ベンツのクラス別情報!ベンツ各クラスの評価や燃費、価格とは?

ベンツにはクラスがある?

日本では高級車の代名詞といってもいいくらい有名な車「ベンツ」

車のことをまったく知らない人でも「ベンツは高級車」ということを知っています。

そして「ベンツに乗っている」と聞くと「お金持ちなんだ・・・」て思うのは、日本人のほとんどが持ち合わせているイメージではないでしょうか。

ただ、「ベンツ」というクルマは「クラス」がいくつもあって、そのクラスによって「性能」や「価格」「ボディサイズ」などが全然違っています。

例えば、ベンツの中でコンパクトサイズなのは「Aクラス」と「Bクラス」で、その中でも「Aクラスはスポーツタイプ」で「Bクラスは実用性を重視したタイプ」といったように違いがあります。

他にも「Gクラス」や「GLクラス」というようにGが付くSUVタイプなどベンツには色々なクラス(タイプ)があるのです。

これからベンツの各クラスの性能(評価)や燃費、価格などについて詳しくご説明させていただきすので、あなたがベンツのことを調べる時の参考にしてみてください。

ベンツAクラス

a-c01a

走行性、安全性に優れているスポーツコンパクトモデルの「Aクラス」

ベンツAクラスの特徴と評価

メルセデス・ベンツの中でサイズが最もコンパクトな「Aクラス」

コンパクトサイズなので取り回し性に優れていています。

価格も200万円台からなのでベンツの中では安価となっています。

(ほとんど300万円の200万円台ですが)

昔は「お手頃価格で手に入れられるベンツ」という印象があったAクラスですが3代目の現行型は以前のモデルとは全然違うとても完成度の高いモデルとなっています。

(2012年にモデルチェンジをして2015年にマイナーチェンジをしています)

現行型のAクラスはスポーティなフォルムのコンパクトモデルとなっています。

見た目通りのスポーティな高い走行性能と安全性能を持っています。

Mercedes-Benz A 250 SPORT, (W 176), Fahrveranstaltung Slowenien

2015年のマイナーチェンジでハンドリング性能と快適性もアップしています。

インテリアのデザインもクオリティの高い上質でスポーティなものになっています。

a-c01b

レーダーセーフパッケージでは5つのレーダーと1つのカメラを搭載していて先進的で高度な安全性を実現しています。

ベンツAクラスの燃費

17.6km/ℓ(JC08モード)

ベンツAクラスのグレードと価格

・A180スタイル(FF):296万円

・A180 (FF):326万円

・A180スポーツ(FF):387万円

・A250シュボルト4マチック(4WD):529万円

・A250 A45 4マチック(4WD):713万円

ベンツAクラスの主要諸元

「全長×全幅×全高(mm)」

4300×1780×1435

「ホイールベース」

2700mm

「車両重量」

1430kg

「最小回転半径」

5.1m

ベンツBクラス

bc01a

外観はコンパクトだけど室内が広くファミリー層にも適している「Bクラス」

ベンツBクラスの特徴と評価

Aクラスをベースに開発されて、基本的なコンポーネントは同じですがボディサイズを大きくして居住性を高くしたモデルです。

居住性を高めるために背を高くしていますが空力特性は抜群なので安定した走行ができます。

(Aクラスよりも背が高いですがBクラスもスポーティな走行が可能です)

後席の足元は上級モデルと同じくらい広く頭上の空間も余裕があるので快適な居住空間となっています。

bc01b

BクラスはAクラスと同じプラットフォームを採用していますが室内空間や乗り降りのしやすさなどを重視していてシートポジションも高めに設定されています。

荷室が十分に広く、立体駐車場にも入れるサイズなので実用性が高いです。

bc01c

アンダーシートボックスやシートバックテーブルなど便利な装備が付いていて使い勝手が良いです。

コンパクトサイズで荷室が広く、居住性や走行性能が高く、上質な内装になっているなどトータルバランスに優れたモデルとなっています。

ベンツBクラスの燃費

16.7km/ℓ(JC08モード)

ベンツBクラスのグレードと価格

・B180 (FF):313万円

・B180スポーツ(FF):392万円

・B250 4マチックスポーツ(4WD):500万円

ベンツBクラスの主要諸元

「全長×全幅×全高(mm)」

4400×1785×1545

「ホイールベース」

2700mm

「車両重量」

1450kg

「最小回転半径」

5.2m

ベンツCクラス

c-s01a

ベンツの中では一番人気があって輸入車全体でも最高峰の人気を誇る「ベンツCクラス」

ベンツCクラスは日本で販売されているベンツの中で一番人気のあるクラスです。

そして、輸入車全体の中でも「フォルクスワーゲン ゴルフ」の次に販売数の多いモデルでもあります。

ただ、「ベンツCクラス」といっても「セダン」「ステーションワゴン」「クーペ」といった複数のタイプがあります。

ベンツCクラスは190Eから受け継いだモデルで現行型は190Eから数えると5世代目になります。

(Cクラスになってからは4世代目です)

Cクラスセダンの特徴

c-s01b

メルセデスブランドの中で代表的な存在のCクラス。

さらにその中でも人気の高いモデルが「Cクラスセダン」です。

「アジリティ(敏捷性)&インテリジェンス(知性)」というコンセプトをもとに造られています。

敏捷性では先代比70%という軽量かつ剛性なアルミボディで、知性という面ではSクラスと同レベルの最高の安全性とスポーティなハンドリング性能を持っています。

街中でも乗りやすいサイズとなっていて取り回しが良いです。

CLAセダンと比べるとより高い質感になっています。

居住性や実用性はそれはど高くはないですが先進的な安全装備と乗りやすさが魅力のモデルです。

cクラスセダンの燃費と価格

20.3km/ℓ(JC08モード)

427万円~1325万円

Cクラスセダンの主要諸元

「全長×全幅×全高(mm)」

4690×1810×1435

「ホイールベース」

2840mm

「車両重量」

1650kg

「最小回転半径」

5.1m

Cクラスステーションワゴンの特徴

cs01a

現行型のCクラスステーションワゴンは、Cクラスセダンと同様に軽量高剛性のアルミボディを採用しています。

ボディの軽量化と低重心によってスポーティな走行ができてコーナーリングでの安定性にも優れています。

ハンドリング性能もよく、乗りやすいです。

内外装が上質で先進的な安全装備を搭載しています。

ワゴン車ですが荷室は特に広くはないです。

cクラスステーションワゴンの燃費と価格

19.6km/ℓ(JC08モード)

451万円~1405万円

Cクラスステーションワゴンの主要諸元

「全長×全幅×全高(mm)」

4705×1810×1450

「ホイールベース」

2840mm

「車両重量」

1710kg

「最小回転半径」

5.1m

Cクラスクーペの特徴

cc01b

美しいスタイルが魅力の「Cクラスクーペ」

Sクラスクーペの流れをくんでいて2ドアスタイルとなっています。

ボディはセダンよりも25cm低く設定されていて、大径ホイールを組み合わせることでよりスポーツ感が増しています。

上質な内外装で、あらゆる能力が高い水準となっているモデルです。

cクラスステーションワゴンの燃費と価格

14.9km/ℓ(JC08モード)

547万円~585万円

Cクラスステーションワゴンの主要諸元

「全長×全幅×全高(mm)」

4705×1810×1405

「ホイールベース」

2840mm

「車両重量」

1570kg

「最小回転半径」

5.2m

ベンツEクラス(新型)

ec01a

世界最高峰の様々な先進技術の採用によって世界一便利で安全なクルマになった「Eクラス」

(日本での販売は初夏の予定)

ベンツEクラスの特徴

ベンツEクラスは走行性や快適性なども素晴らしいのですが特に目を引くのが「自動運転技術」や「運転支援機能」の充実です。

最新の様々なテクノロジーを機能にとり入れてあって「世界一便利で安全なクルマ」になっています。

どういう機能があるのかといいますと・・・

・車の外から乗車せずに駐車ができる

・ステアリング(ハンドル)についているタッチコントロールのボタンを使って親指だけでスマホのように操作して様々な機能を呼び出すことができる

・高精細な液晶ディスプレイが2枚並んでいて運転席正面の画面は3つのデザインから好みで選ぶことができます。

ec01b

ec01c

(アナログ2眼の「クラシック」文字盤の色味を変えた「スポーツ」先進的な画面の「プログレッシグ」の3つです)

・ヘッドライトには84個ものLEDライトが採用されていて、走行状況や道路状況によって自動で変化します。

・ウィンカーをあげれば自動で判断して車線変更をしてくれます。

・210km/hまで前車に追従して、130km/hまでの追従なら自動でステアリングの操作や停止までしてくれます。

(渋滞であれば完全停止して、30秒以内なら自動で再発進までします)

・カメラとレーダーによる自動ブレーキは100km/hまでなら衝突を回避できて、65km/hまでなら歩行者との衝突を防いで、90km/hまでなら渋滞中の追突リスクを軽減してくれます。

・急に具合が悪くなったり、居眠りをしてしまったりした場合に運転できなくなった時に(一定時間運転操作が行われなかった場合に)警告しても反応が無い場合には自動でハザードランプをつけながら速度を落として停止します。

・側面の事故にも対応できるように前席には横に備え付けてあるチャンバーが衝突時に膨らんで乗員を車両中央に移動させることによって怪我のリスクを軽減してくれていて、後席では衝突時にシートベルトが膨らんで被害を軽減してくれる「ベルトバック」が採用されています。

上記の機能を見るだけで「すごい」という言葉しか見当たらないほどの進化を遂げています。

ベンツEクラスのボディサイズ

「全長×全幅×全高(mm)」

4923×1852×1468

「ホイールベース」

2939mm

ベンツGLC

glc01a

最先端技術を採用している高性能SUVの「GLC」

ベンツGLCの特徴と評価

最新のCクラスモデルのプラットフォームをベースとしたクロスオーバーモデルです。

GLKの後継として登場したモデルで、GLKは左ハンドルしかなく販売地域も限定されていましたがGLCは左右のハンドルを用意してあります。

GLCの特徴は、「どんな状況でも走行できる走破性の高さ」です。

「ダイナミックセレクト」ではドライバーの好みに合わせて5つのモードから選ぶことができます。

glc01b

選べるモードは・・・

・快適性を優先させた標準状態の「Comfort」

・燃費性能を最優先にした状態の「Eco」

・スポーティな走行ができる「Sport」
・さらに「Sport」よりダイナミックな走りができる「Sport+」
・エンジンやトランスミッションなどをドライバーが自由にカスタマイズできる「Individual」
となっています。

Mercedes-Benz GLC (X 253) 2015

レーダーとカメラを使って車両の周りの状況を判断してくれる「レーダーセーフティパッケージ」は全車に標準装備されています。

レーダーとカメラのセンサーシステムによって前後左右のクルマだけでなく歩行者まで検知して状況判断することによってアクセル、ブレーキ、ステアリングなどを自動で制御する「部分自動運転機能」を搭載しています。

室内は広く快適で上質な居住空間となっています。

glc01d

あらゆる面で能力が高くバランスの良い高性能モデルとなっています。

ベンツGLCの燃費

13.4km/ℓ(JC08モード)

※グレード:GLC250 4マチック

ベンツGLCのグレードと価格

・GLC250 4マチック (4WD):628万円

・GLC250 4マチック スポーツ(4WD):678万円

・GLC250 4マチック スポーツ本革仕様(4WD):745万円

ベンツGLCの主要諸元

「全長×全幅×全高(mm)」

4660×1890×1645

「ホイールベース」

2875mm

「車両重量」

1800kg

「最小回転半径」

5.7m

ベンツGLE

gle01a

上質なプレミアムSUVの「GLE」

ベンツGLEの特徴と評価

プレミアムSUVのMクラスがマイナーチェンジをした時に名前を変更して「GLE」になりました。

名前に「E」の文字を使っている通り、ベンツEクラスと同等の高い機能や装備を備えてあります。

(ベンツのSUVは車名の初めに「GL」が付いて、その後に車格をあらわすアルファベットが付きます)

安全性も快適性もEクラスと同レベルになっています。

高性能の安全装備である「レーダーセーフティパッケージ」が全車に標準装備されていて世界トップレベルの安全性能を備えてあります。

大きめのボディなので車内もゆったりとした居住空間となっています。

gle01b

素直なハンドリング性能と優れたトラクション性能も魅力となっていて、乗り心地も高級サルーン並みの快適さになっています。

荷室が広いので実用性も高いです。

国内でラインナップされているパワーユニットは「3ℓV6直噴ディーゼルターボ」と「5.5ℓV8直噴ツインターボ」の2種類となっています。

ベンツGLEの燃費

12.9km/ℓ(JC08モード)

※グレード:GLE350d 4マチック

ベンツGLEのグレードと価格

・GLE350d 4マチック (4WD):868万円

・GLE350d 4マチック 本革仕様(4WD):929万円

・GLE350d 4マチック スポーツ(4WD):964万円

・AMG GLE63S 4マチック(4WD):1740万円

※AMG GLE63S 4マチックのみ5.5ℓV8直噴ツインターボ

ベンツGLEの主要諸元

「全長×全幅×全高(mm)」

4825×1935×1795

「ホイールベース」

2915mm

「車両重量」

2250kg

「最小回転半径」

5.5m

ベンツGL

gls01a

高級感ただよう最上級SUVの「GL」

ベンツGLの特徴と評価

Mクラス(現在GLE)のプラットフォームをベースとした3列7人乗りのフルサイズクロスオーバーSUVです。

Gクラスを除くベンツSUVの中では最高峰のモデルとなっています。

日本ではまだ「GL」という名前で販売されていますが本国ドイツでは新しく「GLS」と名前を変えています。

1千万円を超える価格に見合った豪華な雰囲気を味わうことができるクルマとなっています。

gls01b

特に居住性に優れていて広さはもちろんのこと、シートの座り心地、静粛性などかなり高い水準となっています。

あとは実用性にも優れているので様々な用途に応えることのできるモデルでもあります。

全長が5mを超える大型のボディなので都市部や狭い道路での取り回しには注意が必要です。

ベンツGLの燃費

11.4km/ℓ(JC08モード)

※グレード:GL350 ブルーテック 4マチック

ベンツGLのグレードと価格

・GL350 ブルーテック 4マチック (4WD):1000万円

・GL550 4マチック(4WD):1353万円

・GL63AMG(4WD):1836万円

ベンツGLの主要諸元

「全長×全幅×全高(mm)」

5125×1935×1850

「ホイールベース」

3075mm

「車両重量」

2540kg

「最小回転半径」

5.7m

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です