外車(輸入車)ファミリカーについて
外車(輸入車)は、日本車と比べて家族で乗ることや子育て世代向けの車が圧倒的に少ないです。
それは、実用性や居住性よりも走行性能を重要視しているモデルが多いからです。
(国産車のミニバンや軽ハイトワゴンなどは家族で乗ることや子育て世代をターゲットに作られているモデルが多いです)
ただ、安全装備や運転支援システムなどの装備面ではドイツの「フォルクスワーゲン」やスウェーデンの「ボルボ」の方が国産車より優れているし、乗り心地の面では国産車より快適なモデルも多いです。
あとは、国産車では数が少なくなってしまったステーションワゴンは、荷室が広いので使い勝手が良いです。
(海外ではまだステーションワゴンの人気が高いので車種も多いです)
これから、ファミリーカーに適している外車モデルをご紹介させていただきますので、あなたのお車選びの参考にしてみてください。
8位「BMW X3」
メーカー:BMW(ドイツ)
価格と燃費
価格:654万円~875万円
燃費:13.5~17.0km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4720×1890×1675mm
「ホイールベース」
2865mm
「車両重量」
1860kg
「最小回転半径」
5.7m
「総排気量」
1995cc
特徴
X3は、ミドルサイズのSUVです。
サイズはミドルサイズですが視界や取り回し性が良いので運転しやすいです。
あとは、前後輪50対50の重量配分やハンドリング性能の高さによって優れた走行性能を発揮してくれます。
(オンロードとオフロードの両方で高い走行性能を発揮してくれるモデルです)
それと、室内は後席も広く乗り心地が良いです。
荷室の床面には上質なカーペットが敷いてありますが、レジャーで使うことが多い場合は汚れを防止できるマットも設定されています。
安全装備も充実していて、ヘッドアップディスプレイも搭載されています。
ドライブやアウトドアレジャーを楽しんだりするファミリーに向いているモデルとなっています。
7位「ゴルフ トゥーラン」
メーカー:フォルクスワーゲン(ドイツ)
価格と燃費
価格:284万9000円~459万9000円
燃費:18.5~19.3km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4535×1830×1670mm
「ホイールベース」
2785mm
「車両重量」
1630kg
「最小回転半径」
5.5m
「総排気量」
1968cc
特徴
トゥーランは、3列シートを備えたミドルサイズのミニバンです。
ミニバンですが、3列目のシートは狭いので格納して荷室を広く使った方でいいです。
(シートアレンジが多彩なので実用性が高く、車中泊もできるほど広くなります)
あとは、オプションですが、サイドのヘッドレストが取り外し可能なチャイルドシートが設定されています。
(サイドのヘッドレストを取り外すと通常のシートになります)
他には、前席と後席の後ろにテーブルを設置してあるので食事ができて便利です。
それと、走行性能も優れていて、ディーゼルエンジンは加速が良く静かで燃費も良いです。
あとは、安全装備が充実していて安全性が高いです。
トゥーランは、運転しやすくて、使い勝手の良い実用性の高いモデルとなっています。
6位「BMW 3シリーズグランツーリスモ」
メーカー:BMW(ドイツ)
価格と燃費
価格:660万円~724万円
燃費:15.4km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4855×1830×1500mm
「ホイールベース」
2920mm
「車両重量」
1660kg
「最小回転半径」
5.7m
「総排気量」
1998cc
特徴
3シリーズグランツーリスモは、Lサイズのハッチバックモデルです。
ボディは大きめでホイールベースが長いので、室内が広く居住性が高いです。
(後席の足元の空間が広いです)
内装のデザインも上質なものとなっています。
あとは、荷室の積載性も良いので実用性が高いです。
荷室は電動で開くドアを採用していて、リヤバンパーの下に足をかざすことで手を使わずに自動で開けることができる機能も搭載されています。
そして、全高が1500mmの高さに抑えられているので立体駐車場を利用することができます。
エンジンはすべてターボ車で、BMWらしく優れた走行性能を持っています。
5位「メルセデスベンツ Cクラスステーションワゴン」
メーカー:メルセデスベンツ(ドイツ)
価格と燃費
価格:465万円~1438万円
燃費:19.6km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4702×1810×1457mm
「ホイールベース」
2840mm
「車両重量」
1790kg
「最小回転半径」
5.1m
「総排気量」
2142cc
特徴
Cクラスはメルセデスベンツの中核モデルで、ステーションワゴンは高い実用性と優れた走行性能が魅力のモデルとなっています。
ミドルサイズで最小回転半径が5.1mなので、輸入車の中では取り回し性が良く運転しやすいです。
あとは、荷室が特別広いわけではないのですが、分割可動式のシートを採用しているので多彩なアレンジができて使い勝手が良いです。
(荷室の開口部も広いので荷物を積みやすいです)
それと、高剛性アルミニウムハイブリッドボディやモーターと発電機の両方を兼ね備えた新技術「BSG」などの採用によって、優れた走行性能を実現しています。
(動力性能も高いです)
他には、乗り心地が良くドライバーをサポートしてくれる運転支援システムが充実しているので長距離運転でも疲れにくいです。
あとは、安全装備も充実しているので安全性が高いです。
(2018年のマイナーチェンジで内外装の上質さや快適性、安全性などあらゆる部分が向上しています)
4位「フォルクスワーゲン シャラン」
メーカー:フォルクスワーゲン(ドイツ)
価格と燃費
価格:364万9000円~474万4000円
燃費:15.0km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4855×1910×1750mm
「ホイールベース」
2920mm
「車両重量」
1820kg
「最小回転半径」
5.8m
「総排気量」
1394cc
特徴
シャランは、両側スライドドアを備えたミニバンです。
車内は空間効率が良いので3列目シートも余裕があり快適な乗車ができます。
(ホイールベースが2920mmもあるので広いです)
あとは、シートアレンジはシンプルなですが積載性に優れているので実用性が高いです。
(国産ミニバンほど多彩なシートアレンジはできないです)
そして、内装の質感が上質で安全装備も充実しています。
それと、スライドドアだけでなく、荷室のドアも電動になっています。
(リヤバンパーの下に足を入れることで手を使わずに開けることもできます)
エンジンは、1400ccと小排気量ですが、ターボ車なので駆動力が高いです。
(ミニバンの中では走行安定性も良いです)
外車の中では珍しい多人数の乗車に適したモデルとなっています。
3位「アウディ A4アバント」
メーカー:アウディ(ドイツ)
価格と燃費
価格:476万円~868万円
燃費:16.6km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4735×1840×1455mm
「ホイールベース」
2825mm
「車両重量」
1490kg
「最小回転半径」
5.5m
「総排気量」
1394cc
特徴
A4アバントは、ミドルサイズのステーションワゴンです。
駆動方式は、FF(前輪駆動)と4WDがあって、4WDは高い走破性を持ちアウトドアレジャーや降雪地域でも安心して走行することができます。
そして、内装のデザインが上質で乗り心地が良いです。
(後席も快適です)
乗り心地が良いので長距離運転でも疲れにくいです。
他には、荷室はタイヤハウスの張り出しを抑えてあるのでスペースを広く使えて使い勝手が良いです。
それと、荷室のドアが電動で開くのと、開口部が広いので荷物が積みやすいです。
(荷室の下に足を入れることで自動でドアが開くシステムも設定されています)
あとは、先進の安全装備を搭載しているので安全性が高いです。
居住性や実用性が高く、乗り心地が良いのでファミリーカーに向いているモデルとなっています。
(国産車のステーションワゴンはスポーティな走行性能を重視していますが、A4アバントは家庭向きのモデルとなっています)
2位「ボルボ XC60」
メーカー:ボルボ(スウェーデン)
価格と燃費
価格:599万円~899万円
燃費:11.5~16.1km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4690×1900×1660mm
「ホイールベース」
2865mm
「車両重量」
1880kg
「最小回転半径」
5.7m
「総排気量」
1968cc
特徴
スウェーデンのメーカー「ボルボ」は、優れた安全装備が魅力となっていて、XC60は世界最高峰の安全性と運転支援システムを持つモデルです。
ミドルサイズのSUVモデルで、エンジンはディーゼルターボとガソリンターボがラインナップされています。
XC60の自動ブレーキは、自動車、人、自転車、大型動物を識別して衝突や回避をしてくれます。
あとは、「ランオフロード・ミティゲーション」というシステムが搭載されていて、時速65km/hから140km/hでの走行中に車線をはみ出してしまった場合にはステアリングやブレーキ操作を自動で行ってくれて危険を回避してくれます。
それと、様々な機能を搭載したナビシステムはタッチスクリーン式になっていて、手袋をした状態でも操作できるようになっています。
(ナビシステムは9インチの大型画面でセンターディスプレイに集約してあるので操作しやすいです)
他にも前走車に130km/hまで対応できる追従システムや、自動で駐車してくれるシステムも搭載されています。
あとは、ボルボの車は全幅がかなり広いのですが、XC60は日本からの要望でXC40よりも狭く1850mmまで抑えてあります。
走行性能も高くスポーティな走りを楽しむことができます。
(クリーンディーゼルターボは、駆動力が高く優れた加速力を持っています)
そして、内装のデザインが上質で乗り心地も快適です。
(上級モデルの前席にはマッサージ機能が備わっています)
あとは、オプション装備ですが子供が正しい姿勢でシートベルトを締めることができるように座面を上昇させることができます。
荷室の容量は、通常時で529ℓで後席を倒せば最大で1441ℓまで拡大されます。
他には、クリーンディーゼルターボは燃費消費量が少なく軽油を使用するので燃料代を抑えることができて経済的です。
1位「フォルクスワーゲン ゴルフ」
メーカー:フォルクスワーゲン(ドイツ)
価格と燃費
価格:253万9000円~575万9000円
燃費:12.6~19.9km/ℓ
主要諸元
「全長×全幅×全高」
4265×1800×1480mm
「ホイールベース」
2635mm
「車両重量」
1320kg
「最小回転半径」
5.2m
「総排気量」
1394cc
特徴
ゴルフは40年以上もの長い歴史を持つロングセラーモデルです。
(初代モデルは、1974年に発売されています)
もともと、フォルクスワーゲンのメーカー名は「フォルクス(国民の)」の「ワーゲン(自動車)」という意味で、高級志向でスポーツ性の強い外車の中でもファミリー向けのモデルが多いです。
そして、フォルクスワーゲンの中で最も人気があるモデルが「ゴルフ」となっています。
スポーティなモデルではないですが、操作しやすく長距離運転でも疲れにくい作りになっています。
ゴルフが人気の理由は、不満に感じる部分がほとんどなく居住性、実用性(積載性)、安全性、走行安定性などあらゆる性能が高水準なことです。
(国産のハッチバックモデルと比べると走行安定性や乗り心地や内装のデザインなどで優れています)
それと、全長が短いので運転がしやすく、全幅はワイドボディなので安定した走りができて乗り心地も上質になっています。
他には、装備内容が充実していて、性能が高いのに価格は割安となっています。
装備は先進の技術が搭載されていて、タッチスクリーンに触れなくても左右にスワイプすだけで操作ができるようになっています。
(9.2インチの大型画面ナビシステムを搭載しています)
安全面では、自動ブレーキやレーンキープアシストなど様々な先進の安全装備の他に9個ものエアバッグを搭載しています。
あとは、外車の中では燃費が良い方です。
(電気自動車やハイブリッドもラインナップされています)
ボディサイズがコンパクトなので、後席は広いわけではないですが乗り心地が良いので快適です。
それと、荷室はホイールハウスによる出っ張りがないので広く使うことができます。
ゴルフは日本だけでなく世界的に高い人気を誇るベストセラーモデルとなっています。
さいごに
ここ数年の間で、車の安全装備は飛躍的に進化してきています。
国産車も、かなり進化してきていますが外車には国産車に無い安全装備や運転支援システムが多数あります。
なので、選ぶときは比較してみるのも良いと思います。
自分だけでなく家族で乗る車だからこそ、安全な車を選んでいただきたいです。