燃費と燃料代の比較ランキングについて
ランキングは「Bセグメントのコンパクトカー」の燃費や燃料代によってランク付けしております。
セグメントは欧州などで車のランク付けとして使われていてコンパクトカーはAセグメントとBセグメントに分かれています。
(パッソなどはAセグメントになります)
それと、同じ燃費性能の場合は、同じ順位で表示しています。
その場合、欠番があります。
第8位「BMW ミニ」
パワートレーン(グレード)
1.5ℓDT/AT(クーパーD)
燃費と燃料代(1000km走行時)
燃費:23.9km/ℓ
燃料代:4602円
燃料の種類
軽油
価格
230万~429万円
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4000×1725×1445mm
「車両重量」
1280kg
「総排気量」
1496cc
プロフィール
「ミニ」は長い歴史を持つイギリスのコンパクトカーでしたが、2001年にBMWブランドとして新しい形に生まれ変わったモデルです。
(以前は軽自動車より小さいスタイルでしたが、新しいブランドになってBセグメントになっています)
現行型は、3代目で個性的でオシャレなデザインが大きな魅力となっている車です。
3ドアと5ドアがあり、パワートレーンは「ガソリン車」と「ディーゼル車」で、すべてターボ仕様となっています。
デザイン性だけでなく、BMW製らしく走行性能にも優れています。
第7位「マツダ デミオ」
パワートレーン(グレード)
1.5ℓDT/AT(XD)
燃費と燃料代(1000km走行時)
燃費:26.4km/ℓ
燃料代:4166円
燃料の種類
軽油
価格
138万2400~224万6400円
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4060×1695×1525mm
「車両重量」
1130kg
「総排気量」
1498cc
プロフィール
高い走行性能とマツダ独自の先進技術を搭載しているモデルです。
より運転しやすいコクピットにする為に人間工学にもとづいたドライビングポジションや、走行に集中できるディスプレイの「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」、安定したコーナーリングができる「Gベクタリングコントロール」など様々な工夫がされています。
内装のデザインも上質なものになっていて、最上級グレードには本革シートを設定しています。
ただ、先進の安全技術を全車に搭載していますが、緊急自動ブレーキは低速用で、歩行者を検知する機能は付いていないです。
(上級グレードなら高速の緊急自動ブレーキをオプションで装備することができます)
第6位「スズキ スイフト」
パワートレーン(グレード)
1.2ℓ+モーター/SMT(ハイブリッド)
燃費と燃料代(1000km走行時)
燃費:32.0km/ℓ
燃料代:4062円
燃料の種類
レギュラーガソリン
価格
134万3520~184万5720円
主要諸元
「全長×全幅×全高」
3840×1695×1500mm
「車両重量」
910kg
「総排気量」
1242cc
プロフィール
スイフトはコンパクトカーの中でも走行性能がトップクラスに優れているモデルです。
現行型は、2016年12月にフルモデルチェンジをして4代目となっています。
先代モデルと比べて、さらに走行性能が向上して、内装の質感も高くなっています。
軽量化をしながら高剛性も高めています。
あとは、ラインナップも豊富で燃費性能に優れている「マイルドハイブリッド」や、スポーティな走行ができる「RS」などを揃えています。
そして、新たにEV走行が可能な「ストロングハイブリッド」も設定されています。
欧州向けに造られているモデルだけあってスポーツ性能を求めるユーザーにとって満足できる車となっています。
第5位「トヨタ ヴィッツ」
パワートレーン(グレード)
1.5ℓ+モーター/電機式CVT(ハイブリッド)
燃費と燃料代(1000km走行時)
燃費:34.4km/ℓ
燃料代:3779円
燃料の種類
レギュラーガソリン
価格
118万1520~223万7760円
主要諸元
「全長×全幅×全高」
3945×1695×1500mm
「車両重量」
1110kg
「総排気量」
1496cc
プロフィール
ヴィッツは低価格、低燃費でコストパフォーマンスに優れているモデルです。
そして、全長が短く取り回し性に優れているので運転しやすい車でもあります。
2017年の1月に欧州では、すでに販売されていた「ハイブリッド」を追加してあります。
ハイブリッドは燃費性能だけでなく内装の質感なども高くなっていますが、価格も高くなります。
突出した性能は特にはないですが、不満を感じさせるこもない水準の性能を持ったモデルです。
第4位「マツダ デミオ」
パワートレーン(グレード)
1.5ℓDT/MT(XD)
燃費と燃料代(1000km走行時)
燃費:30.0km/ℓ
燃料代:3666円
※主要諸元とプロフィールは第7位の「デミオ(1.5ℓDT/AT)」でご紹介させていただいているので省略させていただきます。
第2位「ホンダ フィット」
パワートレーン(グレード)
1.5ℓ+モーター(ハイブリッド)
燃費と燃料代(1000km走行時)
燃費:37.2km/ℓ
燃料代:3494円
燃料の種類
レギュラーガソリン
価格
142万8840~236万7360円
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4045×1695×1525mm
「車両重量」
1170kg
「総排気量」
1496cc
プロフィール
フィットはコンパクトカーの中でも広い室内と荷室を持つ人気モデルです。
2013年に発売されて現行型は3代目になります。
燃料タンクを前席の下に配置することで室内空間を広くしてあります。
多彩なシートアレンジによって様々な使い方ができるので実用性も高いです。
2016年12月のマイナーチェンジで、先進の安全技術「ホンダセンシング」を採用して安全性を高めたり、内外装のデザイン性や質感も高められています。
第2位「日産 ノート」
パワートレーン(グレード)
1.2ℓE(eパワー)
燃費と燃料代(1000km走行時)
燃費:37.2km/ℓ
燃料代:3494円
燃料の種類
レギュラーガソリン
価格
139万3200~245万8080円
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4100×1695×1520mm
「車両重量」
1220kg
「総排気量」
1198cc
プロフィール
2012年に販売が開始され現行型は2代目となるモデルです。
2016年に「e-POWER」が追加されています。
「e-POWER」はエンジンで発電して、バッテリーに電力を蓄電し、貯まった電力でモーターを回して自家発電しながら走れる新しいタイプの車です。
あとは、アクセルだけで加減速できる「1ペダルアシスト」も大きな魅力になっています。
「ECOモード」や「Sモード」があり、Sモードにすると加速が良くなります。
後席に狭さを感じることもなく快適で高い走行性能を持っています。
第1位「トヨタ アクア」
パワートレーン(グレード)
1.5ℓE/電機式CVT(L)
燃費と燃料代(1000km走行時)
燃費:38.0km/ℓ
燃料代:3421円
燃料の種類
レギュラーガソリン
価格
178万5240~208万9800円
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4050×1695×1455mm
「車両重量」
1090kg
「総排気量」
1496cc
プロフィール
アクアはハイブリッド専用車で、コンパクトカーの中では最も燃費性能に優れた車です。
マイナーチェンジ後は、燃費性能が向上しただけでなく、乗り心地や走行安定性も向上してデザインも変更されています。
以前あったグレード「Xアーバン」は名称が「クロスオーバー」に変わり、SUVテイストのクロスオーバーモデルになっています。
燃費性能や走行性能は高いですが、後席と荷室はあまり広くないです。
さいごに
コンパクトカーの大きな魅力は「低燃費」なことです。
軽自動車より価格や維持費は高くなりますが、動力性能と燃費性能に優れています。
特にBセグメントのコンパクトカーは人気が高く、メーカー同士で燃費性能を競って進化している状態です。
ただ、ハイブリッドやクリーンディーゼルは燃費性能は高いですがその分、ガソリン車よりも価格が割高になります。
普段、車をあまり運転しない場合は、燃費が良くても価格差を取り戻せず損をしてしまうことがありますので、ご自身のスタイルに合わせて選ぶようにしてください。