最新ロボット掃除機の新機能「SLAM(スラム)」とは?
現在のロボット掃除機は2つのタイプに分かれます。
1つ目のタイプは初期型のサブサンプション・アーキテクチャーを搭載しているタイプです。
このタイプは、条件反射的に動いて、壁や障害物にぶつかったり、ぶかりそうなギリギリ所で方向転換して掃除をしていきます。
2つ目のタイプは最新型の「SLAM(スラム)」という技術を取り入れているタイプです。
このタイプは、自分の位置の確認と地図を自動で作る作業を同時に行うのでムダなく掃除ができるタイプです。
SLAMは、カメラを搭載していて、最初に家具や壁の位置をカメラで確認してから地図を作ります。
そして、その地図をもとにムダなく掃除をすることができるのです。
これから人気の高いロボット掃除機を比較してランキング形式で5種類ご紹介させていただきます。
あなたが、これからロボット掃除機を買うときの参考にしてみてください。
第5位「ネイト Botvac D8500」
オープン価格:8万6180円
ネイトロボティクスの「ネイト Botvac D8500」
部屋をマッピングしながら効率的に動ける「SLAM技術」をいち早くとりいれていて、D型というアルファベットの「D」の形をしているモデルです。
D型モデルは直線的なデザインなので角や壁際でもしっかりとゴミを取ってくれます。
規則的に動くだけでなく、少しづつ進んで回り込んだり、隅の方にも寄っていったりと様々な動きを柔軟にできます。
新しいモデルは、毛足の長いカーペットでも問題なく走行できるブラシを搭載しています。
音も以前に比べると静かになっています。
0.7リットルの大容量ダストボックスが付いているのでゴミを捨てる回数を減らすことができます。
第4位「ロボット家電 COCOROBO RX-V95A」
オープン価格:9万7200円
初めてロボット掃除機を使う人に向いている「ロボット家電 COCOROBO RX-V95A」
消耗しやすいサイドブラシが特別な器具を使わなくても付け替えることができるので交換が楽です。
ゴミを見つけると音声が出てじゃべるユニークな機能がついています。
留守にしていた時に、言葉で報告もしてくれます。
隅の部分では風を送ってゴミを出す機能があります。
ジグザグ走行とランダム走行を使い分けて掃除をしてくれるので小さめの部屋に向いています。
デメリットとしては、充電器に帰る時に時間がかかる場合があります。
第3位「ルーロ MC-RS1」
オープン価格:10万7784円
パナソニックから登場した「ルーロ MC-RS1」
特徴は三角形のフォルムです。
形が三角形なのとサイドブラシが長く隅のゴミをかきだせるので壁際のゴミもしっかりと吸い取ってくれます。
ハウスダスト発見センサーが作動すると念入りに掃除をしてくれます。
ただ、デメリットとしてはダストボックスが小さいのでゴミを捨てる回数が他のロボット掃除機に比べると多くなります。
(1回の掃除でダストボックスがいっぱいになることもあります)
第2位「ダイソン 360 Eye」
オープン価格:14万9040円
最強の吸引力を誇る「ダイソン 360 Eye」
ダイソン初のロボット掃除機です。
「他のロボット掃除機の4倍の吸引力」というだけあって一回通っただけで、取りこぼしはほとんどないです。
(他のロボット掃除機は一回通っただけでは取りこぼしがあるので何度も通って吸い取ったりします)
ビジョンシステムのカメラで360°部屋を見ながら効率良く掃除をしていきます。
車輪ではなくベルト駆動式を採用しているので、2cmの段差も安定して乗り越えてくれます。
デメリットとしては、カメラを頼りにして掃除をするので部屋が暗いと動作が鈍ってしまいます。
それと隅の部分は、ブラシが入り込めない場合あります。
あとは、他のロボット掃除機に比べると価格が高いです。
吸引力だけで考えたら、どのロボット掃除機よりも優れています。
第1位「ルンバ980」
オープン価格:13万5000円
ロボット掃除機と言えば「ルンバ」というくらい人気があるアイロボットの最新機「ルンバ980」
以前の何度も同じ場所を通って取りこぼしのゴミを吸収するタイプから「SLAM(スラム)」機能を搭載してさらに進化したルンバです。
本体のカメラと底についているフロアトラッキングセンサーで部屋の空間を感じ取ることができます。
そして、ダイソンのカメラと違い暗い場所でもしっかりと反応することができます。
ダイソンは障害物だと見なしたら、本当は障害物でなくても掃除を辞めてしまいますがルンバは状況に合わせてしっかりと掃除をしてくれます。
ムダな動きがないので電池の持ちもいいです。
そして大きなダストボックスがついているのでマメにゴミを捨てに行かなくても済みます。
吸引力もダイソンほどではないですが高い水準となっています。
デメリットとしてはダイソン同様に10万円を越えていて高価なことです。
さいごに
ロボット掃除機は、どんどん進化してきています。
D型や三角形などのフォルムを変えたり、SLAM技術で部屋の空間を自動で把握しながらお掃除をしてくれます。
そして、「しゃべるロボット掃除機」や外出していてもスマホで「遠隔操作」ができるようにもなっています。
これからロボット掃除機はさらに進化していくと思いますが、今度はどのような新しい機能がつくのか楽しみです。
ただ、価格はあまり上がらないで欲しいですね。