軽自動車の基礎知識!軽自動車の税金や車検費用やメリットとは?

意外と知らない軽自動車の基礎知識とは?

「軽自動車ってどんな車?」て聞かれると「ボディがコンパクトで車両価格と維持費が安い車」て答える人が多いのではないでしょうか。

ただ、詳しく税金や車検の費用を聞かれたり、他の乗用車と比べるとどのようなメリットがあるのかを聞かれたら意外と分からなかったりするものです。

これから乗用車と軽自動車を比べた時のメリットや税金、車検費用などについてお話させていただきますので、軽自動車を購入する時の参考にしてみてください。

軽自動車の税金ってどれくらいかかるの?

軽自動車の税金代は以前は7,200円だったのですが、2015年4月から1万800円まで値上がりしました。

それでも、他の乗用車の税金額に比べるとかなり安いです。

そして、車種によって免税や減税があるので更に安くなる場合があります。

軽自動車の車検費用っていくらなの?

軽自動車の車検費用は・・・

法定費用+車検基本料+修理代(部品交換、工賃)

によって決まります。

法定費用というのは「自動車重量税」「自賠責保険料」「印紙代」の合計額です。

  • 自動車重量税=6,600円
  • 自賠責保険料=26,370円
  • 印紙代=1,100円
  • 合計=34,070円

    ※エコカー減税対象車ならもっと安くなります。

    そして「車検基本料」は、車検を出す場所によって変わってきます。

    基本的にはディーラー車検は費用が高く、車検専門店(コバックなど)や整備工場は費用が安いです。

    ガソリンスタンドでも車検を行っている場所があります。

    一番安く済むのは「ユーザー車検」なのですが自分ですべてをやらなければいけないです。

    車検基本料はだいたい1~2万円くらいです。

    法定費用と合わせると軽自動車の車検費用は約44,000~54,000円ほどになります

    (車検に出す場所やエコカー減税によって費用は変わります)

    軽自動車意外の乗用車に比べると車検費用は安いです。

    そして注意して欲しいのが修理代(部品交換、工賃)です。

    新車で購入して初めての車検ならほとんど必要ないかもしれませんが、中古車だったり、長く乗っていると交換しなければいけない部品が増えてきます。

    消耗品であるバッテリーや各種フィルター、オイル関係、ブレーキパッドなどなど様々な物を「交換しませんか?」と車検の時に聞かれるようになります。

    色々交換したら10万円以上になることも珍しくないです。

    軽自動車のメリットとは?

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    軽自動車は税金が安い意外にもメリットがあります。

    「燃費がいい」

    軽自動車のほとんどが「20km/ℓ」以上でかなり燃費が良いです。

    タンクの容量は少ないけれど燃費がいいので頻繁にガソリンスタンドに行くこともないです。

    「運転しやすい」

    ボディがコンパクトサイズで小回りが利くので運転しやすいです。

    狭い道路も駐車場も楽に入っていけます。

    それと、最近はガラス面積が広く視界がかなり良くなっているし、居住空間も良いので長時間運転していても昔の軽自動車のように疲れないです。

    「車種が豊富」

    ・室内が広いハイトワゴンタイプ

    (ウェイク、タント、N-BOX、スペーシアなど)

    ・荷室がかなり広いワンボックスタイプ

    (NV100クリッパーリオ、ディアスワゴン、スクラムワゴンなど)

    ・雪道や悪路でも走りやすいSUVタイプ

    (ハスラー、ジムニーなど)

    ・走りが楽しめるセダンタイプ

    (アルト ターボRS、N-BOX SLASH、ムーヴ カスタムRSなど)

    ・カジュアルで外の風が感じられるオープンスポーツタイプ

    (コペン、S660)

    他にも軽のキャンピングカーに電気自動車、トラックなど様々な種類があります。

    「ランニングコストが安い」

    有料道路の料金が割安になっていたり、洗車をしてもらう場合やカーショップでの工賃なども他の乗用車に比べると安くなっていることが多いです。

    他にもタイヤ代が安かったり、スーパーの駐車場に「軽自動車専用」が用意されていたりといったメリットもあります。

    さいごに

    昔は、軽自動車というと室内や荷室が狭いというイメージがありましたが、最近ではミニバン並みに居住空間が広かったり、荷室も広いです。

    シートを倒せば、ベッドになって車中泊できるタイプもあります。

    そして、安全機能も充実してきているし、ターボ車なら高速道路でも快適に走行することができます。

    メリットが多いので、今は「軽でもいい」ではなく「軽がいい」に変わってきています。

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