がん保険の必要性とは?
日本人が亡くなる原因の1位は「がん」です。
亡くなる原因の1位ではありますが、最近では「がん」は「不治の病」ではなく「治療によって治る病気」に変わってきています。
ただ、治る病気であっても、治療が満足に受けられなければ助かるはずのものが助からなくなる可能性があります。
実際には、健康保険には「高額療養費」という制度があるので、月給が50万円以下なら1ヵ月で25万円の治療費がかかったとしても実質は8万6000円程度で済みます。
でも、「できる限り苦しまずに早く治る良い治療」を受ける為には、健康保険の効かない先進医療を行う必要が出てくるかもしれません。
そして、再発や転移をすると長期の治療が必要になります。
そういった必要な時に安心して治療を受けられる為に「がん保険」の必要性が出てきます。
これから、人気があっておすすめのがん保険を5つご紹介させていただきますので、あなたのがん保険選びの参考にしてみてください。
第5位「がんベスト・ゴールドα」
がんの診断一時金に特化したAIG富士生命の「がんベスト・ゴールドα」
初回に受け取れる給付金300万円まで加入することができます。
※主契約と悪性新生物初回診断一時金特約の合計額です。
そして、手術や入院日数、治療方法に関係なく2年ごとに給付金を受け取ることができます。
2年ごとに受け取る給付金の条件は、再発、転移だけでなく通院の場合でも受け取ることができます。
あとは、がんになると払込が免除になります。
残念なのは、2014年までは安くて保障が充実したので他の保険よりも圧倒的に人気があったのですが、大幅に保険の内容が変わってしまったことです。
保険料が一気に上がって上皮内新生物が主契約から特約に変わってしまったのです。
それでも、ランキング上位に入る良い保険であることには変わりないです。
【月額保険料】
「30代」
男性:2310円、女性:2174円
「40代」
男性:3251円、女性:2690円
「50代」
男性:4749円、女性3307円
【診断給付金】
「上皮内新生物」
50万円
※2年に1回を限度に無制限
「悪性新生物」
100万円
※2年に1回を限度に無制限
【入院給付金】
なし
【特約一覧】
・悪性新生物初回診断一時金特約
・がん先進医療給付金特約
・がん入院・手術給付金特約
・がん死亡保障特約
※100万円プラン、終身払い
(上皮内新生物診断給付金、がん先進医療給付金)
第4位「がん治療支援保険NEO」
様々ながん治療に対応した「東京海上日動あんしん生命の支援保険NEO」
2015年に内容が新しくなり、保険料を引き下げて抗がん剤の対象範囲も広げています。
診断一時金は再発、転移でも2年に1度受け取ることができます。
そして、初回一時金は上皮内新生物の場合でも受け取ることができます。
【月額保険料】
「30代」
男性:3912円、女性:4025円
「40代」
男性:6011円、女性:6066円
「50代」
男性:11211円、女性8101円
【診断給付金】
「上皮内新生物」
100万円
※2年に1回を限度に無制限
「悪性新生物」
100万円
※2年に1回を限度に無制限
【入院給付金】
日額1万円
【特約一覧】
・悪性新生物初回診断特約
・がん手術特約
・がん通院特約
・抗がん剤治療特約
※Cタイプ、終身払い
悪性新生物払込免除、がん先進医療特約
第3位「終身ガン治療保険プレミアム」
チューリッヒ生命の「終身ガン治療保険プレミアム」
がん治療の三主流となってきている三大治療(抗がん剤治療、ホルモン剤治療、放射線治療)を主契約とした新しいタイプのがん保険です。
終身ガン治療保険プレミアムの大きな魅力は、治療を受けると月ごとに給付金を受け取ることができることです。
がんと診断された時から5年以内にストレス性疾病を発病した場合は、1度だけ5万円か10万円の給付金を受け取ることができます。
他にも、各種特約が充実しているがん保険です。
【月額保険料】
「30代」
男性:2557円、女性:2459円
「40代」
男性:3451円、女性:2982円
「50代」
男性:5177円、女性3564円
【診断給付金】
「上皮内新生物」
100万円
※2年に1回を限度に入院したら無制限
「悪性新生物」
100万円
※2年に1回を限度に入院したら無制限
【入院給付金】
なし
【特約一覧】
・悪性新生物保険料払込免除
・がん手術特約
・がん入院特約
・がん通院特約
・がん診断特約
・がん緩和療養特約
・がん診断後ストレス性疾病特約
※シンプルプラン、終身払い
先進医療特約、悪性新生物保険料払込免除
第2位「ガードエックス」
三大治療の場合に毎年給付金が受け取れる「メットライフ生命のガードエックス」
三大治療(手術、抗がん剤治療、放射線治療)への一時金として、一年に一回まとまった額の給付金を受け取ることができます。
他にもホルモン剤の給付金もあります。
それと、がん進行が最も重い状態(ステージⅣ)と診断された場合には治療法に関係なく入院や通院をした場合に一時金を受け取ることができます。
保険料払込免除もあります。
あとは、既往症の場合でも加入しやすいがん保険です。
【月額保険料】
「30代」
男性:3490円、女性:5033円
「40代」
男性:5548円、女性:7110円
「50代」
男性:9158円、女性9179円
【診断給付金】
「上皮内新生物」
50万円
※1年に1回を限度に5回まで
「悪性新生物」
100万円
※1年に1回を限度に5回まで
【入院給付金】
なし
【特約一覧】
・終身がん診断給付特約
・終身ホルモン剤治療給付特約
・終身がん入院給付特約
・終身女性特定ケア給付特約
※充実コース・がん診断一時金タイプ
(B2プラン)
第1位「がん保険Believe」
保険料が安く、診断一時金の種類が充実している「オリックス生命のがん保険Believe」
オリックス生命のビリーブは初回診断給付金と治療給付金を合わせて150万円を受け取ることができます。
一時金の種類は・・・
・がん初回診断一時金=100万円(診断)
・がん手術給付金=20万円(手術)
・がん治療給付金=50万円(入院)
・がん退院一時金(退院)
そして、上皮内新生物でも悪性生物と同額の保障がされています。
ただ、診断給付金が一回限りの給付となっています。
そのかわり、入院を条件に治療給付金が支給されるようになります。
治療給付金は支払回数が無制限となります。
(がん治療を目的とした2年に1度の入院が対象)
あとは、10日以上継続して入院した場合には、退院するときに10万円の一時金が給付されます。
【月額保険料】
「30代」
男性:2580円、女性:2170円
「40代」
男性:3710円、女性:2850円
「50代」
男性:5500円、女性3610円
【診断給付金】
「上皮内新生物」
100万円
※1回限り
「悪性新生物」
100万円
※1回限り
【入院給付金】
日額1万円
【特約一覧】
・がん先進医療特約
・がん通院特約
・特定生涯不担保
※基本給付金額1万円コース、終身払い
がん先進医療特約
さいごに
がん保険を選ぶポイントは、「診断給付金の受け取る条件と回数」と「特約」です。
診断給付金は、保険によって受け取れる回数や金額が変わってきます。
そして、特約はつけると保険料が上がってしまいます。
上皮内新生物は悪性新生物と違って再発や転移の可能性がほとんど無いがんなので、必要ない特約も出てきます。
保険内容はがん保険によって全然違うので、よく考えてから加入するようにしてください。