新型BMX X1の評価とは?
BMX X1は動力性能や足回り、ハンドリングといった「走りに関わる能力が高いSUVモデル」です。
先代モデルは旧3シリーズ・ツーリングのプラットフォームを利用した「FRベース」のモデルでしたが、現行型では2シリーズ・アクティブツアラーなどと同じ「FFベース」となりました。
(走行性能に関しては駆動方式による影響はほとんどないです)
それと先代モデルと比べると全長が短くなって全高が高くなっています。
サイズの変更により、今までよりもSUV感が増して運転もしやすくなっています。
(ボディサイズは小さくなっていますが後席や荷室のスペースはしっかりと確保されています)
BMX X1の価格
BMX X1のグレードによるラインナップや価格、購入した場合の予算例をご紹介させていただきます。
ラインナップ(グレード)と価格
sDrive18i:385万円
xDrive18i xLine:413万円
xDrive18i M Sport:431万円
xDrive20i:473万円
xDrive20i xLine:492万円
xDrive20i M Sport:511万円
xDrive25i xLine:569万円
xDrive25i M Sport:591万円
購入予算例(xDrive25i xLine)
車両本体価格:569万0400円
自動車取得税:14万2200円
自動車税:3万9500円
自動車重量税:4万9200円
自賠責保険(37カ月分):4万0040円
登録・諸費用:7万円
合計:603万0940円
BMX X1の主要諸元(xDrive25i xLine)
「燃費」
14.3km/ℓ
(JC08モード)
「全長×全幅×全高(mm)」
4455×1820×1610
「ホイールベース」
2670mm
「車両重量」
1660kg
「最小回転半径」
5.4m
「エンジン」
直列4気筒DOHCターボ
「総排気量」
1998cc
「最高出力」
170kw[231ps]/5000rpm
「最大トルク」
350Nm[35.7kgm]/1250-4500rpm
「トランスミッション形式」
8速AT
「仕様燃料」
プレミアム
「燃料タンク」
61ℓ
「タイヤサイズ」
225/50R18
BMX X1の外観
外観はコンパクトでスタイリッシュなデザインとなっています。
グレードによって外観の違いがあり、標準仕様はホイールのサイズが「17インチ」でMスポーツやXラインは「18インチ」にアップグレードされます。
そして、Mスポーツは専用エアロが装着されて、よりスポーティな外観になります。
BMX X1の内装
BMWの中では最もコンパクトなサイズですが、後席の広さがしっかりと確保されています。
BMWは着座位置が低めに設定されていますが、X1は着座位置が高めに設定されているので視界が開けて見晴らしが良いです。
BMX X1のラゲッジルーム(荷室)
荷室は広い空間が確保されています。
後席を折りたたまない状態で奥行が980mm(最大で995mm)で後席をたたむと奥行が1945mmまで広くなります。
多彩なシートアレンジができるのと床下スペースも備えてあるので実用性が高いです。
BMX X1の特別な機能
スマートフォンからの遠隔操作
車に通信端末が搭載されているので、ご自身のスマートフォンから「ドアの施錠、開錠」「駐車場所の確認」「ライトの点灯」などが遠隔操作で行うことができます。
電動開閉式テールゲート
一部の仕様に備わっていて、リヤバンパーの下で足を動かすだけで自動でゲート(トランクのドア)が開閉してくれるシステムです。
さいごに
コンパクトサイズのSUVですが、室内や荷室が広く、乗り心地が良くて快適な走行ができるモデルです。
価格もBMWのSUVの中ではリーズナブルになっているので日本でも人気が高いです。
実用性が高くあらゆる面で高い水準を誇るプレミアムコンパクトSUVですが、一つだけデメリットをあげるとすれば従来型は立体駐車場に入る全高でしたが、新型は入らなくなったことくらいです。
「xLine」や「M Sport」がありますが、スタンダードの標準モデルがおすすめです。