ホンダCR-Vとは?
「ホンダCR-V」は、SUVというジャンルの中で比較的歴史の長いミドルサイズSUVです。
初代モデルの発売は、1995年で現行型は5代目となります。
5代目自体は国外で2016年に発売していましたが、国内での販売は2年後の2018年となっています。
4代目の売れ行きが大幅に下がってしまった為に5代目の国内での販売は見送っていました。
ですが、SUV人気(ホンダのコンパクトSUVヴェゼルの人気)の高さとホンダにミドルサイズSUVがラインナップされていないことから2年遅れでの発売となっています。
CR-Vの主な特徴は・・・
・パワートレーンはガソリンターボとハイブリッド
・高い走行性能
・SUVでは少ない3列シート7人乗りの設定(ガソリン車限定)
・・・などです。
これからCR-Vの特徴について、より詳しくご説明させていただきますので、あなたのお車選びの参考にしてみてください。
CR-Vの価格と値引き額
ガソリン車
「EX(FF/4WD)」
・EX(5人乗り)328万280円/344万6280円
・EX(7人乗り)342万1440円/363万7440円
「EX・Masterpiece(FF/4WD)」
・EX・Masterpiece(5人乗り)359万1000円/380万7000円
・EX・Masterpiece(7人乗り)381万4560円/403万560円
ハイブリッド
「HYBRID EX(FF/4WD)」
・EX(5人乗り)378万4320円/400万320円
「HYBRID EX・Masterpiece(FF/4WD)」
・EX・Masterpiece(5人乗り)414万5040円/436万1040円
値引き額
11万~18万円
まだ新しいモデルなので大きな値引きにはならないですが、同クラスのライバルモデル(CX-5、ハリアーなど)との値引き交渉ができます。
CR-Vの燃費
ガソリン車
15.0km/ℓ~15.8km/ℓ(JC08モード)
ハイブリッド
25.0km/ℓ~25.8km/ℓ(JC08モード)
CR-Vの走行性能
CR-Vのパワートレーンは「1.5ℓガソリンターボ」と「2.0ℓハイブリッド」です。
CR-Vのガソリンターボは1.5ℓで、車両重量が約1600kgなので、駆動力が物足りなく感じそうですが実際にはノーマルエンジン2.5ℓ並のパワーがあり、低速からの力強い加速力を持っています。
ハイブリッドは「2.0ℓ+モーター」で、ノーマルエンジン3.0ℓ並の力強さを発揮してくれます。
そして、ハイブリッドはSUVですが高い静粛性を持っています。
あとは、ハンドリング性能が高く走行安定性に優れているので走りを楽しむことも出来ます。
(最低地上高が200mmもあるのにとても高い操縦安定性を持っています)
ただ、乗り心地は少し硬めとなっています。
エクステリア(外観)
CR-Vの外観デザインは先代モデルと比べるとより先進的でスポーティなカッコいい印象となっています。
そして、以前はクーペのようなスタイルでしたが現行モデルは、ワゴンテイストが強まったように感じます。
LEDヘッドライトが標準装備となっていて、ライトの点灯の仕方も先進的なものになっています。
あとは、全グレードに18インチのアルミホイールが標準装備されています。
こちらのデザインも先代モデルと比べるとブラックを使用したスポーティなものとなっています。
インテリア(内装)
CR-Vの内装は、木目調の加飾で落ち着いた雰囲気となっています。
ただ、シンプルな作りなので少し物足りなさを感じるかもしれません。
上級グレードの「Masterpiece(マスターピース)」には、本革を使用しています。
(高級感を感じられますが本革以外に合成皮革を使用している部分も多いです)
車内は足元の空間が広く、シートも快適です。
ただ、3列シートの場合は3列目が少し窮屈に感じます。
あとは、荷室が先代モデルと比べて拡張されていて、より実用性が高くなっています。
それと、CR-Vの内装ではガソリンターボとハイブリッドでは違う点があります。
まずは、ガソリンターボのみ3列シートが選択できることです。
(7人乗り3列シートと5人乗り2列シートを選ぶことができます)
※ハイブリッドには3列シートの設定はされていないです。
そして、次にハイブリッドはシフトノブが付いていなく、「エレクトリックギアセレクター」というスイッチ式での操作を採用しています。
(ガソリンターボにはシフトノブが付いています)
CR-Vの安全性
先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が標準装備されています。
車両だけでなく、歩行者や標識なども検知してくれます。
Honda SENSINGの主な機能は・・・
・衝突軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・アダクティブ・クルーズ・コントロール(追従機能)
・車線維持システム
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・オートハイビーム
・・・となっていて、優れた安全装備を全車に搭載しています。
さいごに
CR-Vは、ガソリンターボとハイブリッドの2タイプのパワーユニットをラインアップしています。
そして、どちらとも高い走行性能を持っています。
あとは、車内や荷室が広く実用性も高いし、ガソリンターボにはSUVとしては数少ない「3列シート7人乗り」を設定しています。
ただ、優れたモデルですがデメリットもあります。
デメリットとしては、ボディがワイドボディで最小回転半径が5.5mなので取り回し性があまり良くないです。
(少し大回りになります)
あとは、後方の視界があまり良くないのと、荷室の床が少し高いので重い荷物が積みにくい印象があります。
すべての車に、良い面と悪い面が必ずあります。
そういった面も考えて、ご自身のライフスタイルに合ったモデルをお選びください。