世界的にSUV人気が高まっている?
日本だけでなく世界的にSUV人気が高まっています。
輸入車(外車)は日本車に比べると割高なので「価格が高い」というイメージがありますが、実際には300万円以下の輸入車は日本で100種類以上もあります。
そして、輸入車は国産車と比べると金利がかなり低く設定されているので意外とリーズナブルな面もあります。
ベンツやBMWのような高級ブランドであっても、高価で手が出せない存在ではなく身近な存在になってきているのです。
これから各ブランドのSUV輸入車をご紹介させていただきますので、あなたのクルマ選びの参考にしてみてください。
メルセデス・ベンツの輸入SUV一覧
SUV系のベンツは「GL」が車名に付いて、車格をあらわすアルファベットが付きます。
GLAは「Aクラス級のSUV」という意味になります。
メルセデス・ベンツGLA
メルセデス・ベンツの中で最もコンパクトなクロスオーバーSUVモデル「GLA」
全長は4430mmで全幅は1805mmとコンパクトなサイズなので日本でも走りやすいです。
(サイズも価格も一番手頃なモデルがGLAとなります)
「GLA250 4マチック オフロード」は最低地上高が180mmあってオフロード専用のサスペンションも装備しているので高い悪路走破性を持っています。
(他のグレードの最低地上高は150mmと140mmです)
パワーユニットは、「1.6ℓターボ(GLA180系)のFF車」と「2.0ℓターボ(GLA250系)の4WD車」の2種類があります。
その他にも「2.0ℓハイパワーターボエンジン」の「AMG GLA45.4マチック」もあります。
■「主要諸元(GLA250 4マチック)」
「価格」
358万~779万円
「燃費」
12.3km/ℓ~16.4km/ℓ
「全長×全幅×全高」
4430×1805×1505mm
「ホイールベース」
2700mm
「最低地上高」
150mm
「最小回転半径」
5.7m
「総排気量」
1991cc
メルセデス・ベンツGLC
GLKの後継機として16年2月に登場した「GLC」
GLAを一回り大きくしたモデルで、GLKの頃に比べるとエンジンやトランスミッション、安全装備などあらゆる面で各段に性能が上がっています。
そして、GLKの頃には左ハンドルしかありませんでしたが、GLCは右ハンドルも輸入されています。
GLKの頃より性能が良くなっている分、価格も上がっています。
基本的なプラットフォームはCクラスセダンと同じで、インテリアの雰囲気も共通です。
ラゲッジルームはシートを倒すとフラットになるので、積載性に優れています。
プラットフォームは2.0ℓターボの9速ATで全車4WDとなっています。
■「主要諸元(GLC250 4マチックスポーツ)」
「価格」
628万~735万円
「燃費」
13.4km/ℓ
「全長×全幅×全高」
4670×1890×1645mm
「ホイールベース」
2875mm
「最低地上高」
180mm
「最小回転半径」
5.7m
「総排気量」
1991cc
メルセデス・ベンツGLE
メルセデス・ベンツの中堅クラスとなる「GLE」
以前は、「Mクラス」がメルセデス・ベンツの中堅SUV的な存在でしたが、後継機として登場したのがGLEです。
パワーユニットは、「3.0ℓV6ディーゼルターボ」の4WD、9速ATです。
「5.5ℓガソリンターボ」のAMG仕様「GLE63S4マチック」もラインナップされています。
全高が1765mmもあるのでボディに迫力があります。
それと、車高をローとハイの2種類に設定できる{ARIマテックサスペンション」を採用しています。
インテリアは上質で、装備も充実しています。
■「主要諸元(GLE350d 4マチック)」
「価格」
868万~1,780万円
「燃費」
7.4km/ℓ~12.9km/ℓ
「全長×全幅×全高」
4825×1935×1795mm
「ホイールベース」
2915mm
「最低地上高」
200mm
「最小回転半径」
5.5m
「総排気量」
2986cc
メルセデス・ベンツGLS
メルセデス・ベンツ最上級SUVの「GLS」
「GL」の後継機で「Sクラス」のテイストを盛り込んで作られたモデルです。
堂々とした迫力のあるボディと豪華で上質なインテリアで高級サルーンを思わせる造りになっています。
パワーユニットは、「3.0ℓV6ディーゼルターボ」「4.7ℓV8ガソリンターボ」「5.5ℓV8ツインターボ(AMG)」となっています。
(AMG以外は9速ATで、AMGは7速ATです)
全車7人乗りとなっています。
■「主要諸元(GLS550 4マチックスポーツ)」
「価格」
1,070万~1,900万円
「燃費」
7.4km/ℓ~8.2km/ℓ
「全長×全幅×全高」
5140×1980×1850mm
「ホイールベース」
3075mm
「最低地上高」
200mm
「最小回転半径」
5.7m
「総排気量」
4663cc
メルセデス・ベンツGクラス
1979年の発売から長く愛されている無骨でワイルドなSUV「Gクラス」
基本的な設計を変えずに先進の装備を持っているモデルです。
元々は、軍用車だったものを普通乗用車にアレンジして、走行性能や安全性を進化させてきた本格オフロード4WDです。
現行型のラインナップは、「3.0ℓディーゼルターボ」と「4.0ℓV8ツインターボ」。
そして、「AMGモデル」です。
外観は無骨でワイルドなスタイルになっていますが、インテリアは高級な質感を持っています。
大柄なボディですが、ボディ感覚はつかみやすくなっているので運転しにくいことはないです。
■「主要諸元(G350d)」
「価格」
1,070万~3,470万円
「燃費」
10.3km/ℓ
「全長×全幅×全高」
4575×1860×1970mm
「ホイールベース」
2850mm
「最低地上高」
235mm
「最小回転半径」
6.2m
「総排気量」
2986cc
BMWの輸入SUV一覧
BMWの場合は、「SUV(スポーティ・ユーティリティ・ビークル)」ではなく「SAV(スポーティ・アクティビティ・ビークル)」と位置づけにしています。
SUVというと、オフロードを走行することができて、荷物を多く積めて実用性が高いイメージですが、SAVはオンロードをスポーティに走行するイメージになります。
そして、BMWのSAVは「Xシリーズ」と呼ばれていて、車名に「X」の文字が付きます。
BMW X1
SAVの中で最もコンパクトなサイズの「X1」
ラインナップは「1.5ℓ直3ツインターボのFFモデル(sDrive18i)」と「2.0ℓ直4ツインターボの4WD(sDrive20i/sDrive25i)」
FF(前輪駆動)ベースとなったことで、足元が広くなり室内空間が拡大して操縦の安定性も向上しています。
(現行型は2代目で先代はFRベースでした)
BMWは着座位置の低いモデルが多いのですが、X1は着座位置が高いので見晴らしが良いです。
スマートフォンでドアのロックやアンロック、駐車場所を確認できる遠隔操作機能が付いています。
■「主要諸元(xドライブ25i xライン)」
「価格」
385万~591万円
「燃費」
14.3km/ℓ~14.6km/ℓ
「全長×全幅×全高」
4455×1820×1610mm
「ホイールベース」
2670mm
「最低地上高」
175mm
「最小回転半径」
5.4m
「総排気量」
1998cc
BMW X3
「Xシリーズ」の中核を担うロングセラーモデルの「X3」
現行型は2代目モデルとなります。
ラインナップは、「2.0ℓクリーンディーゼル」「2.0ℓ直4ツインパワーターボ」「2.0ℓ直4ツインスクロールターボ」「3.0ℓ直6ツインスクロールターボ」の4つとなります。
(ラインナップが豊富なので、自分のスタイルに合わせてグレードを選ぶことができます)
2016年6月から先進の安全装備がさらに充実したものになっています。
3シリーズの軽快な走行を楽しめて、ゆったりと乗れる快適な居住空間を持っています。
それと、ディーゼルターボは、低燃費でコストパフォーマンスが良いです。
■「主要諸元(xドライブ20d xライン)」
「価格」
599万~800万円
「燃費」
12.1km/ℓ~18.6km/ℓ
「全長×全幅×全高」
4665×1880×1675mm
「ホイールベース」
2810mm
「最低地上高」
210mm
「最小回転半径」
5.7m
「総排気量」
1995cc
BMW X4
スタイリッシュなクーペとSUVのクロスオーバーモデル「X4」
「X3」とほぼ同じ大きさで、「X6」と同じクーペスタイルになっています。
(X3と比べるとルーフが長くなっていいて、X6の弟分的な存在となっています)
見た目は室内があまり広くなさそうに見えますが、実際には見た目以上に室内空間が広いので狭いと感じることはないです。
(上質でゆったりとした居住空間になっています)
2016年6月には、安全装備の「ドライビングアシストプラス」が標準装備されています。
エンジンは「2.0ℓ直4ツインターボ」と「3.0ℓ直6ツインターボ」となっています。
(Mパフォーマンス仕様も設定されています)
■「主要諸元(xドライブ35i Mスポーツ)」
「価格」
699万~863万円
「燃費」
12.1km/ℓ~13.7km/ℓ
「全長×全幅×全高」
4680×1900×1625mm
「ホイールベース」
2810mm
「最低地上高」
205mm
「最小回転半径」
5.7m
「総排気量」
2979cc
BMW X5
「Xシリーズ」のフラッグシップ(最上級)モデルの「X5」
プレミアムSUVの代表的な存在です。
現行型は3代目で、ラインナップは「3.0ℓ直6クリーンディーゼル」「3.0ℓ直6ガソリンターボ」「4.4ℓV8ガソリンツインターボ」「2.0ℓエンジン+モーターのハイブリッド」となっています。
そして、全車にスポーティモデルの「Mスポーツ」が設定されています。
Mスポーツは「アダプティブMサスペンション」「ダイナミック・ドライブ」「ダイナミック・パフォーマンス・コントロール」によって、コーナーをスムーズに走れてオンロード性能がすごく良いです。
ハイブリッド走行モードは「オートeドライブ」「マックスeドライブ」「セーブバッテリー」と3種類あります。
デフォルトの状態だと「オートeドライブ」になって自動的に効率よく走ってくれます。
「マックスeドライブ」だと最高120km/hまで電力で走行してくれます。
「セーブバッテリー」にしておくとバッテリーを蓄えてくれます。
■「主要諸元(xドライブ35d スタンダード)」
「価格」
865万~1271万円
「燃費」
8.6km/ℓ~14.0km/ℓ
「全長×全幅×全高」
4910×1940×1760mm
「ホイールベース」
2935mm
「最低地上高」
210mm
「最小回転半径」
5.9m
「総排気量」
2992cc