スズキの新型コンパクトSUVクロスビー!価格や燃費、評価とは?

クロスビーとは?

クロスビーは、コンパクトカーとSUVが融合したクロスオーバーモデルです。

プラットフォームは、イグニスやソリオと同じもので開発されていて、内外装は軽自動車のハスラーと似たデザインになっています。

パワーユニットは「1000ccの直3DOHCターボ」で、グレードは2種類です。

グレードは「ハイブリッドMX」と「ハイブリッドMZ」があり、MZの方がMXと比べると装備面などが充実しています。

これからクロスビーについて詳しくご説明させていただきますので、お車選びの参考にしてみてください。

クロスビーの価格

1,765,800円~2,145,960

ハイブリッドMX(FF):1,765,800円

ハイブリッドMX(4WD):1,908,360円

ハイブリッドMX スズキセーフティサポートパッケージ(FF):1,872,720円

ハイブリッドMX スズキセーフティサポートパッケージ(4WD):2,015,280円

ハイブリッドMZ(FF):2,003,400円

ハイブリッドMZ(4WD):2,145,960円

クロスビーの価格は、他のコンパクトカーと比べると高めに設定されています。

(他のコンパクトカーより割高ですが、そのぶん実用性や装備面は充実しています)

クロスビーの燃費

20.622.0km/ℓ(JC08モード)

FF(前輪駆動)が、20.6km/ℓで、4WD(四輪駆動)が22.0km/ℓになっています。

燃費性能はコンパクトカーの中で比べると低い方になります。

ただ、悪路を走れるSUVとして考えるなら燃費性能は良いです。

走行性能

1000ccのターボエンジンを搭載していて、1500ccのノーマルエンジン並の動力性能を持っています。

走行モードに「スノー」と「スポーツ」を設定しています。

「スノー」は、トルク(瞬間的なタイヤを回す力)を抑えて、タイヤの空転を抑えることによって、滑りやすい雪道でもスムーズに走行することができるようになります。

「スポーツ」は、パワーのあるトルクでエンジンの回転数を高くキープすることで力強いスポーティな走りができます。

あとは、トランスミッションが「トルコン6AT」なので、「CVT」と比べると燃費性能は落ちますが、加速性能やコントロール性能を向上させています。

居住性

クロスビーの車内は、空間効率を高める作りになっていて外観からの見た目以上に足元や頭上が広いです。

インパネはシンプルですが、使いやすい設計がされていて、モニターの下に「ヒルディセントコントロール」や「グリップコントロール」「モード切替スイッチ」などを配置して、路面状況に応じてすぐに切り替えられるようにしてあります。

その下の方には、エアコンのコントロールパネルが配置されています。

インパネのカラーパネルは標準ではアイボリーですが、オプションでイエローやレッドなどの他の色に変えることができたり、デカールでパターンを変えることができます。

(カラー5色と6パターンのデカールを自分好みに選ぶことができます)

後席は分割式で、左右それぞれにリクライニング機能と165mmスライド機能が付いています。

それと、上級モデルの「MZ」には、後席にトレーが付いていたり、シートが撥水加工されていたりします。

荷室(ラゲッジルーム)

荷室はコンパクトカーなので通常の状態だとあまり広くないです。

ただ、シートをスライドさせたり、倒したりすることで広い荷室として使うことができます。

あとは、荷室の下に「アンダーボックス」が設置されていて、取り外すことが出来るので、そのまま丸洗いが出来たり、物を入れたまま運んだりすることができます。

アンダーボックスは、駆動方式によって容量が異なり「FFは81ℓ」「4WDは37ℓ」となっています。

「MZ」の荷室の床面は汚れを落としやすい素材が使われています。

安全装備

「MZ」には、単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせた先進の安全装備「デュアルセンサーブレーキサポート」を標準装備しています。

ですが、「MX」はオプションとなっていて、セーフティサポートパッケージを選ばないとサイドエアバッグも付かないです。

デュアルセンサーブレーキサポートは歩行者を検知する緊急自動ブレーキが搭載されています。

緊急自動ブレーキ以外の主な安全装備として・・・

「誤発進抑制機能」

前方に壁がある時にアクセルを踏むと自動的にエンジンを抑制してくれます。

「後方誤発進抑制機能」

後方に障害物がある時にアクセルを踏むと自動的にエンジンを抑制してくれます。

「後退時ブレーキサポート」

後方の障害物と衝突しそうになると自動ブレーキが作動します。

「車線逸脱警報機能」

車線をはみ出そうとすると警報で教えてくれます。

「ふらつき警報機能」

車両が蛇行などをして「ふらついている」と判断した場合に警報で教えてくれます。

「先行車発進お知らせ機能」

信号での停車時に、前の車が発進して5m以上離れても発進しない場合に警報が鳴ります。

「ハイビームアシスト」

自動でライトのハイビームとロービームを切り替えてくれます。

「エマージェンシーストップシグナル」

55km/h以上で走行中、急ブレーキを検知するとハザードランプを高速で点灯させて、後方車両に注意を促します。

「ヒルホールドコントロール」

坂道発進で車が後ろに下がらないようにしてくれる機能です。

「全方位モニター用カメラ」

駐車をする時に真上から見下ろすような映像をモニターに映し出してくれます。

さいごに

以前、スズキはスイフトやワゴンRなどで、車体を大きくしたワイド版を発売したことがあります。

でも、今回のクロスビーはハスラーのワイド版ではなく、違うタイプのモデルとなっています。

初めて外観を見た時は「ハスラーと同じ」という印象でしたが、実際にはボディにボリュームがあり、ハスラーというよりは「BMW ミニ」に近いイメージを持ちます。

(ミニにデザインが似ているとうより、ミニのようにボリューム感があって、しっかりと作り込まれている印象を持ちます)

クロスビーは、高い悪路走破性と広い居住性を持つ5人乗りのコンパクトSUVです。

コンパクトカーの中ではとても実用性が高いので、ファミリーやレジャー向けなど幅広いユーザー層に支持されるモデルになりそうです。

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