軽自動車の比較ランキング!室内が広い軽自動車9選とは?

室内の広い軽自動車の人気について

軽自動車の中で人気が高い車種は室内が広い「スーパーハイトワゴン」というモデルです。

スーパーハイトワゴンは子育て世代や年配者など幅広い世代から高い人気を得ています。

4名乗車の軽自動車ですが、全高を規格サイズいっぱいまで高くすることで外観からは想像がつかないくらい広い室内になっています。

そして、狭い駐車場でドアの開閉がしやすいように「スライドドア」にしていたり、乗り降りがしやすいように前席と後席の間の柱をドアの中に内蔵していたりします。

そういった配慮(工夫)も人気の理由となっています。

これから、室内が広い軽自動車をランキング形式でご紹介させていただきますので、クルマ選びの参考にしてみてください。

※1、商用車とOEM車は除外してあります。

※2、メーカーによって、測り始める場所に多少の違いがあります。

第9位「ダイハツ ムーヴ」

背の高いハイトワゴンですが走行安定性を高めてあるので「走りやすい」と感じるモデルです。

前後の足回りに「スタビライザー(走行を安定させる装置」が付いているので高速道路でも他の軽自動車と比べると安定した走行ができます。

それと安全装備も優れていて、燃費性能も良いです。

室内の広さ

「室内長×室内幅×室内高」
2080×1320×1280mm

燃費と価格

「価格」
1,134,000~1,749,600円

「燃費」
27.4~31.0km/ℓ

ムーヴの室内

前席と後席との間が広いので余裕を持って乗ることができます。

それと、花粉などをカットしてくれる「スーパークリーンフィルター」や、ニオイや喉の痛みの原因となる「ホルフアルデヒド」の放出量を抑えてあるので体に優しい室内空間になっています。

後席がスライドできたり、リクライニング機能が付いているので多彩なシートアレンジができます。

第8位「ダイハツ ムーヴコンテ」

四角い外観と上質な内装を持つムーヴコンテ。

視界が良く運転しやすいモデルですが、設計が古く安全性が低いです。

(緊急自動ブレーキだけじゃなく横滑り防止機能も付いていないのが残念です)

室内の広さ

「室内長×室内幅×室内高」
2000×1335×1350mm

燃費と価格

「価格」
1,157,143~1,662,172円

「燃費」
24.0~27.6km/ℓ

ムーヴコンテの室内

白ベースの内装はオシャレで、後席のシートはソファのように座り心地が良く快適です。

(シートには緑色のラインが入っています)

第7位「ダイハツ ムーヴキャンバス」

オシャレで可愛く居住性と安全性に優れているムーヴキャンバス

両側スライドドアを装着してあるので、乗り降りがしやすく荷物も積みやすくなっています。

そして、安全面では単眼カメラと赤外線レーザーを使用した緊急自動ブレーキが搭載されていて歩行者も検知してくれます。

室内の広さ

「室内長×室内幅×室内高」
2115×1345×1285mm

燃費と価格

「価格」
1,188,000~1,688,600円

「燃費」
27.4~28.6km/ℓ

ムーヴキャンバスの室内

内装のデザインもオシャレで可愛くなっています。

後席の下には、引き出せる収納設備が付いていて便利です。

他にも花粉をカットしたり空気をキレイにしてくれる「スーパークリーンエアフィルター」や、寒い日にはシートを温めてくれる「運転席シートヒーター」など女性に嬉しい装備がたくさん付いています。

(運転席シートヒーターはオプションとなります)

第6位「ホンダ Nボックススラッシュ」

個性的なデザインと使い勝手の良さが魅力のNボックススラッシュ

「Nボックス」をベースに全高を110m下げて、後席のドアをスライド式からヒンジ式(横開き式)のドアに変えてあるモデルです。

デザインのバリエーションが豊富なので自分好みの一台に仕上げる楽しさがあります。

安全面では低速(30km/h以下)で作動する緊急自動ブレーキを装備しています。

室内の広さ

「室内長×室内幅×室内高」
2180×1335×1290mm

燃費と価格

「価格」
1,320,000~1,840,000円

「燃費」
23.0~25.8km/ℓ

Nボックススラッシュの室内

内装のデザインは6種類から選べるようになっています。

それと、普通は後席の下に設置してある燃料タンクを前席に設置することで後席の空間を広くしてあります。

他には快適装備として、イオンを放出して空気をキレイにしてくれる「プラズマクラスター搭載のエアコン」や、寒い日に温めてくれる「運転席と後席のシートヒーター」と「ステアリングヒーター」を装備することができます。

あとは、全車に標準装備で「電子制御パーキングブレーキ」を搭載してあります。

電子制御パーキングブレーキは、坂道で停車したときに傾斜をシステムが検知して、自動的に最適なブレーキをかけてくれます。

解除はアクセルを踏むだけなのでドライバーは何も気にしなくても安全な停車ができるようになっています。

第5位「スズキ スペーシア」

室内が広いだけでなく燃費も良いスペーシア

室内スペースが広いことから「スペーシア」と名付けられている通り、広い居住空間を持っています。

そして、荷室も広く収納設備が豊富なのでとても実用性の高いモデルでもあります。

あとはボディが軽いので燃費性能が良いです。

それと、安全面では歩行者も検知する緊急自動ブレーキを搭載しています。

室内の広さ

「室内長×室内幅×室内高」
2215×1320×1375mm

燃費と価格

「価格」
1,274,400~1,913,760円

「燃費」
26.8~32.0km/ℓ

スペーシアの室内

後席のシートは左右別々にスライドすることができるので乗車する人の体の大きさに合わせて調節することができます。

リクライニング機能も付いているのでリラックスした状態で座ることができます。

それと、スペーシアは視界が広いので運転がしやすいです。

オプションですが「全方位モニター」を搭載するればクルマの駐車がとても楽になります。

第4位「ダイハツ タント」

実用性と安全性に優れているタント

タントの一番の魅力は「ミラクルオープンドア」という広い開口部です。

タントのミラクルオープンドアは前席と後席の間の柱をドアの中に内蔵することで約1500mmもある開口幅を実現しています。

そして、低床設計で床が低いので子供や年配者でもクルマの乗り降りが楽にできます。

あとは、後席を畳むことによって広い荷室になります。

歩行者を検知する緊急自動ブレーキが付いているので安全性も高いです。

室内の広さ

「室内長×室内幅×室内高」
2200×1350×1365mm

燃費と価格

「価格」
1,220,400~1,873,800円

「燃費」
26.0~28.0km/ℓ

タントの室内

スライドドアは指でタッチするだけで、ロックの解除と自動でドアが開くようになっています。

閉まる時は半ドアでも自動的に最後まで閉まるようになっています。

(はさみ込み防止機能も付いています)

それと、シートは「撥水(はっすい)シート」になっているので飲み物をこぼしたとしても簡単に拭き取れます。

荷室は、あまり広い方ではないですが多彩なシートアレンジができるので実用性は高いです。

あとは、快適装備として車内の空気をキレイにしてくれる「スーパークリーンエアフィルター」や豊富な収納設備が付いています。

第3位「ホンダ Nボックス」

広い車内を持ち後席を畳むことで大容量の荷室になるNボックス

現在、軽自動車で最も高い人気を得ているモデルです。

人気の理由は、燃料タンクを後席の下に収めることによってできた広い室内空間です。

その他にも、多彩なシートアレンジや安全装備、快適装備など全体的にバランスが良いのでユーザーの幅が広いです。

(残念なのは緊急自動ブレーキはオプションになっていることです)

室内の広さ

「室内長×室内幅×室内高」
2180×1350×1400mm

燃費と価格

「価格」
1,198,000~1,859,400円

「燃費」
22.0~25.6km/ℓ

Nボックスの室内

Nボックスは室内長が218cmあるので、前後席ともに余裕を持って乗ることができます。

普通は燃料タンクは後席の下に搭載するのですが、Nボックスは前席の下に配置しているので後席の空間がかなり広くなっています。

そして、室内高も140cmの高さがあるので頭上に余裕があります。

あとは、快適装備としてイオンを放出して空気をキレイにしてくれる「プラズマクラスター搭載エアコン」や、シートのダニやスギ花粉などアレルギーの原因となるものを完全にカットしてくれる「アレルクリーンシート」を付けることもできます。

オプションの「スライドシート」を装着すれば荷室は後席を前にスライドすることで広く使うことができます。

あとは、後席を跳ね上げることでベビーカーをたたまずに積むこともできます。

人気が高いのは、ユーザーにとって便利な機能が豊富に付いているからです。

第2位「日産 デイズルークス(ミツビシ ekスペース)」

快適性にこだわったモデルのデイズルークス

デイズルークスとeスペースは日産とミツビシが共同設立した「NMKV」で造られた姉妹車です。

グレードや装備で多少の違いはありますが、車内の空間(広さ)が同じなのでデイズルークスのみをご紹介させていただきます。

デイズのエクストラハイルーフ仕様(全高1700m)で広い室内と快適装備が魅力となっています。

そして、豊富なカラーバリエーションを持ちデザイン性に優れているモデルでもあります。

ただ、残念なのは軽自動車としては燃費があまり良くないです。

室内の広さ

「室内長×室内幅×室内高」
2235×1320×1400mm

燃費と価格

「価格」
1,337,040~1,931,040円

「燃費」
21.8~22.0km/ℓ

デイズルークスの室内

室内高が140cmあり子供が立てる高さになっています。

そして、後席は26cmのスライドができるので前後自由に調節できます。

それと、シートアレンジが多彩なので長い荷物や大きい荷物も積めて便利です。

あとは、快適装備として肌や髪に優しい「ナノイー搭載のエアコン」や、オプションですが車内のニオイを取ってくれる「スピード消臭シート」「運転席ヒーター付シート」も装備できます。

他には、日差しを遮る「ロールサンシェード」や後席に空調の吹き出し口が付いています。

それと、シートの座り心地が良いです。

デイズルークスは、「車内の快適性」を追求しているモデルです。

第1位「ダイハツ ウェイク」

圧倒的な車内の広さと実用性の高さを持つウェイク

ウェイクは「エクストラハイルーフ」と呼ばれる全高が約1700mmのモデルよりも、さらに高い1800mmを超える高さを持っています。

背の高い軽自動車が大人気なっていますが、ウェイクが一番高いです。

(高重心すぎて操作性があまり良くない面もあります)

荷室は背が高いだけでなく、シートアレンジが多彩なので大きな荷物が楽に積めたり、様々な使い方ができます。

(車中泊に向いているモデルです)

上級グレードは荷室を2段に使えるフロアボードも備えてあります。

座席や荷室には「イージーケアフロア」という防水素材で出来ている部分があって、汚れても簡単に拭き取ることができます。

(アウトドアでの使い勝手の良さを考えられています)

安全面では歩行者を検知することのできる緊急自動ブレーキが付いているので安全性は高いです。

見晴らしが良くて運転しやすいのですが、ウェイクは車両重量が1トンを超えるのでNAよりはターボ車を選んだ方が良いと思います。

(特にレジャーで坂道や高速道路を走る機会が多い場合は動力性能の高いターボを選んだ方が良いです)

室内の広さ

「室内長×室内幅×室内高」
2215×1345×1455mm

燃費と価格

「価格」
1,350,000~1,841,400円

「燃費」
23.2~25.4km/ℓ

ウェイクの室内

ウェイクの室内は、左右別々にシートを「スライド」したり「リクライング」することができます。

それと、車内の空気をキレイにしてくれる「スーパークリーンエアフィルター」を搭載しています。

(花粉もしっかりと抑えてくれます)

あとは車内に豊富な収納ボックスを備えてあります。

安全性を損なうほどではないですが、ボディが高すぎて横風に対して弱い面があります。

それでも、圧倒的な居住空間の広さと実用性の高い荷室と、優れた安全装備によって高い満足度を得ています。

さいごに

室内が広いモデルは軽自動車の中でも特に人気が高いです。

ただ、室内が広いからだけで高い人気を得ているわけではなく「快適性」や「安全性」にも優れているモデルが多いです。

国内の市場では軽自動車の販売数が全体の4割を超えています。

その理由は、コストパフォーマンスに優れているだけでなく快適で便利なモデルが増えたからだと思います。

(徹底的なユーザー目線で造られているモデルが多いです)

モデルによって様々な快適装備があるので、たくさんのモデルを見てから選ぶようにしてください。

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