商用車とは?軽バン、軽トラ、軽ボンネットバンの一覧をご紹介!

商用車とは?

「商用車」というのは仕事で使うことを目的として開発された車のことです。

種類は「軽トラック」「軽商用ワンボックス(軽バン)」「軽ボンネットバン(軽ボンバン)」「普通商用車」などがあります。

仕事用の車なので、インテリアが簡素で実用性重視となっています。

使う用途によって、選ぶタイプが違ってくるので、あなたが商用車を選ぶ時の参考にしてみてください。

軽商用ワンボックス(軽バン)

軽のワンボックスには乗用車タイプと商用車タイプがあって、4ナンバーの軽商用車が「軽商用ワンボックス(軽バン)」となります。

スズキ エブリイ

「価格」
92万3400~146万6640円

「プロフィール」
軽バンで初めて、緊急自動ブレーキ(レーダーサポート)を搭載したモデルです。

(レーダーサポートは、30km/h以下の低速用緊急自動ブレーキとなっていて、グレード「JOIN」に装備されています)

荷室は軽バンの中で、トップクラスの広さとなっています。

三菱 ミニキャブ・ミーブ

「価格」
176万9040~215万280円

「プロフィール」
軽バンの中で唯一の電気自動車です。

充電には「普通充電」と「急速充電」があります。

家庭では普通充電をして、外出先では全国に設置してある充電スタンドで充電をすることになります。

(急速充電の場合は35分で80%の充電ができます)

バッテリーには2種類があり、満充電の状態で100km走行が可能なタイプと150km走行が可能なタイプがあります。

ダイハツ ハイゼットカーゴ

「価格」
93万6000~146万7257円

「プロフィール」
1961年の発売から現在のモデルで10代目となる長い歴史を持つ車です。

エンジンはノーマルエンジンとターボがラインナップされています。

ハイゼットカーゴの魅力は、ロングホイールベースの採用によって安定した走行が出来る事と後席を畳むと荷室の長さが最大で「1860mm」にもなることです。

ホンダ アクティバン

「価格」
111万5000~135万5200円

「プロフィール」
アクティバンの特徴は、「MR方式」という構造を採用していて、キャブオーバー型(エンジンの上に運転席がある)よりも後ろの方にエンジンを搭載することで、空荷の状態でも安定した走行ができるようになっています。

あとは、路面状況によって2WDから4WDに自動で切り替わります。

(雪道のような滑りやすい路面でも走りやすくなっています)

あとは、エンジンが後方にあるので静粛性にも優れています。

軽バンに関するさらに詳しい情報は、こちらの記事をお読みください。
          ↓

軽バン人気ランキング!おすすめの軽ワンボックスバン8選とは?

軽トラック

軽トラックは、8つのメーカーから9モデルが販売されています。

ですが、ほとんどのモデルは他車で製造して別メーカーから販売する「OEM車」です。

製造から販売まで同じメーカーで行っているのは3モデルだけです。

OEM車は、ほとんど同じなので3モデルのみご紹介させていただきます。

9モデルすべての情報は、こちらの記事をご覧ください。
         ↓

軽トラ人気ランキング!軽トラの荷台の大きさや燃費の違いとは?

ホンダ アクティトラック

「価格」
79万~117万9600円

「プロフィール」

アクティトラックは最低地上高を185mmにすることによって、悪路走破性を高めてあります。

そして、後輪駆動で専用のサスペンションやMR方式を採用することによって空荷でも安定した走行ができるようになっています。

あとは、最小回転半径が「3.6m」なので、小回りもききます。

スズキ キャリイ

「価格」
68万4720~126万4680円

「プロフィール」
キャリイは1961年の販売から現行型は12代目となる長い歴を持つモデルです。

キャリイは荷台が広く、床面までの高さが低く設定されているので荷物が積みやすく実用性の高いモデルです。

そして、「ショートホイールベース」を採用しているので荷物を積んだ時にバランスが良く悪路も走りやすくなっています。

あとは、ボディを「防錆鋼板」仕様にしてあり、長期のサビ保証も付いています。

運転席には、140mmスライド機能が付いているので、体が大きくても余裕を持って運転することができます。

ダイハツ ハイゼットトラック

「価格」
65万3400~129万6000円

「プロフィール」

ハイゼットトラックは軽トラの中で一番人気の高いモデルです。

荷台の広さは、キャリイと同じで軽トラでトップクラスの広さとなっています。

そして、荷台のフックが25個も付いていて使い勝手が良いです。

それと「防錆鋼板」されていて、燃費性能も軽トラの中でトップクラスの低燃費となっています。

(オプションのエコバッグ装着者は燃費が21km/ℓで、その他は19.6~17.4km/ℓです)

あとは、紫外線や赤外線をカットするガラスや空気を綺麗にする「スーパークリーンエアフィルター」もオプションで付けることができます。

運転席には140mmのシートスライド機能が付いています。

そして、軽トラでは唯一の電子制御式4速ATを採用していて、ぬかるみから脱出しやすいスーパーデフロックも付いています。

軽ボンネットバン(軽ボンバン)

軽ボンネットバンは、軽自動車のセダンと似ていますが、商用モデルで荷室の大きさが決まっていることからリアシートは狭くなっています。

低価格、低燃費なので企業の社用車として使われることが多いです。

スズキ アルトバン

「価格」
69万6600~93万4200円

「プロフィール」
低価格、低燃費でコストパフォーマンスに優れている商用車です。

ボディが軽いので燃費だけでなく動力性能も高いです。

乗用車と比べると車内の造りが簡素ですが、その分低価格で販売されています。

軽の商用車で初めて緊急自動ブレーキを搭載した車でもあります。

(低速域でのレーダーブレーキサポートを搭載しています)

あとは、誤発進抑制機能も装備されていて価格の割に安全装備が充実しています。

ダイハツ ミライース

「価格」
84万2400~103万6800円

「プロフィール」
ミライースは乗用車なのですが、グレードの「B」は商用車となります。

そして、ミライースの大きな魅力は「燃費性能」です。

「35.2km/ℓ」というハイブリッド並の低燃費となっています。

安全面では、歩行者も検知してくれる「スマートアシストⅡ」を装備することができます。

あと、ミライースの商用車は乗用車と違い、後席にパワーウインドウが付いていないです。

ダイハツ ミラバン

「価格」
74万571~94万8343円

「プロフィール」
ダイハツのミラバンは低価格が魅力のモデルです。

乗用車のミラは4ドアですが、ミラバンは2ドアとなっています。

あとは、ミラのトランスミッションは5MTのみなのに対して、ミラバンはMTだけでなくとCVTも採用しています。

フロントドアが約90度開くので、助手席などに置いた荷物が取りやすくなっています。

ダイハツ ハイゼットキャディー

「価格」
118万8000~154万4400円

「プロフィール」
軽自動車の中で最も広い室内を持つ「ウェイク」をベースに造られている商用車です。

荷室高が1235mmもあるのと荷台が低いので、大きい荷物でも積みやすくなっています。

荷室には床下収納もあって、デッキボードを跳ね上げればさらに高い荷物を積むこともできます。

そして、多くの商用バンは運転席の下にエンジンを搭載していますが、ハイゼットキャディーはボンネットにエンジンがあるFF(前輪駆動)で、運転席のシートを低くしてあるので乗り降りもしやすくなっています。

あとは、オプションですが「上下2段に分ける荷室ボード」や「防水素材の縁高荷室シート」などもあり、様々な使い方ができるようになっています。

普通商用車

普通商用車は軽自動車以外の商用車になります。

トヨタ ハイエースバン

「価格」
199万145~368万5371円

「プロフィール」
普通商用車の中で圧倒的な人気を誇るモデルです。

商用目的でなく趣味として使う人にも人気があります。

長さが「ロング」や「スーパーロング」から選べて、幅が「標準装備」と「ワイドボディ」、高さは「標準ルーフ」「ミドルルーフ」「ハイルーフ」から選べるようになっています。

あとは、特装車として「冷凍バン」や「保冷バン」もラインナップされています。

エンジンは、2000cc、2700ccのガソリン車と3000ccのディーゼル車があります。

日産 e-NV2000

「価格」
329万4000~374万1120円

「プロフィール」
e-NV2000は、電気で走る商用車です。

航続距離は、満充電で約190kmも走ることができます。

普通充電と急速充電があり、普通充電は8時間で急速充電の場合は30分で8割の充電ができます。

そして、電気の供給もできて最大負荷が1500wで、1000wだと8時間利用できます。

商用目的でなくてもアウトドアや災害時などでも幅広く便利に使うことができるモデルです。

さいごに

商用車の多くは低価格で実用性に優れています。

そして、最近では安全性を重視しているモデルが増えてきています。

性能は上がっていますが、まだまだ種類が少ないジャンルでもあります。

(軽トラにいたっては、ほとんどがOEM車です)

乗用車では、クロスオーバーモデルなど様々な新しいタイプのモデルが出来てきているので、商用車でも利用者がより良い使いやすく、選べる幅の広いジャンルになっていってほしいです。

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