軽ターボの燃費比較ランキングについて
軽自動車の魅力の一つに「燃費の良さ」があります。
ただ、ノーマルエンジンは燃費が良いのですが、動力性能に物足りなさを感じてしまう場合が多いです。
そういった理由もあり、ほとんどの軽自動車には「ターボ」がラインナップされています。
これから、ターボ車の中で燃費が良いモデルを9台ご紹介させていただきますので、あなたの車選びの参考にしてみてください。
※ 一つの車種の中に複数グレードのターボ車があって、同じ燃費性能だった場合は、一番グレードの低いモデルをご紹介させていただいております。
(一つの車種にターボ車のグレード複数ある場合は、一つのグレードだけをご紹介させていただいております)
※ それと同率の順位モデルが複数ある場合は、順位の数字が抜けている場合があります。
第9位「ダイハツ コペン」
電動式のハードトップを備えた2人乗り用スポーツクーペの「コペン」
コペン(ターボ)のグレードと燃費
グレード:ローブ(FF/CVT)
燃費:25.2km/ℓ(JC08モード)
エンジン最高出力と最大トルク
エンジン最高出力:47kW(64ps)
エンジン最大トルク:92N・m(9.4kgf・m)
コペン(ターボ)の価格
1,852,200~2,127,600円
プロフィール
エンジンは、全グレードがターボを装着しています。
異なる3つのタイプから選べて、電動で開閉するルーフが魅力のオープンカーです。
(ルーフのロックを解除すれば約20秒でオープンになります)
高い動力性能を持ち、重心が低いので走行安定性に優れています。
(ハンドリング性能も良いです)
緊急自動ブレーキは装備されていないです。
第8位「ホンダ Nワン」
愛らしいデザインが魅力の「Nワン」
Nワン(ターボ)のグレードと燃費
グレード:ツアラー(FF/CVT)
燃費:25.8km/ℓ(JC08モード)
エンジン最高出力と最大トルク
エンジン最高出力:47kW(64ps)
エンジン最大トルク:104N・m(10.6kgf・m)
Nワン(ターボ)の価格
1,445,000円
プロフィール
昔、販売されていた「N360」をモチーフにして作られたデザイン重視のモデルです。
N360と同じ丸形ヘッドライトが個性的で愛らしいデザインになっています。
インテリアもシンプルながら使い勝手が良く質感も高いです。
ターボは、実用回転域でのトルクを重視していて、高い動力性能を持っています。
ただ、趣味性の強いモデルなので実用性はあまり高くないです。
第6位「ホンダ Nワゴン」
個性的ではないですがオールマイティに高い水準の性能を持つ「Nワゴン」
Nワゴン(ターボ)のグレードと燃費
グレード:G・ターボパッケージ(FF/CVT)
燃費:26.0km/ℓ(JC08モード)
エンジン最高出力と最大トルク
エンジン最高出力:47kW(64ps)
エンジン最大トルク:104N・m(10.6kgf・m)
Nワゴン(ターボ)の価格
1,320,000~1,515,000円
プロフィール
突出した個性は無いですが、居住性、燃費、実用性などあらゆる面で高い水準の性能を持つモデルです。
価格も割安に設定されているのでコストパフォーマンスも良いです。
セダンのようなスタイルですが、全高は1665mmと割と高めのハイトワゴンとなっています。
内装の質感が良く、車内も広めに設定されています。
あとは、後席の下にトレイが付いていて、長い物や靴などを入れておくことができます。
(トレイは、幅が99cmで奥行きは33cmあります)
その他の収納設備も充実していて実用性が高いです。
同率第6位「ダイハツ タント」
高い実用性と居住性と安全性を持つ「タント」
タント(ターボ)のグレードと燃費
グレード:Xターボ”SAⅢ”(FF/CVT)
燃費:26.0km/ℓ(JC08モード)
エンジン最高出力と最大トルク
エンジン最高出力:47kW(64ps)
エンジン最大トルク:92N・m(9.4kgf・m)
タント(ターボ)の価格
1,501,200~1,749,600円
プロフィール
背の高いスーパーハイトワゴンです。
「ミラクルオープンドア」という大開口部のスライドドアが大きな魅力となっています。
あとは、シートアレンジが多彩なので様々な用途に合わせて使うことができます。
安全面では、歩行者を検知して警告してくれるだけでなく、緊急自動ブレーキにも対応しています。
ファミリー層だけでなく、乗り降りが苦手な高齢者がいるユーザーからも高い人気を得ています。
第5位「スズキ スペーシア」
名前の通り車内が広く走行性能と安全性能にも優れている「スペーシア」
スペーシア(ターボ)のグレードと燃費
グレード:カスタムZターボ(FF/CVT)
燃費:26.8km/ℓ(JC08モード)
エンジン最高出力と最大トルク
エンジン最高出力:47kW(64ps)
エンジン最大トルク:95N・m(9.7kgf・m)
スペーシア(ターボ)の価格
1,598,400~1,721,520円
プロフィール
スペーシアは、全高が1700mmを超える背の高いスーパーハイトワゴンです。
車内が広いだけでなく、収納設備が充実していて荷室も広いので、とても実用性が高いです。
あとは、車両重量が軽いので燃費が良く、走行性能も優れています。
安全性も高く、2個のカメラで歩行者も検知してくれる緊急自動ブレーキも搭載しています。
ただ、車内は広いですが、スライドドアの開口部はあまり広くないです。
第4位「ダイハツ キャスト」
タイプの違う個性的な3つのモデルから選ぶことができる「キャスト」
キャスト(ターボ)のグレードと燃費
グレード:アクティバGターボ”SAⅡ”(FF/CVT)
燃費:27.0km/ℓ(JC08モード)
エンジン最高出力と最大トルク
エンジン最高出力:47kW(64ps)
エンジン最大トルク:92N・m(9.4kgf・m)
キャスト(ターボ)の価格
1,517,400~1,620,000円
プロフィール
キャストは、クロスオーバーSUVの「アクティバ」、メッキ装飾を施した「スタイル」、スポーツカーモデルの「スポーツ」という3種類のタイプから選ぶことができます。
ムーヴをベースに作られているモデルなので、スポーツ以外でも走行性能は高い方です。
内装の質感が高く、後席は左右独立型のスライド機能が付いていて、荷室も使いやすいです。
安全面では、警報のみですが歩行者を検知することができる緊急自動ブレーキを装備しています。
第3位「ダイハツ ムーヴ」
ハイトワゴンながら高い走行性能を持つ「ムーヴ」
ムーヴ(ターボ)のグレードと燃費
グレード:Xターボ(FF/CVT)
燃費:27.4km/ℓ(JC08モード)
エンジン最高出力と最大トルク
エンジン最高出力:47kW(64ps)
エンジン最大トルク:92N・m(9.4kgf・m)
ムーヴ(ターボ)の価格
1,317,600~1,625,400円
プロフィール
居住性や実用性を重視している軽自動車が多い中でムーヴは「質の高い走り」を重視しているモデルです。
前後にスタビライザーを装着しているので、背が高いハイトワゴンでも曲がるときに傾きを抑えることができます。
あとは、サスペンションの改良や軽量高剛性ボディ、細かいドライビングポジションの調整、静粛性などによって快適で安定した走行ができます。
それと、ハイトワゴンなので車内も広く、後席を畳めば荷室も広く使うことができます。
ただ、他のライバルモデルと比べると安全性能で少し見劣りします。
第2位「スズキ ハスラー」
優れた実用性を持つSUVテイストの「ハスラー」
ハスラー(ターボ)のグレードと燃費
グレード:Gターボ(FF/CVT)
燃費:27.8km/ℓ(JC08モード)
エンジン最高出力と最大トルク
エンジン最高出力:47kW(64ps)
エンジン最大トルク:95N・m(9.7kgf・m)
ハスラー(ターボ)の価格
1,359,720~1,674,000円
プロフィール
軽自動車とSUVのクロスオーバーモデルです。
全高が1600mm以上のハイトワゴンで、車内が広く、シートアレンジも多彩で荷室の使い勝手も良いので、あらゆる場面で活躍できる車です。
ハイトワゴンですが、前側にスタビライザーが付いているのでカーブでも安定した走りができます。
先進の緊急自動ブレーキを装備してあるので安全性も高いです。
あとは、デザインがSUV風なだけでなく、最低地上高が175mmもあるのでデコボコ道でも乗り越えやすいのと、雪道でも走行がしやすいです。
そして、荷室には汚れを拭き取りやすい素材の「ラゲッジボード」を使用しています。
(最廉価グレードにはラゲッジボードが装備されていないです)
収納設備も充実していて使うユーザーのことをよく考えてあるモデルです。
第1位「スズキ ワゴンR」
優れた燃費性能と走行性能が魅力の「ワゴンR」
ワゴンR(ターボ)のグレードと燃費
グレード:スティングレーハイブリッドT(FF/CVT)
燃費:28.4km/ℓ(JC08モード)
エンジン最高出力と最大トルク
エンジン最高出力:47kW(64ps)
エンジン最大トルク:98N・m(10.0kgf・m)
ワゴンR(ターボ)の価格
1,658,880円
プロフィール
背の高いハイトワゴンの草分け的な存在のモデルです。
マイルドハイブリッドの採用によって、減速時にエネルギーをバッテリーに充電して低燃費を実現すると共に、加速もアシストしてくれます。
車内は広く、シートアレンジが多彩で荷室の使い勝手も良いので実用性が高いです。
(後席のシートは左右独立型のスライド機能とリクライニング機能が付いています)
緊急自動ブレーキは、歩行者を検知できるもので安全性は高いのですが、標準車にはサイドエアバッグが装備されていないです。
オールマイティに高い性能を持つ万能モデルです。
さいごに
多くの軽自動車は、ノーマルエンジンだと動力性能に物足りなさを感じる場合があります。
なので、ほとんどのモデルでターボもラインナップしています。
ただ、軽自動車のターボはノーマルエンジンに比べると燃費性能が低くなってしまいます。
(それでも、他のジャンルのモデルと比べると燃費性能は高い方です)
軽自動車の「燃費の良さ」は大きな魅力なので、各モデルのターボ車の燃費を比べてお車選びの参考にしてみてください。