自動ブレーキ!各メーカー自動ブレーキシステムの評価と比較とは?

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自動ブレーキ!各メーカー自動ブレーキシステムの評価と比較とは?

自動ブレーキって何?


クルマの「緊急自動ブレーキ」は「勝手にブレーキをかけて止まってくれるシステム」と勘違いしている人は多いですが実際には・・・

緊急時の被害を軽減してくれるシステム

です。

危険を知らせてくれたり、衝突を回避してくれたり、被害を軽くしてくれるシステムなのです。

「何が違うの?」と感じるかもしれませんが緊急自動ブレーキシステムには色々な種類があり、それぞれに制限もあります。

「作動速度の上限」だと時速100キロ以下でないと作動しないタイプから時速30キロ以下でないと作動しないタイプもあります。

自分の乗るクルマが何キロのスピードで作動するのかをちゃんと分かっていないと過信しすぎて事故につながってしまう可能性もあるのです。

他にも搭載しているカメラやレーダーによって前方を走行するクルマだけでなく歩行者や自転車を検知して作動するタイプと歩行者や自転車は対象外も物もあります。

なのですべて自動ブレーキが「勝手にブレーキをかけて止まってくれるシステム」ではないのです。


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緊急自動ブレーキのメカニズムの種類とは?


緊急自動ブレーキのメカニズムは大きく分けて4つあります。

その4つのメカニズムにはメリットとデメリットがあるのでご説明させていただきます。


赤外線レーザー方式とは?


赤外線レーザー方式の自動ブレーキは「簡易型」で検知できる範囲は8~10m程度しかないです。

そして作動速度の上限も時速30キロ以下と低いです。

あとは歩行者を検知してくれないです。

検知できる範囲が狭く、作動速度も低く、歩行者も検知できないのでデメリットが目立ちますがその分「価格が安い」です。

価格は安く約2~3万円で装着できてシステムもコンパクトになっています。

この赤外線レーザー方式の自動ブレーキは主に軽自動車やコンパクトカーに採用されています。


ミリ波レーダー方式とは?


ミリ波レーダーは、遠くまで検知できるの高速域でも自動ブレーキを作動させることができます。

ミリ波レーダーを搭載していれば前を走るクルマに自動で追走することができる「クルーズコントロール」を備えることもできます。

ただ、対象物の反射を利用するシステムなので歩行者は検知できないです。

オプション価格は6万円前後となっています。


カメラ方式とは?


カメラ方式は映像として検知することができるシステムです。

映像として検知できるので人間の目で見る感覚(視覚)に近い能力を備えています。

なので、車両だけでなく歩行者や自転車を検知して緊急自動ブレーキシステムを作動させることができます。

車種によってはカメラを2個搭載してより安全性を高めているモデルもあります。


複合方式とは?


複合方式というのは、「赤外線レーザー」や「ミリ波レーダー」「単眼カメラ」などを組み合わせて複数のセンサーで感知するシステムです。

赤外線レーザーやミリ波レーダーだけでは映像を認識できないですが、カメラ方式を取り入れることで歩行者を検知することもできます。

あとは道路の白線も映像で認識できるので「車線逸脱防止機能」を備えることもできます。


トヨタ車の主な自動ブレーキとは?


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トヨタの主な緊急自動ブレーキシステムについてご紹介させていただきます。


トヨタセーフティセンスC


赤外線レーザーと単眼カメラを併用した緊急自動ブレーキです。

衝突が迫っている時は高速域でも警報で危険を教えてくれますが、緊急自動ブレーキは時速80キロ以下での作動となります。

歩行者は検知しないです。

緊急自動ブレーキの他に車線逸脱警報も行ってくれます。

低価格でアクアやヴォクシーなど幅広い車種に搭載されています。


トヨタセーフティセンスP


ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した緊急自動ブレーキです。

高速域でも作動して歩行者を検知することもできる優れたシステムです。

プリウスなどに搭載されています。


プリクラッシュセーフティ


ミリ波レーダーを使った緊急自動ブレーキです。

高速域で自動ブレーキを作動させることができますが歩行者を検知することはできないです。

設計自体が古いので性能はあまり良くないです。


ホンダ車の主な自動ブレーキとは?


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ホンダの主な緊急自動ブレーキシステムについてご紹介させていただきます。


シティブレーキアクティブシステム


赤外線レーザーを使用した低速用(時速30キロ以下)の緊急自動ブレーキです。

軽自動車やコンパクトカーに搭載されています。


ホンダセンシング(中級車種)


ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した緊急自動ブレーキです。

高速域でも緊急自動ブレーキが作動して歩行者も検知してくれます。

ステップワゴンなどに搭載されています。


ホンダセンシング(上級車種)


緊急自動ブレーキの他に車線逸脱防止機能も搭載していて、車線を逸脱しそうになると自動でハンドルが動いて元に戻ってくれます。

レジェンドやアコード、オデッセイなどに搭載されています。


日産車の主な自動ブレーキとは?


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日産の主な緊急自動ブレーキシステムについてご紹介させていただきます。


赤外線レーザー


主に軽自動車に仕様している緊急自動ブレーキです。

時速30キロ以下で作動するようになっています。


単眼カメラ


単眼カメラを搭載した緊急自動ブレーキです。

日産の主力は単眼カメラ方式でクルマは時速80キロ以下、歩行者は時速60キロ以下で作動します。


ミリ波レーダー


ミリ波レーダーを使用した緊急自動ブレーキです。

ミリ波レーダーは車両しか検知しませんが、2台先のクルマまで検知することができます。

歩行者は検知しませんが、車両だけに関しては検知能力が高いです。

スカイラインなどに搭載されています。


マツダ車の主な自動ブレーキとは?


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マツダの主な緊急自動ブレーキシステムについてご紹介させていただきます。


スマートシティブレーキサポート


赤外線レーザーを使用していて時速30キロ以下で作動する緊急自動ブレーキです。


スマートブレーキサポート


赤外線レーザーとミリ波レーダーとカメラを併用した緊急自動ブレーキです。

高速域でも作動できて、車線逸脱警報システムも搭載しています。

歩行者は検知しないです。


ブラインドスポットモニタリング


後方から来る車両を検知することができるシステムです。

ドライバーの死角になる斜め後ろからくるクルマの危険性を知らせてくれる機能を搭載しています。


スバル車の主な自動ブレーキとは?


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スバルの主な緊急自動ブレーキシステムについてご紹介させていただきます。


アイサイトバージョン2/3


2つのカメラを使用した高性能な緊急自動ブレーキです。

高速域で緊急自動ブレーキを作動させるだけでなく歩行者や自転車を検知することができます。

あとは、車線逸脱警報の機能も搭載されています。

スバルの安全性能は全般的に高性能です。


リヤビークルディテクション


後方の車両からの危険を検知したり、車線逸脱防止機能も付いているシステムです。

レヴォーグやフォレスターに搭載されています。


アダプティブドライビングビーム


ライトをハイビームの状態で対向車が来た時に検知して自動で対向車がまぶしくない明るさにしてくれる機能です。


スズキ車の主な自動ブレーキとは?


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スズキの主な緊急自動ブレーキシステムについてご紹介させていただきます。


レーダーブレーキサポート


時速30キロ以下で作動する赤外線レーザーを使用した緊急自動ブレーキです。

歩行者の検知はしないです。


レーダーブレーキサポートⅡ


ミリ波レーダーを使用した緊急自動ブレーキです。

高速域でも自動ブレーキが作動しますが歩行者は検知しないです。

前方のクルマに自動で追走するクルーズコントロールの機能も備えてあります。


デュアルカメラブレーキサポート


2つのカメラを搭載している高性能の緊急自動ブレーキです。

歩行者を検知して、車線逸脱の警報も行ってくれます。

イグニスやスペーシア、ハスラーのXなどに採用されています。


ダイハツ車の主な自動ブレーキとは?


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ダイハツの主な緊急自動ブレーキシステムについてご紹介させていただきます。


スマートアシストⅡ


赤外線レーザーと単眼カメラを併用した緊急自動ブレーキです。

時速50キロ以下で作動して歩行者も検知します。


三菱車の主な自動ブレーキとは?


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三菱の主な緊急自動ブレーキシステムについてご紹介させていただきます。


e-アシスト


カメラとミリ波レーダーを併用した緊急自動ブレーキです。

歩行者の検知はできませんが、車線逸脱の警報を行うことができます。


さいごに


緊急自動ブレーキシステムは各メーカーによって全然違うものとなっています。

さらに、メーカーの中でも高速で検知するタイプや低速でしか検知しないタイプがあります。

あとは、歩行者や自転車は検知しないけど2台先のクルマまで検知するシステムもあります。

自動ブレーキシステムは本当に様々な種類があるので、よく調べてから選ぶようにしてください。

安全であれば安全であるほど、あなたとあなたの大事な家族の命を救ってくれることになりますので。


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