ホンダN-VAN(バン)とは?
ホンダから発売されている「N-VAN(バン)」は軽自動車の商用バンです。
様々な仕事で使いやすいように、開口部が大きなスライドドアや運転席以外のシートはたたむとフラットな状態になるなど実用性の高さが大きな魅力となっています。
そして、商用モデルですが車中泊やアウトドアなどのレジャーにも適しているので一般ユーザーにとっても魅力的なモデルとなっています。
これから「N-VAN」について詳しくご説明させていただきますので、あなたのお車選びの参考にしてみてください。
N-VANの価格と燃費とは?
N-VANには大きく分けてスタンダードな商用モデルの「N-VAN」と、商用だけでなく一般ユーザーにも向いているカジュアルなスタイルの「N-VAN +STYLE」があります。
N-VAN
「N-VAN(G・Honda SENSING)」
価格:126万7920円~137万7000円
燃費:17.6km/ℓ~23.8km/ℓ
「N-VAN(L・Honda SENSING)」
価格:134万1360円~145万440円
燃費:17.6km/ℓ~23.8km/ℓ
N-VAN +STYLE
「N-VAN(FUN・Honda SENSING)」
価格:156万600円~169万1280円
燃費:17.6km/ℓ~23.8km/ℓ
「N-VAN(FUN・ターボ Honda SENSING)」
価格:166万8600円~179万9280円
燃費:21.2km/ℓ~23.6km/ℓ
「N-VAN(COOL・Honda SENSING)」
価格:156万600円~169万1280円
燃費:17.6km/ℓ~23.8km/ℓ
「N-VAN(COOL・ターボ Honda SENSING)」
価格:166万8600円~179万9280円
燃費:21.2km/ℓ~23.6km/ℓ
N-VANの魅力とは?
ピラーレス(柱が無い)大開口の助手席側ドア
ピラー(柱)をドアに埋め込むことによって1580mmもの開口幅にしてあります。
開口幅が広いので長い物や、大きい荷物の積み降ろしがしやすくなっています。
同じように助手席側に大開口のドアを持つダイハツのタントと比べても広いです。
(タントの開口幅は1490mmです)
シートは後席だけでなく助手席も小さくたためてフラットになる
運転席以外はシートをたたむとフラットな状態になります。
助手席をたたんでフラットにした状態だと、最長で2635mmまでの長い荷物を積むことができます。
それと、専用のボードを使用することによって運転席も含めてすべてをフラットにすることもできるので車中泊にも使えます。
商用車に見えないスタイルとレジャー向けの豊富なアクセサリー
商用のバンですが「+STYLE」は、一般のユーザー向けに外観のデザインを商用車に見えないスタイルにしてあります。
アウトドアに使えるアクセサリーも豊富なのでレジャーでの使い勝手も良いです。
用途に合わせた自分好みの使い方ができます。
先進の安全装備を搭載
N-VANには、ホンダの安全運転支援システム「ホンダセンシング」を搭載しています。
(標準装備で搭載しています)
機能としては・・・
・「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」
前走車や対向車だけでなく、歩行者も検知してくれます。
・「前方後方の誤発進抑制機能」
・「標識認識機能」
・「路外逸脱抑制機能」
車線からはみ出さないように支援してくれます。
・「車線維持支援システム(LKAS)」
車線内を走行できるようにステアリング操作を支援してくれます。
・「歩行者事故低減ステアリング」
路側帯を歩いている歩行者と衝突の危険性があれば警告と回避の為のステアリング操作支援をしてくれます。
・「先行車発進お知らせ機能」
・「オートハイビーム」
・「アダクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」
前方車両と一定の距離を保ちながら自動的に加減速をし追従してくれます。
N-VANのデメリットとは?
N-VANは、軽商用車の中でもかなり便利で優れたモデルですがデメリットもあります。
(※一般の乗用車と比べた場合です)
商用車の規格に合わせているので足元が狭く、シートの背もたれも直立していて座り心地は良くないです。
あとは、スライドドアが電動式ではないです。
それと、同じホンダの軽乗用車と比べると重たい荷物を積む為の設計がされているので足回りが硬めで乗り心地があまり良くないです。
他にも、全高が高いので高速道路などで空気抵抗を受けやすくなります。
ノーマルエンジンは動力性能に物足りなさを感じますが、ターボでは無理なく走ることができます。
さいごに
「N-VAN」は、軽商用バンで積載量や荷物の積み降ろしのしやすさ、運転席以外のすべてのシートがフラットになるなど「実用性の高さ」が大きな魅力のモデルです。
そして、一般ユーザー向けに商用車に見えないスタイルの「+STYLE」もラインナップされています。
アウトドアや車中泊などのレジャーを楽しみたいユーザーにも適しているモデルです。
あくまで商用車なので、一般乗用車と比べると乗り心地で見劣りしてしまう部分はありますが、仕事や趣味など幅広い状況で高いパフォーマンスを発揮してくれる優れたモデルとなっています。