新型ホンダN-WGNについて
ホンダの軽自動車「Nシリーズ」の第4弾モデルとして2013年に発売された「N-WGN(ワゴン)」がフルモデルチェンジをしました。
(現行型は2代目になります)
N-WGNは、背の高いハイトワゴンで、運転しやすく居住性や実用性に優れている万能車です。
N-BOXのようにファミリー層向けに造られているモデルというよりは、プレファミリー(結婚前の独身者)や子育てが終わった世代向けに造られているモデルとなっています。
ラインナップは、標準モデルの「N-WGN」とカスタムモデルの「N-WGNカスタム」です。
これから新型N-WGNについてご紹介させていただきますので、あなたのお車選びの参考にしてみてください。
N-WGNのグレードと価格
価格:150万1200円~179万3880円
N-WGNのグレードと価格
駆動方式 | グレード | 価格 |
---|---|---|
FF | Lターボホンダセンシング | 150万1200円 |
FF | Lホンダセンシング | 133万9200円 |
FF | Gホンダセンシング | 127万4400円 |
4WD | Lターボホンダセンシング | 163万1880円 |
4WD | Lホンダセンシング | 146万9880円 |
4WD | Gホンダセンシング | 140万5080円 |
N-WGNカスタムのグレードと価格
駆動方式 | グレード | 価格 |
---|---|---|
FF | Lターボホンダセンシング | 166万3200円 |
FF | Lホンダセンシング | 158万7600円 |
FF | Gホンダセンシング | 151万2000円 |
4WD | Lターボホンダセンシング | 179万3880円 |
4WD | Lホンダセンシング | 171万8280円 |
4WD | Gホンダセンシング | 164万2680円 |
N-WGNの燃費
※JC08モードとWLTCモードは国が定めた燃費試験方法です。
JC08モード燃費:25.4km/ℓ(4WD)~29.0km/ℓ(FF)
WLTCモード燃費:21.2km/ℓ(4WD)~23.2km/ℓ(FF)
外観デザイン
N-WGNの外観デザイン
N-WGNの外観デザインはシンプルなものとなっています。
カラーバリエーションは、モノトーン9色とルーフの色が違う2トーンの計13タイプです。
全体的に丸みがあり柔らかい印象です。
N-WGN(標準モデル)のライトは丸目を採用していて、ターボ車は「LEDライト」でノーマルエンジンは「ハロゲンライト」になっています。
ホイールは14インチでデザインがかわいいです。
新型N-WGNのデザインコンセプトは「New Simple」で、シンプルなので飽きにくく幅広い年齢層に受け入れやすいデザインになっています。
N-WGNカスタムの外観デザイン
N-WGNカスタムの外観デザインは、エアロパーツが付いていて都会的でスポーティな印象になっています。
カラーバリエーションは、モノトーン7色とツートンカラー4色の計11タイプです。
後ろには「カラードテールゲートスポイラー(後方上部の張り出している部分)」が付いています。
フロントには大きめのグリルがあり、スタイリッシュなものになっています。
ライトも標準モデルのN-WGNと違い角目の「9灯式フルLED」を採用しています。
内装デザイン
内装も標準モデルのN-WGNとカスタムモデルのN-WGNカスタムでは違いがあります。
N-WGNの内装
内装のデザインも外観と同様にシンプルで柔らかい印象のものとなっています。
標準モデル専用に設定されているカラーは「アイボリー」です。
メーターの中央はシルバーを基盤とした速度計が付いていて、タコメーターも標準装備されています。
(文字盤が大きいので見やすいです)
あとは、ステアリングには先行車追従機能の「クローズコントロール」のスイッチが付いています。
それと運転支援システム「ホンダセンシング」のスイッチもインパネの右下にあります。
N-WGNカスタムの内装
N-WGNカスタムの内装はスタイリッシュで落ち着いた雰囲気になっています。
カスタムの基調色は黒色で、インパネには光の当たり方で色がブラウンからグリーンに変化する加飾がされていてオシャレです。
メーターは3連タイプのものを採用していて、中央には8インチのナビがレイアウトされています。
室内の居住性と便利機能
N-WGNの後席はハイトワゴンの中で最も広い室内となっています。
ホンダ独自の技術で、燃料タンクを前席の下に搭載することで後席を広くしてあります。
足元に余裕があり、ゆったりと乗車することができます。
あとは、運転席のサイドシル(ドアを開けた時の敷居)が先代モデルと比べて低くなっているので乗り降りしやすいです。
(ヒザが曲がりにくい人でも乗り降りしやすい設計になっています)
他にも助手席には、ひじが置けるアームレストが設置されています。
(ドアにもアームレストが付いています)
それと、後席には前後のスライドとリクライニング機能が搭載されています。
あとは、前席にスマホなどを充電することができる「USBジャック」が標準モデルのGホンダセンシング以外に標準装備されています。
(オプションでさらにもう一つ追加するこもできます)
他にも、シートの下には長いものを収納することができる「リアシートアンダートレー」が設置されています。
あと、指先で簡単に操作できる電子パーキングブレーキが搭載されていてます。
パーキングブレーキはアクセルを踏むことで自動的に解除されます。
女性にとって嬉しい機能として、肌を日焼けから守ってくれる「360° スーパーUV・IRカット パッケージ」が採用されています。
(紫外線99%と赤外線もカットしてくます)
それと、肌に優しいプラズマクラスター技術を搭載したエアコンや寒い日の為にシートエアコンなども設定されています。
N-WGNの室内は広く、収納も豊富なので使い勝手が良いです。
N-WGNの荷室
荷室は先代モデルと比べて、容量は24ℓ多くなり、フル乗車でも134ℓの容量となっています。
そして、18cm低床化されています。
低床化したことによって荷室を上下に分けて使うことができるようになっています。
(2段ラックモードができるようになっています)
上段の耐荷重は59kgで、下段の全高は24cmです。
ボードを跳ね上げれば背の高い荷物も積むことができます。
あとは、後席を倒すことで段差のないフラットで広い荷室にもなります。
N-WGNの運転のしやすさ
N-WGNのパワーユニットは、自然吸気(ノーマルエンジン)とターボの2種類をラインナップしています。
そして、駆動方式はFF(前輪駆動)と4WDを選ぶことができます。
今回のフルモデルチェンジで大きく変わって点の一つとして、軽自動車では珍しい「テレスコピック&チルトステアリング」や「運転席ハイアジャスター」が標準装備として採用されています。
ステアリングやシートの位置が変更しやすくなったので、どのような体格の人でも運転がしやすくなります。
(車に合わせて運転するポジションを変えるのではなく、ドライバーに合わせてステアリングやシートの位置を変えられるようになっています)
あとは、視界が良いので運転しやすく、駐車もしやすいです。
他にも、メーターの横に「マルチインフォメーション・ディスプレー」が搭載されていて、タイヤの角度や燃費、標識の表示、エンジンオイルの交換時期など様々な情報を教えてくれます。
それと、エンジンやエアコンなどで燃費を優先してくれる機能も搭載されています。
燃費を優先した走りなどをしてくれる「ECONスイッチ」が付いています。
安全装備
新型N-WGNには、10種類の機能を搭載した先進の安全技術「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を採用しています。
機能としては・・・
・衝突軽減ブレーキ
・前方誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・標識認識機能
・路外逸脱抑制機能
・渋滞追従機能(アダプティブクルーズコントロール)
・車線維持支援システム
・オートハイビーム
となっています。
衝突軽減ブレーキは、夜間の歩行者も検知してくれる性能の高いものになっています。
標識を認識してくれる機能や、ペダルの踏み間違いによる事故を防いでくれる誤発進抑制機能など安全装備はかなり充実しています。
(軽自動車の中ではトップクラスの安全性能となっています)
さいごに
N-WGNは、フルモデルチェンジによって安全性能が大幅に向上しています。
あとは、室内を広くすることで居住性も良くなり、様々な使いやすさを追求することで実用性も高くなっています。
元々、あらゆる性能が高い万能車でしたが、さらに使勝手が良くなって、より幅広い年齢層に受け入れられるモデルとなっています。