コンパクトSUV外車人気ランキングについて
外車(輸入車)のコンパクトSUVの中で、人気が高いモデルを9台ご紹介させていただきます。
第9位「ミニ ペースマン」
スポーティなクーペスタイルの「ミニ ペースマン」
価格と燃費
価格:308万~477万円
(中古車販売価格:113.4万~398万円)
燃費:12.0~17.1km/ℓ(JC08モード)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4120×1785×1520mm
「総排気量」
1995cc
「ホイールベース」
2595mm
「車両重量」
1410kg
「最小回転半径」
5.8m
プロフィール
クーペスタイルのコンパクトSUVで、スポーティな走りができるモデルです。
スポーティなクーペスタイルらしく、ハンドリング性能やコーナーでの安定性などで高いパフォーマンスを発揮してくれます。
オフロードには適していないのでオンロード重視の都会派SUVとなっています。
3ドアモデルなので後席の乗降性はあまり良くなく、後席の足下も広くないですが窮屈(きゅうくつ)に感じるほどでもないです。
個性的なデザインが大きな魅力となっているモデルです。
※「ミニ ペースマン」は現在、生産が終了(2016年末で終了)しているので販売は中古車のみとなっています。
第8位「ルノー キャプチャー」
運転しやすくてオシャレなコンパクトSUV「ルノー キャプチャー」
価格と燃費
価格:254万~289万2000円
燃費:17.2km/ℓ(JC08モード)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4125×1780×1585mm
「総排気量」
1197cc
「ホイールベース」
2605mm
「車両重量」
1280kg
「最小回転半径」
5.5m
プロフィール
「ルノー キャプチャー」は、フランスのコンパクトSUVです。
コンパクトサイズのSUVですが、ホイールベースが全長の割に長いので車内の空間には余裕があります。
(ホイールベースは前輪の軸(中心)から後輪の軸までの距離のことです)
レジャー向けではなく舗装されたオンロード用の都会派SUVです。
(駆動方式も前輪駆動のみとなっているのでオフロード向けではないです)
1200ccのターボ車ですが、2000cc並の駆動力を持っているので力不足を感じにくいです。
そして、輸入SUVとしては割安な価格になっています。
前後に160mmスライドするリアシートや、フロアの高さを2段階に調節できるラゲッジボードなどが付いていて使い勝手が良いモデルです。
革のシートを装備して内装の質感を高めた特別仕様車も販売されています。
第7位「フィアット500X」
丸みを帯びたオシャレなスタイルが魅力の「フィアット500X」
価格と燃費
価格:288万3600~349万9200円
燃費:13.1~15.0km/ℓ(JC08モード)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4250×1795×1610mm
「総排気量」
1368cc
「ホイールベース」
2570mm
「車両重量」
1380kg
「最小回転半径」
5.5m
プロフィール
デザインがとてもオシャレなイタリアのコンパクトSUVです。
パワーユニットは「1400ccのターボ」のみとなっています。
1400ccのターボは2400cc並の駆動力を持っていますが、登り坂のように負荷が大きくなる場合には少しパワー不足を感じます。
フィアットの「500」シリーズの中で初のSUVで、プラットフォームは「ジープレネゲード」と共通です。
水平基調のボディで運転しやすいモデルです。
第6位「プジョー2008」
開放的なルーフを備え上質なデザインの「プジョー2008」
価格と燃費
価格:262万~285万円
燃費:17.3km/ℓ(JC08モード)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4160×1740×1570mm
「総排気量」
1199cc
「ホイールベース」
2540mm
「車両重量」
1230kg
「最小回転半径」
5.5m
プロフィール
プジョー初のコンパクトSUVで「208」をベースに開発されたクロスオーバーモデルです。
最低地上高が165mmあり、ルーフレールが付いていて外観的にはオフロード対応に見えますが、駆動方式は前輪駆動のみなので悪路走破性は高くないです。
でも、舗装されたオンロードでは安定した走行ができて、1200ccのターボですが2000cc並の駆動力があります。
ホイールベースが短いので後席は、あまり広くないです。
「2008」の魅力はフランス車らしい上質でオシャレな内外装と開放的な「パノラミックガラスルーフ」です。
電動シェードで簡単に開け閉めできて、ガラスは紫外線や熱を大幅にカットする特殊なガラスで出来ています。
夜間にはガラスの両側にブルーの照明がつきます。
安全面では、レーザーレーダーとカメラを使用した安全装備が搭載されています。
第5位「ジープ レネゲード」
優れたオフロード性能を持つジープ初のコンパクトSUV「ジープ レネゲード」
価格と燃費
価格:297万~356万4000円
燃費:10.4~15.5km/ℓ(JC08モード)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4255×1805×1695mm
「総排気量」
1368cc
「ホイールベース」
2540mm
「車両重量」
1430kg
「最小回転半径」
5.5m
プロフィール
ジープで初となるコンパクトサイズのSUVです。
開発自体はジープでしているのですが、生産は親会社のフィアット(イタリアのメーカー)がしています。
内外装共に個性的なデザインをしていて、外観のデザインは1941年に誕生した初代ジープ「ウイリス」のオマージュとなっています。
水平基調のボディなので視界が良く運転しやすいです。
フィアット500Xと同じプラットフォームを使用していて、エンジンもフィアットと同じで、他のジープのような本格的オフローダーというよりは都会派SUVモデルです。
(オフロードも走れますが舗装されたオンロードでの使用を目的に造られています)
上級グレードの「トレイルホーク」には、あらゆる路面で安定した走行をすることができる「セレクテレインシステム」を標準装備しています。
第4位「アウディ Q2」
アウディのSUVの中で最もコンパクトなサイズで優れた安全性能を持つ「アウディ Q2」
価格と燃費
価格:299万~490万円
燃費:17.9~19.8km/ℓ(JC08モード)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4205×1795×1520mm
「総排気量」
1394cc
「ホイールベース」
2595mm
「車両重量」
1340kg
「最小回転半径」
5.1m
プロフィール
2017年4月に発売となったアウディSUVの中で最もコンパクトなサイズのSUVです。
全高が1520mmで全幅が1795mmなので、立体駐車場に入れる大きさになっています。
外観は「ポリゴンデザイン」という多角形な新しいデザインを採用しています。
そして、駆動方式は4WDの設定が無く、すべてFF(前輪駆動)となっています。
エンジンは、1000ccのターボと1400ccのターボですが、車両重量が軽いので走行性能は高いです。
荷室の容量は通常で405ℓ、後席を畳むと1050ℓまで広くなります。
内装も上質で、走行性や実用性、居住性、コストパフォーマンスなど全体的に高い水準のモデルとなっています。
第3位「ベンツ GLA」
重心が低くスポーティな走りが魅力の「ベンツ GLA」
価格と燃費
価格:398万~792万円
燃費:12.3~16.4km/ℓ(JC08モード)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4460×1805×1500mm
「総排気量」
1991cc
「ホイールベース」
2700mm
「車両重量」
1650kg
「最小回転半径」
5.7m
プロフィール
全高を低く抑えてあって、立体駐車場に入ることができるコンパクトサイズのSUVです。
最低地上高が140mmなので、オフロードを走行することもできますが、基本的にはオンロードの走行を目的とした都会派SUVです。
デザインもクーペのようなスタイリッシュなフォルムになっています。
(ボディは空力特性を最適化したデザインです)
内装は上質でスポーティなデザインになっています。
加速性能が良く優れた走行安定性を持っています。
安全面では、先進の安全技術が搭載されています。
運転しやすく、走る楽しみを味わうことができるSUVです。
第2位「ミニ クロスオーバー」
優れたデザイン性と先進技術を持つ「ミニ クロスオーバー」
価格と燃費
価格:393万~556万円
燃費:14.0~21.3km/ℓ(JC08モード)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4315×1820×1595mm
「総排気量」
1995cc
「ホイールベース」
2670mm
「車両重量」
1630kg
「最小回転半径」
5.4m
プロフィール
SUVの中では比較的コンパクトなサイズですが、「ミニ」の中では最も大きいモデルです。
現行型は2代目で、2017年2月のフルモデルチェンジによってボディサイズが一回り大きくなって、車内も広くなっています。
そして、荷室の容量も「450ℓ」と余裕のある広さになっています。
走行面では、力強い加速性能を持ち走りの質感が高いです。
最低地上高が165mmあるので、コンパクトSUVの中でも悪路走破性は高い方です。
内外装のデザインは、とてもオシャレで先進的なものになっています。
室内空間がとても上質なものになっています。
ミニ クロスオーバーは、とても使い勝手の良いモデルです。
第1位「BMW X1」
優れた走破性を持つプレミアムコンパクトSUVの「BMW X1」
価格と燃費
価格:405万~614万円
燃費:14.3~19.6km/ℓ(JC08モード)
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4455×1820×1610mm
「総排気量」
1995cc
「ホイールベース」
2670mm
「車両重量」
1690kg
「最小回転半径」
5.3m
プロフィール
「X1」は、Xシリーズの中で最もコンパクトなサイズのモデルです。
(BMWはSUVタイプのモデルをSAV(スポーツ・アクティビティ・ビーグル)と呼んで「Xシリーズ」と名付けています)
現行型は2代目で、先代はBMW3シリーズをべースにしていたのに対して、現行型は2シリーズと同じ前輪駆動のプラットフォームを使用しています。
(駆動方式が先代の後輪駆動から前輪駆動に変わっています)
エンジンは、すべてターボ車で「1500ccの直3ガソリン」「2000ccの直4ディーゼル」「2000ccのガソリン」となっています。
動力性能やハンドリング性能など「走り」に関する面で、他のコンパクトSUVモデルと比べて、かなり高いものになります。
あとは、先進の安全技術を搭載して高い安全性能を持っています。
X1は、SUVモデルですが着座位置が低いのでハッチバックに乗っているような感覚になります。
スタイルもSUVというよりはスポーティなクーペのようにシャープなデザインになっています。
SUVとしての機能を重視するなら「sDrive(FF)」ではなく「xDrive(4WD)」を選んだ方が良いです。
さいごに
外車(輸入車)のコンパクトSUVはオフロードを走るためというより、舗装されたオンロードでの走りを目的として造られているモデルが多いです。
(国産車と違い4WDの設定が無く前輪駆動のみのモデルが多いです)
そして、運転しやすくスポーティな走行が出来るのが大きな特徴となっています。
(オフロード性能は高くないです)
あとは、ボディ自体はコンパクトでもホイールベースを長くすることで、車内を広くして居住性を高めています。
デザイン面でも、輸入車ならではの個性的でオシャレなものが多いです。
コンパクトSUVに関しては、価格の面でも国産車と変わらないほど手に入りやすい価格になってきています。
世界的にSUV人気は高まっているので、今後もさらにラインナップが増えていくでしょう。
より先進的で、個性的で、安全で、走りを楽しむことのできるこれからのコンパクトSUVの進化が楽しみです。