軽トラの車種は何種類あるの?
軽自動車は8メーカーから販売されていて、車種は9モデルです。
ただ、この8メーカーのうち実際に造っているのは「ダイハツ」「スズキ」「ホンダ」の3社だけで他のメーカーから販売されているモデルは「OEM車」です。
(OEM車というのは、他社で製造販売されているモデルを名前を変えて自社で販売することです)
OEM車であってもオプション設定や外観が違っていたりします。
これから現在販売されている軽トラをランキング形式でご紹介させていただきますので、あなたのクルマ選びの参考にしてみてください。
第9位「三菱 ミニキャブミーブトラック」
国産で唯一の電気自動車軽トラックの「ミニキャブミーブトラック」
1回の充電での航続可能距離は104kmとなっています。
電気で走行するのでCO2や大気汚染物質の排出がなく食品を運ぶ時も安心です。
あとは、お店や家での充電なのでガソリン代がかかることはないです。
荷台の最大積載量は350kgとなっています。
以前は急速充電機能がオプション設定になっていましたが現在では標準装備となっています。
ミニキャブミーブトラックの価格と燃費
価格:1,655,640円~1,821,960円
燃費:104km(一充電走行距離)
ミニキャブミーブトラックの人気のグレードと価格
VX-SE 10.5kWh:1,655,640円
ミニキャブミーブトラックの荷台寸法(長さ×幅×高さ)
1940mm×1415mm×290mm
第8位「マツダ スクラムトラック」
広い荷台が魅力の「スクラムトラック」
スズキ「キャリイ」のOEM供給を受けて販売されているモデルです。
ベースがキャリイなので荷台が広く使い勝手が良いです。
上級グレードの「KX」のみにパートタイム4WDのオートマ仕様が設定されています。
エアコンとパワステは全車に標準装備されています。
スクラムトラックの価格と燃費
価格:806,760円~1,205,280円
燃費:17.0km/ℓ~19.8km/ℓ
スクラムトラックの人気のグレードと価格
KCエアコン・パワステ:955,800円
スクラムトラックの荷台寸法(長さ×幅×高さ)
1940mm×1410mm×290mm
第7位「トヨタ ピクシストラック」
豊富なオプションが用意されている「ピクシストラック」
ダイハツ「ハイゼットトラック」のOEM供給を受けて販売されているモデルです。
エンブレム以外は装備内容も含めてベースのハイゼットトラックとほとんど同じです。
ただ、メーカーオプションはハイゼットトラックよりも多いです。
あえて上級グレードの「エクストラ」にはせず標準的な「スタンダード」にして好みのオプションを選ぶのもいいと思います。
ピクシストラックの価格と燃費
価格:653,400円~1,198,800円
燃費:17.6km/ℓ~19.6km/ℓ
(※オプションのエコバック装着車の燃費は21.0km/ℓ)
ピクシストラックの人気のグレードと価格
スタンダード:955,800円
ピクシストラックの荷台寸法(長さ×幅×高さ)
1940mm×1410mm×285mm
第6位「三菱 ミニキャブトラック」
キャリイのOEM車で積載性の高い「ミニキャブトラック」
「ミニキャブ」という名称自体は長い歴史を持ち誕生は1966年です。
以前は日産にOEM供給をしていたこともあるのですが三菱が電気自動車以外の商用車生産から撤退した為、スズキ「キャリイ」のOEM供給を受けて販売されるようになったモデルです。
キャリイと同じように荷台が広く積載性に優れています。
最上級モデルの「G」と標準モデルの「M」と農繁仕様の「みのり」がラインナップされています。
ミニキャブトラックの価格と燃費
価格:812,160円~1,210,680円
燃費:17.0km/ℓ~19.8km/ℓ
ミニキャブトラックの人気のグレードと価格
M:961,200円
ミニキャブトラックの荷台寸法(長さ×幅×高さ)
1940mm×1410mm×290mm
第5位「スバル サンバートラック」
多彩なラインナップでパネルバンやダンプも設定されている「サンバートラック」
ダイハツ「ハイゼットトラック」のOEM供給を受けて販売されているモデルです。
ラインナップが豊富でスタンダードの「TB」や上級モデルの「TC」の他に「ハイルーフ」「グランドキャブ」「パネルバンハイルーフ」「三方開ダンプ」が設定されています。
ラインナップが豊富なのでライフスタイルに合わせてモデルを選ぶことができます。
サンバートラックの価格と燃費
価格:653,400円~1,374,840円
燃費:17.4km/ℓ~19.6km/ℓ
(※オプションのエコバック装着車の燃費は21.0km/ℓ)
サンバートラックの人気のグレードと価格
スタンダード:804,600円
サンバートラックの荷台寸法(長さ×幅×高さ)
1940mm×1410mm×285mm
第4位「日産 NT100クリッパー」
ゆとりのある広いキャビンとサビに強い荷台を持つ「NT100クリッパー」
以前は三菱の「ミニキャブ」からOEM供給を受けていましたが現行型はスズキの「キャリイ」からOEM供給を受けています。
キャビンの室内幅は1310mm確保されているのでゆったりとした気持ちになれる室内空間となっています。
NT100クリッパーの価格と燃費
価格:839,160円~1,237,680円
燃費:17.0km/ℓ~19.8km/ℓ
NT100クリッパーの人気のグレードと価格
DX:839,160円
NT100クリッパーの荷台寸法(長さ×幅×高さ)
1940mm×1410mm×290mm
第3位「ホンダ アクティトラック」
運転のしやすさと安定した走行性が魅力の「アクティトラック」
アクティトラックの発売は1977年で高回転のエンジンを搭載していることから「農道のフェラーリ」とか「農道のNSX」と呼ばれてきたモデルです。
専用のサスペンションやショートホイールベース、エンジンを前後の車軸の間に置く「MR方式」などによってデコボコ道でも安定した走行ができるようになっています。
農作業用の「ATTACK」は、田畑のような「ぬかるみ」や急な坂道の発進をサポートしてくれる機能が備わっています。
ボディは荷台までフレーム一体式としたモノコック構造を採用しています。
アクティトラックの価格と燃費
価格:790,000円~1,179,600円
燃費:16.2km/ℓ~18.4km/ℓ
アクティトラックの人気のグレードと価格
SDX:959,600円
アクティトラックの荷台寸法(長さ×幅×高さ)
1940mm×1410mm×290mm
第2位「スズキ キャリイ」
実用性の高さを追求しているモデル「キャリイ」
1961年の発売以来長く愛されている軽トラです。
そして、多くのメーカーにOEM車として供給しているモデルでもあります。
荷台が広く、地上から床面までの高さも低く設定されているので積み降ろしがしやすいです。
現行型は重量バランスが良く、悪路走破性や小回りに優れているショートボディを採用しています。
あとは、2WDと4WDの切り替えがスイッチ一つで簡単にできたり、路面状況に応じて低速4WDと高速4WDの切り替えもレバー操作で切り替えることができます。
それと、ぬかるみから脱出しやすいデフロック機能もグレードによって搭載されています。
キャリイの価格と燃費
価格:684,720円~1,167,480円
燃費:17.0km/ℓ~20.2km/ℓ
キャリイの人気のグレードと価格
KCエアコン・パワステ:955,800円
キャリイの荷台寸法(長さ×幅×高さ)
1940mm×1410mm×290mm
第1位「ダイハツ ハイゼットトラック」
多彩なカラーバリエーションや優れた積載性と燃費性能を持つ「ハイゼットトラック」
9色のボディカラーやオプションのメッキ装飾など外観の「選ぶ楽しさ」があるモデルです。
そして紫外線、赤外線カットガラスや空気をキレイにするなど女性目線で考えられた「ビューティーパック」や安全装備のオプション「安全パック」や荷台全面までフルメッキ加工してくれる「ストロング坊錆パック」など様々な「選べるパック」が用意されています。
エンジンはダイハツの「e:sテクノロジー」で軽トラ初の「電子制御式4速オートマ」も採用しています。
あとは、ガードフレーム荷台長(ガードフレームからテールゲートまでの長さ)が他もモデルと比べると長くなっています。
人気ナンバー1モデルだけあって、燃費や安全性、走行性能も含めて高い水準を持っています。
ハイゼットトラックの価格と燃費
価格:653,400円~1,296,000円
燃費:17.4km/ℓ~19.6km/ℓ
(※オプションのエコバック装着車の燃費は21.0km/ℓ)
ハイゼットトラックの人気のグレードと価格
スタンダード:955,800円
ハイゼットトラックの荷台寸法(長さ×幅×高さ)
1940mm×1410mm×285mm
さいごに
軽トラの多くがOEM供給されているモデルなので実際には「荷台の広さ」や「積み降ろしのしやすさ」に大きな違いは無いです。
あと、最小回転半径もほとんどの車種が3.6mなので、ほぼすべてのモデルが小回りがきいて狭い道でも走りやすくなっています。
(ミニキャブミーブトラックだけが最小回転半径4.5mです)
それでも、ボディカラーやオプション設定などを見ると細かい違いがたくさんあるので、よく確認してご自身のスタイルに一番合うモデルを探してみてください。