コンパクトSUVの安い車ランキングについて
軽自動車やコンパクトカーのクロスオーバーモデル(ジャンルを超えて融合したモデル)以外のコンパクトサイズSUVで価格の安いモデルをランキング形式でご紹介させていただきます。
同じコンパクトSUVの中でも実用性、居住性、安全性などの性能に大きな違いがあるので、車選びの時の参考にしてみてください。
第8位「トヨタ CH-R」
2016年12月発売
2017年8月一部改良
「価格」
251万6400~290万5200円
「燃費」
15.4~30.2km/ℓ(JC08モード)
「安全装備」
車両と歩行者を検知する緊急自動ブレーキ
「前方の車両に追従するクルーズコントロール」
0~100km/ℓ
「プロフィール」
CH-Rはオンロード用のコンパクトSUVです。
プリウスと同じプラットフォームを採用していて燃費性能に優れています。
ハイブリッドは高い動力性能も持っています。
そして、先進の安全技術にも優れています。
(安全性は高いですが、誤発進抑制機能は付いていないです)
デメリットとしては、後方の視界があまり良くないのと後席が少し狭く感じます。
第7位「スズキ エスクード」
2015年10月発売
2017年7月ターボ車追加
「価格」
234万3600~258万6600円
「燃費」
16.8~18.2km/ℓ(JC08モード)
「安全装備」
車両のみの緊急自動ブレーキ
「前方の車両に追従するクルーズコントロール」
40~100km/ℓ
「プロフィール」
ハンガリーで生産されて日本で販売されている輸入車です。
コンパクトSUVの中では悪路走破性が高いモデルです。
(最低地上高は、185mmあります)
安全面では、緊急自動ブレーキは付いていますが、歩行者は検知しないです。
あとは、誤発進抑制機能も付いていないです。
ただ、カーテン&サイドエアバッグは1.6ℓに標準装備となっています。
それと、新しく「1.4ℓターボ」を追加しています。
1.4ℓターボは、ノーマルエンジン2.0ℓ並の動力性能を持っています。
第6位「スバル XV」
2017年5月発売(フルモデルチェンジ)
「価格」
213万8400~267万8400円
「燃費」
16.0~16.4km/ℓ(JC08モード)
「安全装備」
車両と歩行者を検知する緊急自動ブレーキ
前後の誤発進抑制機能
「前方の車両に追従するクルーズコントロール」
0~100km/ℓ
「プロフィール」
高い安全性能が魅力のコンパクトSUVです。
インプレッサスポーツをベースにしたモデルで、先進の安全装備「アイサイト」や、危険回避をより高めてくれる「アクティブ・トルク・ベクタリング」も搭載されています。
(アクティブ・トルク・ベクタリングはインプレッサの上級グレードにしか搭載されていないモデルです)
他にも「Xモード」の搭載や、最低地上高を200mmにするなど悪路走破性にも優れています。
走行性能や使い勝手にも優れていて、性能を考えるとリーズナブルな価格になっています。
第5位「マツダ CX-3」
2015年2月発売
2017年6月一部改良
「価格」
210万6000~303万4000円
「燃費」
16.6~23.0km/ℓ(JC08モード)
「安全装備」
車両と歩行者を検知する緊急自動ブレーキ
前後の誤発進抑制機能
「前方の車両に追従するクルーズコントロール」
30~100km/ℓ
「プロフィール」
デミオをベースに作られたコンパクトSUVです。
大きな特徴としては、SUVですが立体駐車場に入れる大きさになっていることです。
高い安全性を持ち、走行性能にも優れています。
そして、内装も上質なものになっています。
ただ、居住性や実用性はあまり高くないです。
(後席や荷室が狭く感じます)
走行性能や安全性で選ぶなら満足できるモデルですが、居住性や実用性を重視している場合は、価格が高く感じてしまいます。
第4位「スズキ SX4 Sクロス」
2015年2月発売
2017年6月マイナーチェンジ
「価格」
206万2800~227万8800円
「燃費」
15.2~16.2km/ℓ(JC08モード)
「安全装備」
緊急自動ブレーキなし
「前方の車両に追従するクルーズコントロール」
45~100km/ℓ
「プロフィール」
ハンガリーで生産されている欧州向けのコンパクトSUVです。
マイナーチェンジによって、内外装のデザインを変更して上質なものになっています。
(外観はSUVらしくなっていますが、オンロード用の都会派モデルです)
ホイールベースが長いので後席の足下に余裕があってコンパクトサイズのSUVの中では居住性が高いです。
ただ、残念なのは安全装備が付いていないことです。
緊急自動ブレーキやサイド&カーテンエアバッグの設定が無いです。
価格を抑える為に付けていないのかもしれないですが、せめてオプションでも設定して欲しかったです。
せっかく外観がカッコ良くなったのに、もったいない気がします。
第3位「三菱 RVR」
2010年10月発売
2017年2月一部改良
「価格」
205万8480~248万7240円
「燃費」
14.4~15.4km/ℓ(JC08モード)
「安全装備」
緊急自動ブレーキなし
「前方の車両に追従するクルーズコントロール」
なし
「プロフィール」
コンパクトなサイズのSUVなので運転しやすく、ホイールベースも長めなので後席はあまり狭く感じないです。
ただ、設計が古くなっているのと安全装備が付いてないので他のコンパクトSUVと比べると見劣りしてしまいます。
オンロード向けの都会派SUVですが、4WDであれば悪路や雪道を走ることもできます。
あとは、マイナーチェンジによって、三菱の「ダイナミックシールド」を採用してデザインが変更されています。
「デザインがすごく好き」という訳では無いなら、現時点では選ぶ理由があまり感じられないモデルです。
第2位「日産 ジューク」
2010年6月発売
2015年11月一部改良
「価格」
197万5320~346万8960円
「燃費」
12.6~18.0km/ℓ(JC08モード)
「安全装備」
車両と歩行者を検知する緊急自動ブレーキ
「前方の車両に追従するクルーズコントロール」
なし
「プロフィール」
個性的でユニークなデザインが魅力のコンパクトSUVです。
外観のデザインだけでなく、内装もオシャレになっています。
全長を4200mmに抑えているので取り回し性に優れていて運転がしやすいです。
あとは、軽快な走りができるターボ車「ニスモ」をラインナップしています。
デザイン性に優れていたり、運転のしやすいモデルですが、後方の視界があまり良くないのと後席が少し狭く感じます。
第1位「ホンダ ヴェゼル」
2013年12月発売
2016年2月一部改良
「価格」
192万~288万6000円
「燃費」
19.0~27.0km/ℓ(JC08モード)
「安全装備」
車両と歩行者を検知する緊急自動ブレーキ
前後の誤発進抑制機能
「前方の車両に追従するクルーズコントロール」
30~100km/ℓ
「プロフィール」
ヴェゼルは、クロスオーバーモデルを除外したSUVの中では最も価格が安いモデルです。
そして、コンパクトSUVの中で最も実用性が高く使い勝手の良いモデルでもあります。
(コンパクトサイズのSUVですが、後席や荷室が広いです)
安全性、居住性、実用性などあらゆる面で高い水準にあり、価格も割安で燃費もよくコストパフォーマンスにも優れているので高い人気があります。
細かい部分も定期的に改良されて常に進化しているモデルでもあります。
日常的なことでの使い勝手が良いだけでなく、レジャーでも活躍できるタイプのSUVなのでファミリーカーとしても適しています。
ハイブリッドは動力性能に余裕があって、高い走行性能を持っています。
さいごに
SUV人気が高まっていますが、その中でも「コンパクトSUV」が大人気となっています。
実用性が高く、デザイン性に優れていて、運転しやすいことが人気の理由だと思います。
そして、最近ではSUVであっても「燃費」や「安全性」が重要視されています。
(以前のSUVは、燃費が悪いことが当たり前のことでした)
SUVに限った話ではないですが「価格が高いから良い、価格が安いから良くない」ということも無くなってきています。
(ヴェゼルはあらゆる面で他のモデルより高い性能を持っているのに最廉価グレードの価格は最も安いです)
SUVの進化によって性能に大きな違いが出てきているので、よく調べてからご自身のライフスタイルに合ったモデルをお選びください。