車内が広いコンパクトカーのランキング順位について
コンパクトカーの車内の広さは・・・
「室内長×室内幅×室内高」の合計値でランキング付けをさせていただいています。
(足元の広さだけでなく、頭上のスペースも基準に入れています)
これからランキング形式で車内が広いコンパクトカーをご紹介させていただきますので、あなたのお車選びの参考にしてみてください。
第10位「日産 デミオ」
デミオは、優れた走行性能と内装のデザインが魅力のモデルです。
高いハンドリング性能を持っていて、Gベクタリングコントロールの搭載によってステアリング操作などを楽にしてくれてなめらかな運転ができます。
※Gベクタリングコントロールはエンジンでシャシー(車の足回り機構)を高めてくれる技術です。
室内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1805×1445×1210mm
デミオのインテリアは、デザイン性に優れていて質感がとても高いです。
ただ、前席を優先した作りになっているので後席と荷室は狭いです。
(2名以内の乗車をする人向けとなっています)
それと、デミオの前席にはステアリングの位置や角度を変えることができる「ステアリングチルト&テレスコピック」やシートの高さを調節できる「シートリフター」が標準装備されています。
デミオは、高い走行性能や安全性能が大きな魅力となっているモデルなので、後席や荷室の広さは他のモデルと比べると少し見劣りしてしまいます。
室内自体は広くはないですが、細かい部分まで上質に作られているので高級感を感じることができるモデルです。
荷室の広さ
高さ:870mm
幅:990mm
奥行き:680mm(後席格納時:1430mm)
価格と燃費
価格:1,382,400~2,246,400円
燃費:19.2~30.0km/ℓ(JC08モード)
第9位「三菱 ミラージュ」
ミラージュは重量が軽いので動力性能が高めで比較的、低価格なことが魅力のモデルです。
(車両重量が900kgで、コンパクトカーの中で最も軽いです)
低価格を実現するためにタイで生産して日本に輸入しています。
コストを抑える為にタイで生産されていますが、タイの技術水準は高いです。
室内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1870×1390×1220mm
ミラージュは、コンパクトカーの中でもボディが小さい方で車内もあまり広くないです。
足元が狭く、頭上は少し圧迫感を感じます。
(大柄な体だと長時間の乗車は厳しいです)
荷室の広さ
高さ:790mm
幅:980mm
奥行き:560mm(後席格納時:1360mm)
価格と燃費
価格:1,380,240~1,485,000円
燃費:23.8km/ℓ(JC08モード)
第8位「日産 マーチ」
マーチは、丸みのあるデザインや多彩なボディカラー、可愛らしい内装などが魅力のモデルです。
主に女性ユーザー向けのスタイルになっていますが、モダンな雰囲気の「ボレロ」や、スポーツモデルの「ニスモ」なども設定されています。
スタイル以外にも、視界が良いので運転がしやすいです。
(前方だけでなく、後方の視界も良いので駐車もしやすいです)
ただ、安全装備(自動ブレーキ)が付いていないのが残念です。
マーチもミラージュと同じようにタイで生産された輸入車となっています。
室内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1905×1370×1270mm
外観同様に内装も丸形のモチーフを使用した作りになっています。
居住性では、前席は快適ですが後席は足元と頭上が狭くなっています。
荷室の広さ
高さ:650mm
幅:980mm
奥行き:550mm(後席格納時:1380mm)
価格と燃費
価格:1,151,280~1,753,920円
燃費:21.4~23.0km/ℓ(JC08モード)
第7位「スズキ スイフト」
スイフトは、軽量化による高い動力性能と優れたハンドリング性能が魅力のモデルです。
ボディが軽いので燃費性能も良いです。
ラインナップが多彩で、「ハイブリッド」「マイルドハイブリッド」「ターボ」などが設定されています。
(トランスミッションも、CVT、5MT、5AGS、6ATと幅広く設定されています)
安全装備も充実していて、歩行者を検知できる自動ブレーキを搭載しています。
室内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1905×1370×1270mm
スイフトは、前席を優先して作られているので前席は快適に乗車できますが後席は足元と頭上が少し狭いです。
前席のシートは長時間の運転でも疲れにくい設計がされています。
後席は、グレードの「XG」と「XG-DJE」を除いてシートにリクライニングの機能が付いています。
荷室の広さ
高さ:685mm
幅:1000mm
奥行き:440mm(後席格納時:1230mm)
価格と燃費
価格:1,343,520~1,949,400円
燃費:16.4~32.0km/ℓ(JC08モード)
第6位「トヨタ ヴィッツ」
ヴィッツは、特に優れた特徴があるわけではないですが、走行性能や安全性能などあらゆる面で水準に達していて不満を感じにくいです。
そして、低価格なモデルでもあります。
それと、全長が短いので運転しやすいです。
室内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1920×1390×1250mm
前席は快適に座れますが、後席は少し狭さを感じます。
シートの座面を高めに設定して深く座れることで長時間、姿勢を崩さず座れるようにしてあります。
(長時間座っていても疲れにくい工夫がしてあります)
荷室の広さ
高さ:865mm
幅:1000mm
奥行き:620mm(後席格納時:1420mm)
価格と燃費
価格:1,181,520~2,237,760円
燃費:18.0~34.4km/ℓ(JC08モード)
第5位「トヨタ パッソ(ダイハツ ブーン)」
パッソ(ブーン)は、コンパクトカーの中で最も全長が短いモデルです。
※パッソとブーンは販売しているメーカーは違いますが、ほとんど同じ車の兄弟車です。
扱いやすいサイズで運転しやすいことと、低価格で低燃費な部分が魅力となっています。
(コンパクトなサイズで視界が良いので運転しやすいです)
低価格ですが自動ブレーキを搭載しています。
室内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1975×1420×1270mm
全長が最も短いモデルですが、ホイールベース(前輪と後輪の間の距離)を長めに設定することで後席の足元を広くしてあります。
ボディサイズは小さいですが、車内は狭さを感じない作りになっています。
ただ、後席の足元を広くしたので、荷室は少し狭くなっています。
荷室の広さ
高さ:780mm
幅:1020mm
奥行き:480mm(後席格納時:1390mm)
価格と燃費
価格:1,150,200~1,830,600円
燃費:24.4~28.0km/ℓ(JC08モード)
第4位「ホンダ フィット」
フィットは、実用性と安全性に優れたモデルです。
そして、大きな特徴として燃料タンクを前席の下に搭載することで後席の居住性を高めています。
(多くの車は後席の下に燃料タンクを搭載しています)
荷室の使い勝手も良いです。
それと、ハイブリッドはコンパクトカーの中でも優れた燃費性能となっています。
室内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
1935×1450×1280mm
フィットは、燃料タンクを前席の下に搭載することで空間効率を高めて車内を広くしてあります。
後席の床が低いので、後席を折りたたんだ時に荷室も広く使えるようになります。
そして、燃料タンクが搭載されていても前席は足元と頭上に余裕があるので快適に運転することができます。
それと、シートを格納した時に床に段差ができずフラットな状態になります。
荷室の広さ
高さ:820mm
幅:1000mm
奥行き:620mm(後席格納時:1520mm)
価格と燃費
価格:1,428,840~2,367,360円
燃費:19.2~37.2km/ℓ(JC08モード)
第3位「日産 ノート」
ノートは、運転がしやすく安全性能が優れているモデルです。
駆動用バッテリーを前席下の低い位置に搭載しているので重心が低く安定した走行ができます。
(自動ブレーキは車両だけでなく歩行者も検知します)
それと、「ノートe-POWER」は、燃費性能と静粛性に優れていて、車間距離を自動で制御できる「クルーズコントロール」や、アクセルペダルだけで速度調節ができる機能も付いています。
室内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
2065×1390×1255mm
ノートは、ホイールベースが長いので後席の頭上や足元が広いです。
(大人4人が乗車しても余裕を持って乗車できます)
後席の2名分のシートには体をホールドしてくれるサイドサポートが付いています。
あとは、ルームミラーをカメラ映像を表示してくれる(後席に人がいてもルームミラーが見やすい)「スマート・ミラー」や豊富な収納ボックスなど快適装備が充実しています。
荷室の広さ
高さ:700mm
幅:950mm
奥行き:620mm(後席格納時:1640mm)
価格と燃費
価格:1,399,680~2,734,560円
燃費:23.4~37.2km/ℓ(JC08モード)
第2位「トヨタ ルーミー(タンク)」
ルーミーは全長と全幅はコンパクトなサイズですが、全長を高くすることで居住性を高めているモデルです。
それと、スライドドアも装備してあいます。
あとは、荷室も広く積載性に優れています。
※トヨタのルーミーとタンク、ダイハツのトール、スバルのジャスティスは外観に違いはありますが大きさや性能はほとんど同じ兄弟車です。
室内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
2180×1480×1355mm
軽自動車のハイトワゴンのように全長を高くすることで車内の空間を広くしてあるモデルです。
そして、車内だけでなく荷室も広いので積載性に優れています。
あとは、シートアレンジが多彩で実用性も高いです。
後席には、240mmのスライド機能が付いていて、リクライニングは70度まで倒れます。
シートを倒すとフルフラットになるので車中泊としても使うことができます。
荷室の広さ
高さ:980mm
幅:1030mm
奥行き:470mm(後席格納時:1550mm)
価格と燃費
価格:1,463,400~2,008,800円
燃費:21.8~24.6km/ℓ(JC08モード)
第1位「スズキ ソリオ」
ソリオはスライドドアを装着した背の高いコンパクトカーです。
全長は短いですが、全高を高めに設定することで車内を広くしています。
それと、荷室の使い勝手が良く実用性が高いです。
あとは、自動ブレーキは歩行者も検知するので安全性にも優れています。
取り回し性も良く最小回転半径は、4.8mとなっています。
室内の広さ
「室内長×室内幅×室内高」
2515×1420×1360mm
全長と全幅はコンパクトカーの中でも小さいサイズに抑えていますが、全高を1700mm以上にすることで頭上に広い空間を作っています。
(天井が高いと車内はかなり広く感じます)
シートアレンジも多彩です。
あとは、運転席には、ステアリングの位置を変更する「ステアリングチルト」やシートの高さを調節できる「シートリフター」が標準装備されています。
ハイブリッドの後席には、165mmのスライド機能が付いています。
荷室の広さ
高さ:970mm
幅:1480mm
奥行き:440mm(後席格納時:1020mm)
価格と燃費
価格:1,454,760~2,112,200円
燃費:23.8~32.0km/ℓ(JC08モード)