医療保険は必要?知っておきたい基礎知識とは?

医療保険とは?ホントに必要?

医療保険は、「入院」や「手術」の費用を負担してくれる保険です。

公的保険である健保や国保で足りない分を医療保険で補うといった形になります。

医療保険は、加入しておいた方が良いのですが、保険内容が保険ごとに違うので「必要な保障」と「必要ない保障」が人によって変わってきます。

通常の場合は「入院給付金」+「手術給付金」という内容で契約をするのですが、最近は「三大疾病」や「女性医療」「先進医療」「払い込み免除」といった様々な「特約」を見てから医療保険を選ぶようになってきています。

特約を選べるようになったからこそ、自分に本当に必要な医療保険を見極めることが大切になってくるのです。

医療保険でチェックするポイントとは?

①「保障期間」

医療保険は保障期間の決まっている定期型と一生涯、保障が続く終身型に分かれています。

医療保険の場合は生涯、保障が続く終身保険の方が安心できます。

②「保険料を払い込む期間」

保険料を払う期間も重要になります。

できれば、60歳くらいまでの払い込みで、一生涯保障してくれる保険がいいです。

ただ、最近は生涯保険料を支払うタイプが増えてきています。

③「入院日額の金額」

入院日額は、5千円、1万円と保険によって様々です。

生命保険文化センターによると、1日の自己負担額は平均で2万990円もかかってきます。

公的健康保険により医療費は軽減されますが、それでも負担は大きいです。

なので、入院日額はしっかりと確認しておきたいポイントとなります。

④「入院の限度日数」

入院の限度日数は保険会社の保険内容によって大きく変わってきます。

限度日数は30~360日となっていて、保険の種類によってはさらに長期の場合もあります。

⑤「特約の内容」

特約の内容は保険によってかなり違ってきます。

最近は「三大疾病」の保障が付いているタイプが主流になってきています。

※三大疾病とは「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」のことです

特約は、同じ三大疾病でも給付される条件が「診断時に給付」や「入院時に給付」と商品によっても違ってきます。

⑥「手術給付金」

手術給付金は、手術をしたときに支払われるお金です。

受け取れる額は、手術内容によって変わったり、一律で同じな場合もあります。

そして、入院した場合と外来手術によっても変わってくるのでしっかりと確認しておいた方がいいです。

特約の先進医療って何ですか?

医療保険の特約に「先進医療」が付いている場合があります。

先進医療というのは、大学病院などで開発される最先端の医療のことです。

これは、全部自己負担となります。

先端医療のがん治療を受けたくても経済的な面で受けられない場合があります。

先進医療特約では、治療費以外にも交通費や宿泊費が付いている保険もあります。

年収とひと月あたりの自己負担額とは?

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年収とひと月あたりの自己負担額は・・・

・住民税非課税者(低所得者)=約3万5000円

・年収約370万円以下=約5万7000円

・年収約370万円~770万円=約8~9万円

・年収約1160万円以上=約25万円以上

(※70歳未満の場合です)

年収約370万円~770万円だとひと月に医療費が約8~9万円かかります。

この他に、食事代やベッド代がかかってくる場合もあります。

後は、入院前の準備などあらゆることに費用がかかってきます。

だからこそ、医療保険の保障内容はしっかりと確認して選びたいですね。

さいごに

医療保険だけでも生涯に支払う額は100万円以上と言われています。

そんな高い額を支払っているにもかかわらず、自分の医療保険の保障に何が付いているのかを知っている人は意外と少ないです。

医療保険は保険会社の商品内容によって全然違います。

いざ、医療保険を使うことになった時に「あれ?入院費これしか出ないの?」とか「先進医療の特約付いていると思ってたんだけど・・・」なんてことになってしまわないように、自分の入っている保険をしっかりと確認しておいた方がいいです。

そして、もしまだ医療保険に加入していないなら、入るときは損や失敗をしないようにしっかりと調べてから加入するようにしてください。

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