その他にアクセルやブレーキを踏まずに低速走行ができる「クロールコントロール」や雪道など滑りやすい路面でスリップを検知すると駆動力の配分を調整してスリップから回復してくれる「アクティブトラクションコントロール」が装備されています。
あとは、オフロード時に視界の悪い前後左右をカメラで映し出してくれる「マルチテレインモニター」も搭載されています。
4WDには駆動力を高める副変速機も装備されています。
それと、V型8気筒4600ccのエンジンを搭載しているのでボディが大きくてもチカラ不足を感じることはなく高い走破性を持っています。
デメリットとしては、サスペンションがオフロード向けに造られているので舗装されたオンロードでは、乗り心地があまり良くないです。
あとは、排気量が大きいので税金が高く、ボディが重いので燃費も悪くコストパフォーマンスは良くないです。
ボディの大きさは全長が約5mで全幅が約2mという大柄ボディなので取り回しには注意が必要です。
そして、大柄ボディの割に車内はあまり広くないです。
ラインナップ一覧
「グレードと価格」
GX:4,728,240円
AX:5,140,800円
AX(Gセレクション):5,860,080円
ZX:6,836,400円
第3位「ランドクルーザープラド」
2009年9月発売(2015年6月一部改良)
舗装されたオンロードでも安定した走りができるオフロードSUV「ランドクルーザープラド」
価格と値引き額
価格:3,349,963~5,133,927円
値引き額:16~32万円
ハリアーや同じトヨタ同士の競合となります。
あとは、ジープのチェロキーでも値引き競争ができます。
燃費性能
9.0~11.8km/ℓ(JC08モード)
緊急自動ブレーキ
「Toyota Safety Sense P」を搭載
対車両は10km/hから作動
歩行者対応で10~80km/h(速度差30km/h以上)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4760×1885×1850mm
「総排気量」
2754cc
「エンジン」
直4DOHC(ディーゼルターボ)
「ホイールベース」
2790mm
「最低地上高」
220mm
「車両重量」
2160kg
「最小回転半径」
5.8m
評価(プロフィール)
ランドクルーザープラドは大柄なボディですが、ランドクルーザーと比べると少しコンパクトなサイズになっています。
そして、ランドクルーザーのように本格的なオフロード機能を搭載していますが、舗装道路での安定した走行もできるモデルです。
ランドクルーザーのようにオフロード性能を高める「マルチテレインセレクト」や「マルチテレインモニター」なども搭載しています。
ランドクルーザープラドには、クリーンディーゼルターボがラインナップされていて高い駆動力を持っています。
(ディーゼル車特有の音はありますが静粛性が高いので気にならないです)
後席も広く居住性が良いです。
荷室は、フラットになって3列目シートの格納は電動で出来るので使い勝手が良いです。
あとは、バックドアにガラスハッチが付いているので狭い場所で荷物を取る時に便利です。
デメリットとしては、ボディが大柄なので取り回し性が良くないのと、床が高いので乗り降りがしにくいです。
ラインナップ一覧
「グレードと価格」
TX(5人乗り):3,349,963円
TX(7人乗り):3,504,109円
TX Lパッケージ(5人乗り):3,802,582円
TX Lパッケージ(7人乗り):3,956,727円
TX(5人乗り):3,964,582円(ディーゼルターボ)
TX Lパッケージ(7人乗り):4,696,037円(ディーゼルターボ)
TZ-G(7人乗り):5,133,927円(ディーゼルターボ)
第2位「ハリアー」
20013年12月発売(2017年6月マイナーチェンジ)
豪華な内装を持つオンロード用SUVの「ハリアー」
価格と値引き額
価格:2,949,480~4,953,960円
値引き額:13~26万円
基本的には「マツダ CX-5」との競合になります。
あとは、「三菱 アウトランダーPHEV」や輸入車であれば「フォルクスワーゲン ティグアン」などでも交渉できます。
燃費性能
12.8~21.4km/ℓ(JC08モード)
緊急自動ブレーキ
「Toyota Safety Sense P」を搭載
対車両は10km/hから作動
歩行者対応で10~80km/h(速度差30km/h以上)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4725×1835×1690mm
「総排気量」
1986cc
「エンジン」
直4DOHC
「ホイールベース」
2660mm
「最低地上高」
190mm
「車両重量」
1630kg
「最小回転半径」
5.6m
評価(プロフィール)
Lサイズボディを持つオンロード用の都会派SUVです。
SUVとしては、最低地上高が低めで一般的な乗用車と比べると悪路走破性は高いですが、舗装されたオンロードを走ることを目的に設計されているモデルです。
ハリアーの大きな魅力は内装の質感の高さです。
内装は高級感とスポーティさを感じることができて贅沢な気持ちになれます。
夜間はブルーのイルミネーションが室内を照らし、より高級サルーンのような気分を味わうことができます。
そして、空間効率が高いので後席の足もとが広く、座り心地も良いので快適な乗車ができます。
2017年の6月のマイナーチェンジによって、新しく「ターボ」が追加されて、パワートレーンは「ノーマルエンジン」「ターボ」「ハイブリッド」の3タイプがラインナップされています。
そして、マイナーチェンジ後は安全装備が強化されて「Toyota Safety Sense P」が全車に標準装備されています。
荷室の広さや使い勝手は、良くも悪くもなくSUVとしては平均的なレベルとなっています。
デメリットとしては、視界があまり良くないのと価格設定が割高に感じることです。
(特にハイブリッドは、トータルで400万円を超えるので高く感じます)
ラインナップ一覧
「グレードと価格」
「ノーマルエンジン」
エレガンス:3,143,880円
プレミアム:3,444,120円
プレミアム(メタル&レザーパッケージ):3,794,040円
プログレス:3,974,400円
プログレス(メタル&レザーパッケージ):4,324,320円
「ターボ」
エレガンス:3,574,800円
プレミアム:3,714,120円
プレミアム(メタル&レザーパッケージ):4,044,600円
プログレス:4,244,400円
プログレス(メタル&レザーパッケージ):4,574,880円
「ハイブリッド」
エレガンス:3,774,600円
プレミアム:4,074,840円
プログレス:4,604,040円
第1位「CH-R」
2016年12月発売
低燃費で走行安定性と安全性に優れている「CH-R」
価格と値引き額
価格:2,516,400~2,905,200円
値引き額:4~9万円
基本的には同じコンパクトSUVの「ホンダ ヴェゼル」や「マツダ CX-3」が競合相手となります。
他にはトヨタ同士での値引き競争もできます。
燃費性能
15.4~30.2km/ℓ(JC08モード)
緊急自動ブレーキ
「Toyota Safety Sense P」を搭載
対車両は10km/hから作動
歩行者対応で10~80km/h(速度差30km/h以上)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4360×1795×1550mm
「総排気量」
1797cc
「エンジン」
直4DOHC
「ホイールベース」
2640mm
「最低地上高」
140mm
「車両重量」
1440kg
「最小回転半径」
5.2m
評価(プロフィール)
CH-Rは、プリウスの先進技術を元に造られた新しいタイプのコンパクトSUVです。
最低地上高は140mmと低く悪路走破性の高いSUVではなく、オンロード用モデルとなっています。
パワートレーンは「1200ccのターボ」と「1800ccのハイブリッド」がラインナップされています。
そして、「2WD」と「4WD」が設定されていて、2WDは全高が1550mmなので立体駐車場を利用しやすいサイズになっています。
(4WDの全高は1560mmです)
ターボはスポーティな走りが出来て、ハイブリッドは駆動力が高く低燃費です。
ハイブリッドとターボでは価格差がそれほどないので、ハイブリッドを選んだからといって損をすることはないです。
(CH-Rは5~6万km/hの走行でノーマルエンジンとの価格差を取り戻すことができます)
外観は個性的なスタイルになっていますが、空力特性を高めるデザインとなっています。
CH-Rの大きな魅力は、ハンドリング性能に優れていて安定した走行が出来ることと、先進の安全技術「Toyota Safety Sense P」を全車に標準装備していることです。
あとは、内装のインパネ周りは上質で未来的な雰囲気があり、「使いやすさ」がよく考えられている造りになっています。
デメリットとしては、後席が狭く感じます。
荷室も広い方ではないので実用性は高くないです。
あとは、後方の視界があまりよくないです。
それと、ハイブリッドにはFF(前輪駆動)しかなく、4WDの設定がされていないです。
ラインナップ一覧
「グレードと価格」
「ターボ」
S-T:2,516,400円
G-T:2,775,600円
「ハイブリッド」
S:2,646,000円
G:2,905,200円
さいごに
トヨタのSUVは「本格的なオフロード用モデル」と「舗装されたオンロード用モデル」にハッキリと分かれています。
そして、オールマイティな性能を持つ万能型というより、何かに特化したタイプの車となっています。
トヨタのSUVは特徴が分かりやすく個性的なので根強いファンが多いです。
これからも個性豊かなSUVを作り続けて欲しいです。