コンパクトカーの中の広い車内ランキングについて
コンパクトカーの「広い車内」のランク付けは、「室内長」「室内幅」「室内高」の3つを掛けた合計値で計算しています。
それと、同じメーカーの姉妹車や別メーカーとの共同開発の場合は、車内の広さが同じになっている場合があります。
そして、広さだけでなく価格や機能なども共通しているモデルが多いです。
そういった車に関しては、販売台数が多い人気のモデルのみをご紹介させていただいております。
コンパクトカーの中で、車内が広いモデル10台をご紹介させていただきますので、あなたの車選びの参考にしてみてください。
第10位「日産 マーチ」
視界が良く、扱いやすいサイズで運転しやすい「マーチ」
車内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1905×1370×1270mm
価格と燃費
「価格」
1,151,280~1,842,480円
「燃費」(JC08モード)
18.4~23.0km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
3825×1665×1515mm
「車両重量」
950kg
「総排気量」
1198cc
「最小回転半径」
4.5m
評価
30年以上の歴史がある車で、現行型は4代目となりタイで生産された輸入車となっています。
コンパクトカーの中でも比較的小さい方で、視界も良いので運転しやすいモデルです。
そして、先代に比べるとホイールベースを広げてある分、居住性は良くなっています。
ただ、後席の足下は少し狭く感じます。
あとは、荷室も狭く、内装の質感や走行安定性も高くはないです。
それと、自動ブレーキも付いていないです。
スポーティモデルの「ニスモ」は、走りを楽しむことができる車になっています。
第9位「トヨタ ヴィッツ」
高い燃費性能と動力性能が魅力の「ヴィッツ」
車内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1920×1390×1250mm
価格と燃費
「価格」
1,181,520~2,076,840円
「燃費」(JC08モード)
17.2~34.4km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
3945×1695×1500mm
「車両重量」
1000kg
「総排気量」
1329cc
「最小回転半径」
4.7m
評価
現行型は3代目で、ヴィッツの歴代の中では最も大きいボディをしています。
車内の広さに関しては、広くはないですが不満を感じるほど狭くもないです。
荷室も同じように広くはないですが、コンパクトカーの中では一般的なサイズとなっています。
ヴィッツの大きな魅力は燃費性能の良さで、ハイブリッド車の場合は「34.4km/ℓ」という低燃費になっています。
(ノーマルエンジンも燃費は良い方です)
あとは、ボディが軽いので動力性能にも優れています。
安全面では、歩行者を検知してくれる自動ブレーキを搭載しています。
第8位「スズキ スイフト」
優れた動力性能を持つスポーツモデルの「スイフト」
車内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1910×1425×1255mm
価格と燃費
「価格」
1,343,520~1,949,400円
「燃費」(JC08モード)
20.0~32.0km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
3840×1695×1500mm
「車両重量」
890kg
「総排気量」
1242cc
「最小回転半径」
4.8m
評価
スイフトは海外向けに作られているスポーツ性の高いモデルです。
動力性能や走行安定性に優れているので「走り」を楽しむことができます。
それと、安全性や燃費性能も優れています。
ただ、居住性に関しては後席の足下が少し窮屈に感じます。
後席や荷室は広くないですが、前席は快適に乗ることができて運転もしやすいです。
第7位「日産 キューブ」
オシャレで個性的なデザインが魅力の「キューブ」
車内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1950×1395×1275mm
価格と燃費
「価格」
1,620,000~2,030,400円
「燃費」(JC08モード)
19.0km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
3890×1695×1650mm
「車両重量」
1200kg
「総排気量」
1498cc
「最小回転半径」
4.6m
評価
直線基調のボディで前後席ともに広めの居住空間となっています。
デザインが内外装とも個性的で、選べる幅も広いので自分好みのオリジナリティがある車にすることができます。
あとは、バックドアが横開きになっています。
ただ、自動ブレーキが装備されていないので他のコンパクトカーと比べてしまうと見劣りしてしまう部分があります。
第6位「トヨタ パッソ」
コンパクトカーの中で最もサイズが小さい「パッソ」
車内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1975×1420×1270mm
価格と燃費
「価格」
1,150,200~1,830,600円
「燃費」(JC08モード)
24.4~28.0km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
3650×1665×1525mm
「車両重量」
910kg
「総排気量」
996cc
「最小回転半径」
4.6m
評価
コンパクトカーの中でも、かなり小さいサイズのモデルです。
軽自動車並のコンパクトサイズですが、後席が狭くならない造りになっています。
燃費性能が良く、ハイブリッド以外のコンパクトカーの中では一番燃費が良いです。
あとは、本体価格も割安なのでコストパフォーマンスに優れているモデルとなっています。
安全装備は、歩行者を検知してくれる自動ブレーキが搭載されています。
姉妹車の「ダイハツ ブーン」も同じ車内の大きさになっています。
第5位「ホンダ フィット」
コンパクトサイズですが、車内と荷室が広く実用性が高い「フィット」
車内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1935×1450×1280mm
価格と燃費
「価格」
1428,840~2,419,200円
「燃費」(JC08モード)
19.2~37.2km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
3955×1695×1525mm
「車両重量」
1080kg
「総排気量」
1496cc
「最小回転半径」
4.9m
評価
全長を4m以下にして運転しやすいサイズにしてあり、全高も1550mm以下にすることで立体駐車場に入りやすくしてあります。
そして、コンパクトサイズなのに車内や荷室が広く実用性の高いモデルです。
コンパクトなボディなのに車内や荷室が広いのは、燃料タンクを前席の下に搭載してあるからです。
安全装備もコンパクトカーの中では高い水準にあり、安全性が高いです。
それと、ボディが軽いので燃費が良く、動力性能も高いです。
第4位「日産 ノート」
コンパクトカーの中でトップクラスの燃費性能を持つ「ノート」
車内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
2065×1390×1255mm
価格と燃費
「価格」
1,421,280~2,569,320円
「燃費」(JC08モード)
18.2~37.2km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4100×1695×1520mm
「車両重量」
1220kg
「総排気量」
1198cc
「最小回転半径」
4.9m
評価
「ノート e-POWER」は、優れた燃費性能を持ち、先進の運転支援システムを搭載しています。
そして、運転しやすいサイズで動力性能も優れています。
(ノーマルエンジンの動力性能はあまり高くないです)
あとは、居住性にも優れていて、車内が広く乗り心地も良いです。
(後席は広いですが、荷室は少し狭く感じます)
それと、歩行者を検知する自動ブレーキを標準装備してあります。
アクセルだけで速度を調節したり、停止できる「ワンペダル操作」を採用している新しいタイプのモデルとなっています。
第3位「トヨタ スペイド」
助手席側にスライドドアを装着している「スペイド」
車内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
2160×1420×1380mm
価格と燃費
「価格」
1,828,440~2,128,680円
「燃費」(JC08モード)
16.0~22.2km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
3995×1695×1690mm
「車両重量」
1170kg
「総排気量」
1496cc
「最小回転半径」
5.0m
評価
比較的、背の高いコンパクトカーなので天井が高く車内も広めです。
内外装ともに個性的なデザインになっていて、左側(助手席側)のみスライドドアになっています。
(運転席側は横開き式です)
そして、助手席には700mmのスライド機能が付いていたり、背もたれを倒すとテーブルとして使えるようになります。
あとは、自動ブレーキが標準装備されています。
「ポルテ」は、姉妹車で車内が同じ大きさになっています。
※スペイドもポルテも同じトヨタ車ですが、販売店が違っていてスペイドは「カローラ店」「ネッツ店」でポルテは「トヨタ店」「トヨペット店」での取り扱いとなっています。
第2位「トヨタ ルーミー」
背の高いコンパクトカーで実用性に優れている「ルーミー」
車内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
2180×1480×1355mm
価格と燃費
「価格」
1,463,400~2,008,800円
「燃費」(JC08モード)
21.8~24.6km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
3700×1670×1735mm
「車両重量」
1100kg
「総排気量」
996cc
「最小回転半径」
4.6m
評価
全長を短くすることで運転しやすく、全高を高くすることで居住性を高めているモデルです。
荷室の使い勝手が良いので実用性にも優れています。
あとは、歩行者も検知できる自動ブレーキを装備してあります。
ターボ車もラインナップされていますが、排気量が少ない割にボディが重たいのでノンターボは動力性能に非力さを感じます。
上級グレードには両側スライドドアを採用していますが、他のグレードは助手席側のみのスライドドアとなっています。
第1位「スズキ ソリオ」
居住性、実用性に優れていて、とても使い勝手の良い「ソリオ」
車内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
2515×1420×1360mm
価格と燃費
「価格」
1,459,080~2,179,440円
「燃費」(JC08モード)
22.0~32.0km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
3710×1625×1745mm
「車両重量」
950kg
「総排気量」
1242cc
「最小回転半径」
4.8m
評価
全長や全幅の長さを短くすることで運転しやすくし、全高を高くすることで居住空間や荷室を広くしてあるモデルです。
あとは、床が低いので乗り降りがしやすいです。
後席にはスライドドアを装備してあって、収納設備も充実しているので使い勝手が良いです。
それと、安全面では歩行者も検知できる自動ブレーキを搭載しています。
ボディが軽いので燃費性能や動力性能にも優れています。
さいごに
コンパクトカーの一番の魅力は「運転がしやすい」ことです。
ボディサイズが小さいので狭い道路や混雑する市街地でも乗りやすいし、駐車も楽にできます。
他にも、ボディが軽いので燃費が良かったり、動力性能にも優れています。
あとは、安全装備が充実しているモデルも増えてきています。
ただ、他のジャンルと比べると車内の狭い車が多いです。
軽自動車と同様にコンパクトカーも車内の広いモデルが人気となっているので、これからは車内の広いモデルがさらに増えてくると思います。
運転がしやすく、燃費や安全性能が高く、さらに車内が広いといったコンパクトカーが今後さらに増えることに期待したいです。