フランス車の特徴とは?
フランス車の大きな魅力は、洗練された上質なデザインです。
内外装のデザインが個性的でオシャレなモデルが多いです。
そして、機能性だけでなく、見た目で楽しめる先進的なインパネや、大きいルーフによる気持ちの良い開放感など「乗車することを楽しむ」という遊び心のあるデザインも多いです。
それと、フランス車(輸入車)は、4WDが設定されていないです。
(ほとんどの車種は前輪駆動でSUVも4WDではないです)
ただ、4WDの設定が無くても悪路走破性を高める「グリップコントロール」を搭載しているモデルは雪道や舗装されていない林道などを問題なく走ることができます。
あとは比較的、全長の短いコンパクトなサイズのモデルが多いです。
(全長は短いですが、ボディはワイドになっています)
それと、走行性能が高く、乗り心地が良いのもフランス車の特徴となっています。
これから、フランスの外車(輸入車)のメーカーや車種についてご紹介させていただきますので、あなたのお車選びの参考にしてみてください。
目次
プジョー(PEUGEOT)
「プジョー」は、自動車メーカーの中で最も長い歴史を持ち、伝統のある自動車メーカーです。
現在はライバルメーカーだった「シトロエン」と合併して、「PSA(プジョー・シトロエン・グループ)」を構成しています。
208
取り扱い販売店:プジョー・シトロエン・ジャポン
「価格」
199万円~368万6600円
「特徴」
運転しやすいコンパクトサイズで、軽快な走りが魅力のモデルです。
(全長を4m以下に抑えてあるので、国産コンパクトカーと同じくらいの長さです)
内装のデザインはシンプルですがオシャレです。
前席を優先した作りなので、前席は余裕があって快適ですが、後席は少し狭く感じます。
パワーユニットは、「1200ccと1600ccのターボ」と「1200ccのノーマルエンジン」がラインナップされています。
(1200ccターボは2000ccのノーマルエンジン並みの動力性能を持っています)
あとは、ボディが軽いので燃費性能と動力性能が高いです。
それと、車両価格が200万円以下のモデルもあるので、外車(輸入車)の中では割安になっています。
308
取り扱い販売店:プジョー・シトロエン・ジャポン
「価格」
279万9000円~443万円
「特徴」
「308」はプジョーブランドの中核を担うモデル(主力車種)です。
ボディは「ハッチバック」と「ワゴン」の2タイプが設定されています。
パワーユニットは、「1200ccと1600ccのターボ」と「1600ccと2000ccのクリーンディーゼルターボ」で、スポーティな走りを楽しむことができます。
それと、内外装のデザイン性に優れています。
居住性は前席は快適ですが、後席は少し狭く感じます。
(ワゴン車のSWは5ドアに比べてホイールベースが長めに設定されていますが、それでも後席の足元はそれほど広くないです)
あとは、安全装備が充実していて、自動ブレーキは60km/h以下なら歩行者も検知してくれます。
508GT
取り扱い販売店:プジョー・シトロエン・ジャポン
「価格」
434万円~464万円
「特徴」
「508GT」は、Lクラスのセダンとワゴンモデルがラインナップされています。
そして、パワーユニットは、「2000ccの直4DOHCディーゼルターボ」となっています。
ホイールベースが長いので車内が広く快適に乗車できます。
それと、走行面では直進安定性や加速性能が優れています。
安全面では日本車と比べてしまうと設計が古いので少し見劣りします。
2008
取り扱い販売店:プジョー・シトロエン・ジャポン
「価格」
263万円~285万円
「特徴」
プジョー208をベースとしたコンパクトサイズのSUVです。
全長が4.2m以下で短いので運転しやすいです。
グレードは3タイプで・・・
ベースモデルの「アリュール」
特別仕様車の「クロスシティ」
上級モデルの「GTライン」
となっています。
特別仕様車のクロスシティは、16インチのタイヤと悪路走破性を高めるグリップコントロールを装備しています。
(グリップコントロールは路面ごとにトルクとブレーキを最適な状態に制御してくれます)
上級モデルのGTラインは、雪道を走ることができる「オールシーズンタイヤ」とグリップコントロールを装備しています。
4WDの設定は無いですが、FFでも悪路走破性は高めてあります。
パワーユニットは「1200cc直3DOHCターボ」で、2000ccのノーマルエンジン並の動力性能を持っています。
乗り心地は良いですが、後席は少し狭く感じます。
3008
取り扱い販売店:プジョー・シトロエン・ジャポン
「価格」
357万円~444万円
「特徴」
先進的なデザインの内装と高い走行性能が魅力のミドルサイズSUVです。
内装は、メーターをデジタルディスプレイにするなど先進的なデザインの「iコクピット」を採用しています。
駆動方式はFF(全輪駆動)ですが、通常モードのオンとオフ以外に「スノー(氷雪)」「マッド(泥)」「サンド(砂)」という5つの制御モードを搭載することで悪路走破性を高めています。
そして、舗装されたオンロードでは乗り心地が良いです。
あとは、グレード「GT」の荷室にはハンズフリーの電動テールゲートが搭載されています。
それと、安全装備が充実しているので安全性は高いです。
5008
取り扱い販売店:プジョー・シトロエン・ジャポン
「価格」
404万円~469万円
「特徴」
3列シートを備えたミドルサイズのSUVです。
「3008」より全長やホイールベースを長くすることで居住性を高めています。
それと、シートアレンジが多彩なので実用性も高いです。
(2列目、3列目シートを畳めばフルフラットの広い荷室になります)
安全装備も充実しているのでファミリカーにも適しているモデルです。
あとは、4WDの設定は無いですが、雪道や砂地でも高い走破性を発揮してくれる制御システムを搭載しています。
シトロエン(CITROEN)
シトロエンは、オシャレなデザインが魅力のメーカーです。
全長は短く抑えてありますが、全幅はワイドボディが多いです。
日本での取り扱い車種はあまり多くないですが、フランスを代表する自動車メーカーです。
現在は、「プジョー」と合併して「PSA」というグループ企業になっています。
C3
取り扱い販売店:プジョー・シトロエン・ジャポン
「価格」
216万円~239万円
「特徴」
SUV風でオシャレなデザインが魅力のコンパクトカーです。
(全長は4m以下です)
サイドボディに「エアバンプ」というポリウレタン製の衝撃吸収剤を装着していて、時速4km/h以下でのダメージを抑えてくれます。
それと、最低地上高を160mmにすることで、悪路を走りやすくしてあります。
内装はシンプルですが、オシャレで使い勝手が良いです。
パワーユニットは「1200cc直3DOHCターボ」で、動力性能が高く、乗り心地も良いです。
それと、安全装備は歩行者も検知してくれる自動ブレーキを搭載しています。
デメリットとしては後席が少し狭く感じます。
C4
取り扱い販売店:プジョー・シトロエン・ジャポン
「価格」
259万円~279万円
「特徴」
シトロエンの主力となるハッチバックスタイルのコンパクトモデルです。
(全長は約4.4mなのでC3より一回り大きいサイズです)
パワーユニットは「1200ccターボ」と「1600ccディーゼルターボ」となっています。
1200ccターボは、2300ccノーマルエンジン並の動力性能を持っています。
そして、1600ccのディーゼルターボはパワーがあってスポーティな走りを楽しむことができます。
(排気量は小さいですが、十分な動力性能を持っています)
高い走行性能を持ち、乗り心地も良いのですが、設計が古いので自動ブレーキなどの安全装備は付いていないです。
C4ピカソ
取り扱い販売店:プジョー・シトロエン・ジャポン
「価格」
347万円~437万5000円
「特徴」
C4をベースに作られた「5人乗りのワゴン車」が「C4ピカソ」です。
そして、ピカソよりホイールベースを60mm長くして多人数が乗れるようにした「7人乗りのミニバン」が「グランドC4ピカソ」です。
オシャレな内外装のデザインと前席の頭上までガラスになっている「パノラミックフロントウィンドウ」は、視界が良いだけでなく大きな開放感を得ることもできます。
(パノラミックフロントウィンドウはオープンカーに乗っているような開放感を得ることができます)
それと、安全装備の自動ブレーキや、ハンズフリーの電動テールゲートなど装備面も充実しています。
DS3
取り扱い販売店:プジョー・シトロエン・ジャポン
「価格」
259万円~299万円
「特徴」
Bセグメント(国産コンパクトカーと同クラス)で3ドアのハッチバックモデルです。
他にも電動ソフトトップを備えたカブリオもラインナップされています。
内外装の上質なデザインが大きな魅力となっているモデルです。
ただ、発売されたのが2010年で2016年にはデザインも刷新されていますが、少し設計の古さを感じます。
DS4
取り扱い販売店:プジョー・シトロエン・ジャポン
「価格」
293万円~356万円
「特徴」
C4がベースの5ドアハッチバックモデルです。
(見た目は3ドアのクーペスタイルに見えます)
2016年からSUVテイストの「クロスバック」を追加設定しています。
クロスバックは、ベースモデルよりも全高を約30mm高くしてあります。
それと、パワーのある「ブルーHDi」を搭載したクリーンディーゼルエンジン車もラインナップしています。
あとは、内装はシンプルですが作り込まれたデザインになっています。
他にも、パノラミックフロントウィンドウを採用しているので広い視界と開放的な気持ちを味わうことができます。
DS5
取り扱い販売店:プジョー・シトロエン・ジャポン
「価格」
409万円~497万円
「特徴」
独特なデザインが魅力のDSシリーズ上級モデルです。
特にヘッドライトからAピラーまで続くサーベル(剣)をイメージしたモールは珍しいデザインです。
内装も上質なものになっています。
ルノー(RENAULT)
ルノーは、様々なタイプの個性的なモデルを販売しているメーカーです。
現在は、日産と提携していてエンジンやプラットフォームなどで共通化している部分があります。
トゥインゴ
取り扱い販売店:ルノー・ジャポン
「価格」
171万円~239万円
「特徴」
内外装ともにオシャレで可愛らしいデザインのコンパクトモデルです。
(ボディの大きさは、国産の軽自動車とコンパクトカーの中間くらいです)
エンジンを後ろに搭載していて、駆動方式は「FR(後輪駆動)」となっています。
(エンジンをボディの最後部に搭載したことによって、後席や荷室が少し狭くなっています)
ボディがコンパクトで視界や取り回し性が良いので運転しやすいです。
それと、乗り心地も良いです。
あとは、外車(輸入車)の中では価格が割安です。
ただ、国産車と比べると安全装備で見劣りする部分があります。
ルーテシア
取り扱い販売店:ルノー・ジャポン
「価格」
199万円~329万円
「特徴」
高い走行性能と優れたデザイン性が魅力のコンパクトカーです。
1200ccターボは、2000ccのノーマルエンジン並みの動力性能を持っています。
あとは、燃費重視で走りたい場合の為に「ECOスイッチ」を搭載しています。
そして、内装のデザインもオシャレなものになっています。
前席は快適ですが、後席は少し足元が狭いです。
それと、後方の視界があまり良くないです。
カングー
取り扱い販売店:ルノー・ジャポン
「価格」
247万円~259万円
「特徴」
カングーは、ハッチバックとミニバンが組み合わさったようなユニークなデザインのモデルです。
(前側がハッチバックの形で、後ろ側がミニバンのような形になっています)
両側がスライドドアで、荷室が広いので実用性が高いです。
(荷室のドアは観音開きとなっています)
居住性や実用性が高く価格も割安です。
ただ、自動ブレーキが付いていないのとコンパクトカーの中では燃費もあまり良くないです。
(燃費は、14.7km/ℓです)
キャプチャー
取り扱い販売店:ルノー・ジャポン
「価格」
267万2000円
「特徴」
キャプチャーは、日産ジュークをベースとしたコンパクトサイズのSUVです。
SUVですが、ジュークと同様に舗装されたオンロード向けなので、悪路走破性は高くないです。
外観のデザインは、ルーテシアをSUVにしたようなスタイルになっています。
(ルーテシアより全長が130mm長いので、後席には余裕があります。)
全長は約4.2mと短いですが、全幅は約1.8mあるので取り回しには注意が必要です。
内外装のデザインとコンパクトサイズの割に居住性と実用性に優れている所が魅力となっているモデルです。
安全面では、自動ブレーキが設定されていないです。
メガーヌ
取り扱い販売店:ルノー・ジャポン
「価格」
263万円~354万円
「特徴」
メガーヌは、Cセグメント(ミドルサイズ)のハッチバックモデルです。
(Cセグメントは、全長が約4200~4500mmで欧州では人気の高いサイズです)
現行型は4代目で、2017年に発売されているので先進の安全装備が搭載されています。
ハッチバックモデルの他に「メガーヌ・スポーツツアラーGT」というミドルサイズのワゴンもラインナップされています。
(走行安定性に優れていて、乗り心地も良いです)
全長は、あまり長くないですが、全幅は1800mmを超えるワイドボディとなっています。