フォルクスワーゲン(VW)のポロとは?
フォルクスワーゲン(VW)は、ドイツの人気自動車メーカーです。
社名の「フォルクス」は「国民の」という意味で、「ワーゲン」は「自動車」で、高級車ブランドが有名なドイツ車の中では低価格、低燃費、運転しやすいなど一般ユーザー向けにモデル展開をしているメーカーとなっています。
そして、安全性の高さもフォルクスワーゲンの大きな特徴となっています。
そのフォルクスワーゲンの「ポロ」は、コンパクトサイズのハッチバックモデルです。
これから、ポロの価格や燃費、性能などについてご紹介させていただきますので、あなたのクルマ選びの参考にしてみてください。
ポロの価格と燃費とは?
価格
209万8000円~265万円
同クラスの国産車と比べると、約50万円ほど割高になっていますが、輸入車全体の中ではかなり割安な価格となっています。
燃費
19.1km/ℓ(JC08モード)
ポロの燃費性能は、国産のコンパクトモデルと比べると(燃費だけを比べてしまうと)見劣りしてしまう部分はありますが、輸入車全体で見ると平均的です。
※日本のコンパクトカーの燃費性能は約20.0~30.0km/ℓと世界の中でもトップクラスの燃費性能となっています。
スタイル
新型ポロの大きさは・・・
全長:4060mm
全幅:1750mm
全高:1450mm
です。
先代モデルと比べると・・・
全長は「65mm」長くなり、全幅も「65mm」広くなり、全高は「10mm」低くなっています。
それと、ホイールベース(前輪と後輪の間)は「80mm」長くなっています。
全高は低くなっていますが、それ以外は全体的にボディが大きくなっています。
ホイールベースが長くなっているので、車内が広くなっているのと、より安定性の増したスタイルとなっています。
プラットフォームはゴルフなどにも使用されている「MQB」を採用していて、ボディカラーは全部で8色設定されています。
内装(インテリア)
新型モデルは、インパネのメーターと同じ高さにナビを設置してあります。
そして、前方の視界が良いので運転感覚はつかみやすいです。
それと、先代モデルは足元が狭く4名で乗車すると窮屈でしたが、現行モデルは全長やホイールベースを長くすることで後席を広くしてあります。
荷室
荷室の広さは、後席を立てた状態で容量は「351ℓ」です。
先代モデルと比べると「71ℓ」増えています。
最大用容量は「1125ℓ」となっています。
(後席のシートは6対4分割です)
安全性
フォルクスワーゲンは世界各国の自動車メーカーの中でも高い安全技術を持っています。
そして、安全性の高さは新型ポロの大きな魅力の一つとなっています。
搭載されている安全支援システム(ADAS)には・・・
・歩行者も検知してくれる「プリクラッシュ(自動)ブレーキ」
・自動での発信と停止機能を備えている全車追従型の「ACC(全車追従機能)」
・後退時に車両の接近を知らせてくれる「ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)」
・バックで出庫する場合の安全確認をサポートしてくれる「リヤトラフィックアラート」
・駐車スペースを見つけて、ステアリング操作も自動でしてくれる駐車支援システムの「パークアシスト」
・・・などが搭載されています。
あと、バックモニターは後方だけでなく車の周囲360度の状況を知らせてくれる機能が付いています。
その他にも様々な安全装備が設定されています。
新型ポロの走行性能
新型ポロのエンジンは・・・
・「1000cc直3ターボ」
・「1500cc直4ターボ」
・「1600cc直4ディーゼルターボ」
・「2000cc直4ターボ」
・・・と豊富なラインナップとなっています。
1000ccの排気量でも、停止時から100km/hに達するまでの時間は「10.8秒」と加速性に不満を感じることはないです。
そして、最高速度は「187km/h」となっています。
(日常生活においては十分過ぎる走行性能です)
さいごに
新型ポロになって、居住性や実用性が高くなったことでファミリカーとしても使いやすくなっています。
そして、同クラスの国産コンパクトカーと比べると価格は割高で、燃費性能でも見劣りしてしまう部分はありますが、優れた安全性能や走行性能は国産車以上です。
(価格が割高と言っても209万円~で、燃費も19.1km/ℓなので悪くはないです)
内装も上質に作られていて、所有する喜びを感じることができるモデルとなっています。
新型ポロは、運転しやすいサイズなので幅広い年齢層に受け入れられる車です。